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4/9~4/11バファローズ戦を振り返る

前カード振り返り


はじめに

前カードではホームにホークスを迎えての3連戦でしたが、結果は1勝2敗と負け越しに終わりました。評判の良いホークス相手に3試合共先制を許す苦しい展開になってしまい、前週のホームライオンズ戦のように連敗の後にサヨナラで何とか3戦目を取ったという内容。
なかなか主導権を握った中でのゲーム運びが出来ない中、今回は同じくらいスタートで苦しんでいるバファローズとの3連戦となります。

ゲーム展開振り返り

第1戦 4-5 敗戦

ポンセー田嶋のマッチアップ
バファローズは初回にセデーニョの内野ゴロと森のタイムリーで2点を先制します。イーグルスにとっては田嶋相手にいきなり重いビハインドを背負う事になりました。
3回にもセデーニョのタイムリーと森の犠飛で4-0とされ、勝負あったかに見えましたが、イーグルスは4回に阿部と小郷のタイムリーで2点差にします。
反撃ムードが漂う中、その裏の守りで小郷が返球エラー(一輝の判断も??)で勿体ない失点をしてしまいます。その後、6回には小郷、8回には阿部がまたもタイムリーを放って1点差としただけに、何と言えばいいのやら‥。
イーグルスは細かいミスが多く、初戦を落としてしまいました。

勝敗を分けた場面
小郷のミスと言いたいところですが、初回のバファローズ西野が勝ち取った四球ではないかなと思います。11球粘っての四球でしたが、その前の先頭西川があっさり3球三振をしていただけにポンセが乗っていきそうだった中、この粘りと出塁で一気にポンセが疑心暗鬼になってしまったように感じました。
あれでゲームの主導権を握られてしまいましたね。ただ、すんなり逃げ切れなかったのもバファローズの今の状態を表しているのでしょう‥。

第2戦 5-4 勝利!

※仕事の関係で7回から視聴しました
岸ー高島のマッチアップ
バファローズは2回にセデーニョのソロで先制しますが、イーグルスは3回に辰己のタイムリーで同点に追い付きます。バファローズはすぐさまその裏、中川の内野ゴロの間に加点し再び勝ち越し。イーグルスは5回に一輝のタイムリーと小郷のタイムリーで3得点し逆転!
ここから逃げ切り体制に入りましたが、8回に宋がまたもセデーニョに同点2ランを浴びて試合は振り出しに。
イーグルスは延長10回、大地がタイムリーを放って勝ち越して何とか逃げ切り勝利しました。

勝敗を分けた場面
途中からの視聴なのでちょっとアレですが、やはり10回2死からあっさり追い込まれたにも関わらず和基が安打を打った事でしょう。先頭の小郷が出た中で浅村が併殺。明らかに嫌だった流れを断ち切った貴重な出塁でした。

第3戦 1-2 サヨナラ敗戦

※この日も仕事の関係で7回からの視聴です
内ー山下のマッチアップ
イーグルスは3回に浅村のタイムリーで先制します。
バファローズは6回にセデーニョのソロで追いつき、両軍その他のイニングではチャンスを活かせないまま9回へ。バファローズは紅林がサヨナラのタイムリー。カード勝ち越しはバファローズが達成となりました。

勝敗を分けた場面
イーグルスは初回と7回以外は得点圏に走者を置いた中での攻撃でしたが、得点イニングは1回だけ。チャンスを逃し続けていると当然しっぺ返しが来るのはどのスポーツにおいても言える事です。追加点を取れなかったのが全てでしょう。

個人成績

救援投手

  則本 1試合1回2安打0四球1奪三振0失点25球 1S
 渡辺翔 1試合1回0安打0四球0奪三振0失点13球
   宋 1試合1回3安打0四球1奪三振1HR2失点22球
  酒居 2試合2回0安打1四球3奪三振0失点28球 2H
ターリー 登板無し
 鈴木翔 1試合1回0安打0四球2奪三振0失点7球
  藤平 2試合2回1安打0四球1奪三振0失点24球 1H
  松田 登板無し
  西垣 2試合1.1回1安打1四球2奪三振1失点28球 1勝1敗

