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生成AI

ソフトバンクの社食で読んでいる人がいたので、気になって買っちゃいました^^
生成AI系全般が書いてあって、1冊読めばキャッチアップできそうな入門書です

Stable Diffusionは、ベンチャー企業のstability.aiが開発し、2022年8月に発表された画像生成AIの新星。このサービスはオープンソースとして提供されている

形容詞的な表現を加えていくと、生成される画像がどんどん変化していく
・photo realistic (実写的な)
・movie scene (映画のシーンのような)
・super detailed (超繊細な)
・bright light (明るい光が当たる)

Midjourneyは、有償会員は自ら生成した画像について商用利用することが認められている

動画生成AIGen-1は、スタイリゼーションという機能がある。動画の中の人間の動きを指定した画像(キャラクター等)を変換し、あたかもキャラクターが動いているかのような動画を生み出すことができる

テキストを歌にする、CREEVOはテキストを入力すると、そのテキストを歌詞にした音楽を自動生成する

BGMを生成するSOUNDRAWは、BGM用の音楽生成AI。全く知識なく、音楽のムード、ジャンル、テーマの中から気に入ったものを選べば、その雰囲気に合わせてAIが音楽を自動生成する

音声から伴奏を生成するSingSongは、ボーカル音声だけインプットして、伴奏を自動的につけてくれるAI

ある目的を持って組織的に大量のフェイクニュースを拡散させる組織のことを、トロールファーム(情報工作組織)と呼ぶ。現代の戦争は情報戦という側面が強く、様々なトロールファームが暗躍している

長い文章を出力するときには、まず目次を生成して、その後にそれぞれの章について本文作成を指示するという方法が便利

米コロラド州の展示会「Colorado State Fair(CSF)」のデジタルアート部門の公募で1位になった作品は生成AI (Midjourney)を使った作品。
宇宙のオペラ劇場

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Théâtre_d%27Opéra_Spatial

『宇宙のオペラ劇場』


変化の激しい世界で楽しく生きるコツは、変化のきっかけを機敏に察知し、自らが率先して変化に適応していくこと

アシスタントAIというサービスに光が当たるかもしれない。アシスタントAIとは、利用者が会話などを通して、日常的に利用できる便利なAIのこと

日本のスマホ保有率
iPhone発売からの年数   世帯保有率
3年後(2010年)                          10%
5年後(2012年)                          50%
10年後(2017年)                        75%

おそらく、今から5年後の2028年には、検索エンジンの後継を担う生成AIを巡って各社が勝負した結果が、誰の目にも明らかな状態になっているはず

クリエイターの主要3行程
前行程 方向性やストーリーの作成、ラフスケッチの作成
中心行程 コンテンツを1つずつ地道に作成
後行程 出来上がった作品を修整して最終仕上げ
中心行程をAIの代替にする、クリエイターの仕事でのサンドイッチ方式

現時点では、定型的な能力の重要性が低下している。単純反復できる作業については、情報システムが完璧に担ってくれる。企業で働く人には、結果を見た上で、現状を正しく判断し、今後とるべき対策を考えて指示することが求められている

生成AI系全般のことが具体的によく分かり、今後のビジネスの参考になる1冊です。変化が激しい生成AIですが、今起きている概論をキャッチアップするのに、とても良い書籍でおすすめです


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