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4/16~4/18バファローズ戦を振り返る

前カード振り返り


はじめに

前カードでは一巡目最後の対戦となったマリーンズ相手にホームで1勝1分1敗の五分に終わりました。一巡目はカード勝ち越し無し、絶賛最下位爆走中となっています。
今カードは二巡目のスタートで、前週明けと同じ今度は仙台に場所を移してバファローズとの対戦です。則本離脱で火の車のブルペンを打線がどれだけ救えるか、早くもチームの総合力が問われる期間になりそうです。

ゲーム展開振り返り

第1戦(現地観戦) 6-2 勝利!

ポンセー田嶋のマッチアップ
バファローズは初回にセデーニョのタイムリーで2点を先制します。
田嶋相手によ~いどんで2点ビハインド、2日前の悪夢が蘇りますが、この日は初回からイーグルス打線が牙を剥きます。浅村のタイムリーと相手失策で何と3点を奪い即逆転!今までに無い展開にファンもざわつきます。
イーグルスは2回にも一輝、3回にも辰己のタイムリーで着実に加点しリードは3点に!田嶋を3回でKOします。6回にも浅村の犠飛で突き放すと、ポンセも2回以降は落ちついた投球で試合をまとめて、理想的な試合運び。まずはカード頭を取りました!

勝敗を分けた場面
やはり初回のイーグルスの攻撃、浅村のタイムリーでしょうね。失点後すぐに取り返した事、それが浅村だった事。チームが乗っていく要素がふんだんに詰まってましたね。

第2戦 0-5 敗戦

岸ーエスピノーザのマッチアップ
バファローズは初回に頓宮のソロで1点を先制。
岸さんは毎回のように走者を出し、球数もかなり要する等苦しい投球でしたが、要所だけは締めて6回1失点と粘投。何とかスコア上ゲームだけは作ってくれました。
しかし、打線が初対戦のエスピノーザの前に沈黙。内に食い込むカットやツーシームでカウントを稼ぎ、大きめのパワーカーブで打ち取られるパターンに手を焼き無得点。
7回は救援2人が崩れて終盤はワンサイドとなり、1勝1敗のタイに戻されました。

勝敗を分けた場面
7回の継投
のところでしょう。まだ1点だったのに、左多めだからって連投になる翔天を投入。ピンチになってからも制球が信用ならない茉央と『?』すぎる継投で試合がぶっ壊れました
いやいや、連投っておかしいでしょ。前の日Aチーム休んだんだし、酒居とかで良くない?

第3戦 0-7 敗戦

内ー曽谷のマッチアップ
バファローズは3回に西野のタイムリーで先制すると、5回には再び西野と頓宮のタイムリーで0-4とし突き放します。
前日無得点のイーグルスはこの日もホームベースが遠く散発3安打。リリーフ陣は終盤に失点を重ねて2日連続のワンサイドでの完封負け。
初戦に良い勝ち方したのに、酷すぎる連敗でまたカード負け越し。情けないわほんと。

勝敗を分けた場面
3回の失点の直前、2死後の若月への投球
ですね。カウント2-0になって直球で安易に取りにいって安打。そこから繋がれての失点でした。解説の西村さんも触れていましたが、勿体無かったなと。

個人成績

救援投手

  宋 登板無し
 藤平 登板無し
 西垣 登板無し
 酒居 登板無し
鈴木翔 2試合1.2回2安打2四球2奪三振2失点37球
渡辺翔 1試合1回0安打1四球1奪三振0失点13球
伊藤茉 1試合0.1回1安打2四球0奪三振2失点13球
 清宮 2試合2回2安打0四球1奪三振1失点26球
 吉川 2試合3回3安打1四球2奪三振1失点43球
津留崎 1試合1回3安打0四球0奪三振1失点21球

・則本抹消でフル稼働が心配された勝ちパターンの面々ですが、まさかの無勤。1戦目は良い意味でのお休みでしたが、2戦目と3戦目は悪い意味で出る幕無し。これが週末に良い影響をもたらす??

