20190707 キネマズ台湾4日目

いよいよWAKE UP FESTIVAL。雨の予報だったが朝からかんかん照りだ。みな心なしかテンションが高い。
私はなぜか、朝からずっと緊張していた。

タクシーの窓から会場が見える。ステージが見えたとき、誰からともなくワッと声があがった。

楽屋は大きな体育館のような場所。バスケットゴールがあって、現地のミュージシャンがずっとそれで遊んでいた。

リハーサル中、ぽつぽつと雨が降り出す。ついさっきまで晴天だったのに！
まさかと思っているうちに雨脚が強くなる。ぼうっとしていられない。
雨用の装備で来ていたのだが、この調子なら大丈夫だろうとつい先ほどレインカバーを剥いだところだった。急いで裏に戻って体制を整え直す。

rainrainrainrainとみやしーさんが歌っている。ザーザー音を立てて雨が降っている。これがスコール。

リハーサルが終わる間際、ふしぎと空が晴れてきて、本番が始まるころにはすっかり雨上がりの快晴になっていた。

メンバーがステージに立ち、セッションが始まる。遅れてみやしーさんがステージに上がる。

出番が終わってからも、キネマズはずっとお客さんに囲まれていた。

会場内で、メンバーはときおり現地の知り合いと挨拶を交わす。誰かが「ちょくちょく知り合いがいるのって嬉しいな」と言っていた。
そうだよな、このステージはキネマズが台湾で積み上げてきたものそのものなんだなと思った。

宿に帰って夜市で食べ物と酒を買って打ち上げ。トランプがすこぶる盛り上がる。最後の夜だと思うと少しさみしい。
トランプゲームをして、この4日間の映像を見てわーわー言う。翌朝早いというのに、惜しむようにして朝方まで飲んだ。