・3試合共接戦だったとはいえ、登板が無かった選手もいれば2試合それも連投だった選手もいるなど、ちょっと運用面で『?』がつくシーンが出てきました。Aチーム・Bチーム分ける程の実力差はそんなに無いと思っています。

・西垣が2日で天国と地獄を見る投球。これも経験ですね。彼と藤平は確実に今、伸びてきていると思います。

・8回を任せると言われていた宋が2戦目で同点2ランを浴びました。昨年も西口が不調でこの時期苦戦した『8回の男』の役回り。定着させず、登板管理だけで良いような気もしますが…。

先発投手

ポンセ 5回9安打1四球1奪三振5失点(自責4)84球 黒星
  岸 6回7安打2四球2奪三振1HR2失点80球 QS達成
  内 6回5安打1四球2奪三振1HR1失点87球 QS達成

・ポンセは初回に西野に11球粘られた挙句の四球でリズムを乱された印象がありました。2回以外は得点圏に走者を背負う苦しい投球に。直球で押してパワーカーブで打ち取るいつもの形に持って行けず、バファローズ打線に粘られてイラついたまま終わった登板でした。

・岸さんと内くんは投球が見れなかったので割愛します。2人とも球数管理も良く、QS達成で役割を果たしたと言えるのではないでしょうか。内くんはこれで2戦連続QS達成。一番安定感あるの??

主な野手

小深田(13-2)0打点1四球1三振2盗塁
 村林(11-3)2打点2四球6三振
 小郷(12-6)3打点2四球3三振1盗塁
 浅村(12-3)1打点2四球4三振
 岡島(9-1)0打点4四球4三振
 阿部(13-4)2打点1四球4三振
鈴木大(8-4)1打点1四球0三振
 石原(4-1)1打点0四球1三振
 辰己(12-4)1打点0四球2三振

・結局このカードもHRが出ず、今季のチームHRはまだエスコンでの1試合目で一輝と石原が打った2本のみとなっています。さすがに出なさすぎ。

・そこそこ安打や四球での出塁は出来てきたと思います。通常のイーグルスの出塁率の高さにはかなり近付いてきました。しかし、得点圏での1本が出ない。投手が頑張っても今カード3試合目のようなゲームが続くとチームの雰囲気も悪くなるので、要改善です。チャンスの時は相手はピンチ、気持ち的に余裕を持って打席に入りたいです。

・このカードでは小郷の打棒が印象的でした。打点も稼ぎましたし、色々な打順を打たされながらも状態を維持したのは立派です。
ただ守備面で粗さが目立ちました。これは小郷に限りませんが、目に見えるものから見えないもの、記録には表れないものを含めるとかなり多いです。締まりのある野球をしているとは思えませんし、その辺りの差が1年終えた時に大きな差になって後悔するものだと思います。

総評

水曜の早朝から金曜夕方まで東京に出張で、なかなか腰を落ち着けて観る事が出来ませんでした。こっちに来ると飲み会に誘われてしまうのでどうも‥(苦笑)
『裏天王山』でも負け越してしまい、未だにカード勝ち越し無し。原因としては守備面の粗さとチャンスで1本出ない部分だと思っていて、9割方野手に責任があると思っています。投手陣は先発・中継ぎ共に若い選手や経験が浅い選手も試しながら上手くやり抜けてるいる印象です。
勝ちパターンの確立、ここが引き続き急務になってきますね。

次カードに向けて

次は移動日無しでホームに戻り、マリーンズとの3連戦です。これで対戦が一巡、何となく勢力図が分かってくる時期になります。
先発予想はイーグルスが早川ー荘司ー藤井、マリーンズが小島ー種市ー佐々木でしょうか。
非常に厄介な3枚の先発が来ます。これを課題の野手陣がどう対抗するのか、そこにかかってくるでしょう。自信を付けて蘇生するのか、最下位モードまっしぐらか、対戦1巡目のラストは今後を左右する大事なカードになりそうです。昨年の二の舞は避けるためにも、是非とも勝ち越しを目指して戦ってほしいです。

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