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張子のお面を作る

今回、ビブリオン・フォエデリス出展に伴いロールをする(設定を元にキャラになりきり会話をする)ことができたため、オムニス(Mea Bijuterieの店主代理)に扮して参加をすることにしました。

彼はお面をしている設定です。
(以下、65センチドールとオビツ11)

手持ちにお面はあるのですが、コロナ禍でマスクをしなければならないため、オムニスのキャラを踏まえ、3/4お面をつくることに。

参考にしたのは以下のサイト。
https://shibu-kawa.jp/feature/f000021.html

まず、ローラカッター(裁断機)が家にあるので
そちらで100均一で購入した習字用半紙(10枚ほど)と、子供が購読してる子供新聞(4枚ほど)を裁断。
短冊型にしてから面倒になったため、ハサミでザクザク。
作成後かなり余ったので、どちらも半分の量でいいと思います。

ここで細かく(2cm×2cmほど)に切ったのですが、手間がかかるのでもう少し大きくて大丈夫そうです。

私はレジン製のお面(Amazonで購入)を持ってるので工作用紙を貼り付け理想の形にしてから、ラップを巻き付けました。
ぴったりフィットしないので裏側でセロテープで引っ張り合う形で止めます。

一層目に新聞紙を張り付けていきます。
でんぷんのり(50g)と水(200ml)を適当合わせました。
最終的にかなり余ったので、でんぷんのりは30gでも良かったかもしれない。(水も少なめで)
筆に絵の具が残ってたらしく何故か水色に…
でも、これは結構良かった。

二層目は半紙

三層目は新聞紙

これは、何層目か忘れるので、写真撮っておくのが正解です。あと7層分、半紙を貼り付け、合計で10層にします。。
私は6層目から、凹んでいる部分を平らにするため、触りながら凹んでるところに多めに半紙を重ねていきました。


ここまでで3時間。
乾燥させるため、浴室乾燥へ8時間程度。 
そして、剥離してみると裏側が乾いていないため、仮面を外してさらに4時間。

これがダメだった。
絶対に裏側が乾いてなかったら大元の土台に戻したほうがいいです。
歪んでしまったので、水でスプレーして再度土台に張り合わせ、浸透して成形しやすいように上からもラップして浴室乾燥へ8時間。

乾燥したため剥離。二枚目は裏面。
そのあと、周りの余分な部分や目の穴をハサミでカット。

カット後、紙粘土を水で濡らして柔らかくし、お面の凹みを直していきます。

また乾燥。8時間。
そこから
お面の表にはホワイトのアクリル絵の具、
裏面の見えそうな部分はブラックのアクリル絵の具を塗りました。
鉛筆で下書きしながら柄入れ。

こんな感じ。

そのあと、100均一のプランターの水捌け用の網をグルーガンでつけていきます。目が当たるので、凹凸のないほうを顔側に。

視界はかなりいいです。片方だけでも違和感はありません。

最終工程で、レザー用に穴あけパンチを持っているので、穴を開けてゴム(マスク用だと耳が痛くないかもしれないです)を通して完成です。
私は、普通の黒色ゴム(パジャマや、紅白帽とかに使うゴム)にしました。
ウィッグするとゴムはまったく見えなくなりました。
問題があったとすれば仮面の形状上、鼻が潰れるということ。扉の隙間埋めのスポンジなどで高低差を出すといいかも。

まとめ
意外と工程は簡単。でもかなり乾燥に時間がかかる。
ただ、お面をつるんと綺麗に成形するには技量が必要。(当たり前だけどプロで作ってる方は凄い)
さまざまな粘土を使用してる私でもあまり上手くつるんとは作れなかった。
(ヤスリがけしなかったので、まぁこんなもんかな)
筆や、穴あけパンチ、塗装道具などがあれば100均一で材料が揃う。
(筆や簡易な穴あけパンチなら100均一で揃ういい時代)
新聞紙ないって方はコンビニなどで200円以内で買えるよ。
でんぷんのりを使用しているので臭いは気にならない。
(幼稚園児時代の工作の時間を思い出して、なんかいい匂い)

みなさんもレッツハンドメイド!

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