見出し画像

4/2~4/3ファイターズ戦を振り返る

前カード振り返り


はじめに

開幕カードではライオンズにホームで1勝2敗。貧打と荘司計算外で連敗を喫するも、3戦目は執念の延長サヨナラで勝利し、3連敗は回避しました。
今カードはビジターでのファイターズ2連戦です。チームの完成度が過去2年とは段違いの相手にどれだけ対抗出来るでしょうか?

ゲーム展開振り返り

第1戦 4-2 勝利!

ポンセー山崎福のマッチアップ
立ち上がりは両投手ピンチを迎えながらも要所を締めて無失点で切り抜けます。
ゲームが動いたのは5回、イーグルスは一輝が今季チーム1号となるHRで2点を先制!ちなみに4試合目で初の先制得点です。
ポンセは5回無失点でゲームを作って降板。6回からはドキドキの継投に入り、案の定6回はターリーで失点。しかもここまで今季無安打のマルティネスに打たれる『相手に流れ渡しがち』な展開へ。
7回は辰己のタイムリーで再び2点差にするも、その裏は今度は酒居が万波にタイムリーを浴びて再び1点差に迫られます。
しかしイーグルスは9回に石原がプロ初HRを放ち、リードは再び2点に!
最後は則本が初のセーブシチュでの登板を4球で締めて初セーブをマーク!見事に2連戦の初戦を取りました!

勝敗を分けた場面
ファイターズに追い付かれる事が無かったのが勝てた要因だったと思います。その意味では6回・7回でファイターズがもう一押し出来なかった、ターリー・酒居が何とか踏ん張れたのが良かったです。
内容にケチは付けたくなりますが、リリーフは同点にさえされなければOKです。そこの部分は守ってくれたという事。

第2戦 2-4 敗戦

※ベガルタ仙台生観戦のため、1回裏・2回表とハイライトしか見れてません
岸ー北山のマッチアップ
ファイターズは初回に万波のタイムリーで先制すると、中盤5回には万波の3ランでリードを4点に広げます。
一方のイーグルスは7回1死まで北山にパーフェクトに抑えられる苦しい展開。それでも7回と9回にここまで開幕から無安打と苦しんでいた浅村にタイムリーが飛び出して2点を返して試合を終える事が出来ました。

勝敗を分けた場面
見ていない私が言うのもアレですが、5回の万波の3ランである程度試合を決定付けたでしょう。パーフェクトで抑えられていただけに、我慢してほしかったですね。

個人成績

救援投手

  則本 1試合1回0安打0四球0奪三振0失点4球 1S
 渡辺翔 登板無し
   宋 1試合1回1安打0四球1奪三振0失点10球 1H
  酒居 1試合1回2安打1四球1奪三振1失点(自責0)28球 1H
ターリー 1試合1回3安打1四球1奪三振1失点29球 1H
 鈴木翔 1試合1回0安打0四球0奪三振0失点13球
  藤平 1試合1回0安打0四球1奪三振0失点16球
  松田 登板無し
  西垣 1試合1回0安打0四球1奪三振0失点14球

・則本初セーブおめでとう!4球ってw

・1戦目に出番がありそうなシチュエーションで登場しなかった翔太。単純な温存なのか、アクシデントだったのか、序列が落ちたのか、ちょっと気になるところです。

先発投手

ポンセ 5回3安打0四球6奪三振0失点75球 白星
  岸 5回9安打0四球2奪三振1HR4失点80球 黒星

・移籍後初登板となったポンセですが、昨年ある程度慣れ親しんだであろうエスコンのマウンドで躍動しました。正直、実戦登板の機会が少なく「え?ローテ入れて大丈夫なの?」って密かに思っていたんです。が、そんな俺の心配は杞憂に終わる程の球威とパワーカーブの変化量でファイターズ打線を正に『制圧』しました。3回の中軸に対する三者三振は圧巻でした。頼りなる外国人スターターをようやく手にする事が出来ましたね。

・岸さんの投球は実際には初回しか見ていませんが、大体分かりました。看板級のカーブやチェンジアップが思うようにいかなかったですね。
初回は松本にカーブを、万波にチェンジアップを打たれていました。いずれもタイミングはずらせたものの、高かったために上手くバットに当てられた感じがありましたね。
そして万波の3ランもカーブが甘い所に。マネーピッチの精度が低かったのでしょう。

野手

 茂木(6-0)0打点1四球1三振
小深田(7-1)0打点1四球2三振
 小郷(8-2)0打点0四球2三振
 浅村(8-2)2打点0四球1三振
 島内(7-0)0打点0四球1三振
 阿部(6-2)0打点0四球2三振
 辰己(7-1)1打点0四球1三振
 石原(4-1)1HR1打点0四球3三振
 村林(7-1)1HR2打点0四球1三振

・2戦目の第2打席まで全く打てなかった浅村が3打席目・4打席目で打点付きのタイムリー!安打だけでなく、一番重要視したい打点が2打席連続で入ったのは本人にとっても非常に大きいのではないでしょうか。
良い形で終われたので、次のカードでどうなるのか、大注目です。

島内は継続して音無し。次の悩みは彼かなと。島内にも当たりが出てくると良い形で打線の繋がりが出てくるのだが…。

・開幕カードであれだけ少なかった長打がHRが2本出る等2試合で計5本。ズルズル行く事なく、しっかりと悪い流れを断ち切れたかなと思います。あとは主軸にHRが出れば良い状態に回復するでしょう。

・相手先発が左右に分かれたにも関わらず、先発オーダーは2試合とも同じでした。しばらくはこの9人でいくのでしょうか…。
捕手も2試合とも石原になっており、投手の相性よりも調子の良い捕手を使う感じなのかな?

総評

個人的に強いと評価しているファイターズ相手にビジターで1勝1敗ですから、良いところでしょう。2戦目は負けはしたものの、一番の悩みの種だった浅村に2本のタイムリーが飛び出し、Bチームブルペンも安定感があったので『良い負け方』の部類に入ると思っています。
この2試合では懸案だった長打の本数も稼ぎましたし、則本も初セーブを挙げました。開幕カードで実現しなかった事が何個か達成出来たので非常にポジティブに捉えています。
あとは島内と彼を含む主軸の長打・HRのところですかね。甦れ打線!って感じです。

次カードに向けて

次は木曜の移動日を挟んで、ホームに戻ってホークスとの3連戦です。
先発予想はイーグルスが早川ー荘司ー藤井、ホークスが石川ーモイネロースチュワートでしょうか。
世間的には優勝絶対的本命チームと言われているホークス(私は3位予想です)。そんなチーム相手にイーグルスはどう戦うのか、虐殺もあり得るこの恐怖の3連戦を勇敢に戦ってほしいです。
浅村が幾分マシになるはずなので、あとは島内。彼の『勝利の一打』でホークスに一泡吹かせてほしいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?