・結局はファームから上がってきたり不調な負けパターンのメンバーの品評会になりました。皆さん目立ったアピールは出来ず。ブルペンはなかなか役割がはっきりしませんね。

・茉央はちょっと話にならなすぎる。4/18付で感染症特例抹消となりましたが、しばらくはファームでゾーンに投げる練習をしてもらわないと試合になりません。

先発投手

ポンセ 7回6安打0四球5奪三振2失点98球 HQS達成 白星
  岸 6回6安打3四球2奪三振1HR1失点110球 QS達成 黒星
  内 5回8安打1四球3奪三振4失点77球 黒星

・ポンセは初回こそ「またやりやがったな…」な投球でしたが、2回以降は6回1死までパーフェクトで抑える投球を見せるなど、最終的には7回まで投げ切りました。
この日の勝利に繋がったのは勿論ですが、則本不在で苦しいブルペン事情の中で、週頭にしっかりイニングを食ってくれたのはありがたいものです。
好調のセデーニョと相性が悪い紅林には苦戦していましたが、他の打者は不調のようで直球で詰まらせていました。なかなかイーグルスにいなかった直球で押せる先発投手だなと感じます。

・岸さんは序盤から球審との相性が悪く(際どいコースがほぼボールに)、カウント取りに苦戦していつもより四球&球数増となりました。苦しい中でも失った点はソロHRの1のみ。この辺りはさすがでしたが、チームに良いリズムを持ってくるまでには至らなかった印象です。
今季は決めにいったボールが微妙に外れたり、思いもしない抜け球もありちょっとメカニックにところで狂いが出ているのかなと感じる場面が多々あります。もうちょい時間かかりますかね。

・内くんは立ち上がりは上々も、勿体無い失点をしてしまい5回は崩れてから歯止めが利かずにゲームが決まってしまいました。投げてるボール1つ1つは素晴らしいのですが、総じて先発初登板から連打されやすいと言いますか、打たれ出すと止まらないところがあるんですよね。1本打たれた後の切替、一本調子にならないように捕手も気を配ってほしいです。

主な野手

 小郷(12-2)0打点1四球5三振
 村林(11-4)1打点1四球2三振
 浅村(10-3)3打点1四球3三振
 島内(8-0)0打点0四球1三振
 阿部(6-1)0打点1四球0三振
伊藤裕(8-0)0打点0四球4三振
 辰己(9-3)1打点1四球3三振1盗塁
 石原(7-2)0打点0四球3三振
小深田(9-3)0打点0四球0三振

・初戦は田嶋を攻略し、黒星を付けました。センター返し中心の打撃がチームで徹底されていて「個々で戦うのをようやくやめてくれたか」と感心しましたが、2戦目以降は元の悪いアプローチに戻ってしまいました。う~~んどうしたものか…。

・前カードでは安打を重ねた島内がこのカード無安打で3戦目はスタメンを外されました。浅村は少しずつ落ち着いてきましたが、島内がなかなか良くならないですね。もう1つチームが乗り切れない要因でしょう。

・相変わらずHRが出ません!バファローズとは6試合やって0本。迫力無いねぇ…。

総評

せっかく初戦を良い形で勝ったのに、結局カード負け越し…。しかも負け方が酷くてもううんざりですね。ベンチもちょっと継投のところで『?』な感じ出てきましたし、野手のスタメンの組み方もちょっと3戦目は迷走しすぎててガッカリです。
1戦目のような戦いが出来るチームなので、しっかりベンチも選手もやる事やって、チームとして相手に立ち向かうような試合をしてほしいです。踏ん張りましょう!

次カードに向けて

次は移動日無しでビジターでライオンズとの3連戦です。裏天王山ですね。先発予想はイーグルスが早川ー瀧中ー藤井、ライオンズが今井ー隅田ー高橋でしょうか。
いくらライオンズが7連敗中とはいえ、このマッチアップです。なかなか苦しい3連戦になるのは目に見えています。ただ、田嶋をKOしたチームです。やれない事はないはずです。もう1度選手・首脳陣・ファンも今江監督が就任した時の「支えるぞ!」とか「男にするぞ!」みたいな気持ちを思い出して前に進んでほしいです。
やるぞオラァ!

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