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股関節231 変形性股関節症とお尻の痛み

おはようございます。
たまに坐骨神経痛を感じる気がする塗山正宏です。


今回のテーマは、

変形性股関節症とお尻の痛みです。


まず、お尻の痛みの代表的なものとして坐骨神経痛があります。

お尻に出る痛みのことを、総称して坐骨神経痛と言ったりします。


坐骨神経痛の原因としては、

腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの病気が原因として起こることが多いです。

というわけで、たまに勘違いされている方がいますが、坐骨神経痛というのは病名ではなく、あくまでも症状の名前です。


そして、実は変形性股関節症による痛みが、坐骨神経痛と間違われて治療をされている場合が意外とあるのです。


例えば、お尻が痛いという症状が、整形外科を受診して

「おそらく坐骨神経痛でしょう」

と診断されるとします。

そうすると、お薬による治療が始まります。

しかし、なかなか症状が改善しないため、股関節の画像検査をすると実は末期の変形性股関節症だったということが決して少なくありません。

普段外来をやっていても、たまにこういう患者さんがいるのは事実ですね。

お尻の痛みがなかなか改善しない場合には、一度股関節の検査をすることをお勧めします(笑顔)。


本日のまとめ

お尻の痛みは変形性股関節症からくる痛みかもしれません!

「ごはん出来たわよ~~」

中学生の時は毎日どんぶり茶碗で2杯は食べていた整形外科医の塗山正宏でした。

よろしければサポートお願いします!サポートしていただければもっと頑張れる気がします!(笑顔)