5/3~5/5マリーンズ戦を振り返る
前カード振り返り
はじめに
前カードのホークス2連戦は何とか1勝1敗で乗り切る事に成功しました。これで2巡目は勝ち越しでフィニッシュ。チーム状態が落ち着いてきた証拠です。
今カードは2カード前と同じくマリーンズとの対戦です。先発がゲームを作って打線が援護し、救援陣が締める、そんなゲームを1つでも多く見せる事でAクラスが見えてきます。特に先発陣の出来が鍵を握りますので、彼らの出来に注目して応援していきます。
ゲーム展開振り返り
第1戦 12-1 勝利!
※ベガルタ仙台生観戦のため、2回までしか視聴しておりません
早川ー西野のマッチアップ
イーグルスは2回に辰己・小郷・一輝のタイムリーで一挙4得点!序盤に4点を奪って主導権を握ると、早川はマリーンズ打線に隙を与えないナイスピッチング。心配された光とのコンビも合っているようでした。
打線は5回に浅村の2ランで勝負を決めると7回には更に6点を追加しワンサイドゲームに。早川は1失点するも光との『和解』を証明する見事な完投勝利で先勝しました!
勝敗を分けた場面
蜂じゃないでしょうか(苦笑)それはともかく、蜂侵入直後の2裏に4点を取った事で主導権を握れましたね。投高打低のこの時代に4点はかなり重いですからね。イーグルスは見事な繋がりでした。
第2戦(現地観戦) 0-2 敗戦
内ーメルセデスのマッチアップ
両先発が見応えのある投手戦を展開し、6回終了時でスコアレス。6回に関してはマリーンズが無死2,3塁と攻め立てるも、内が踏ん張って無失点で乗り切りました。
そんな息詰まる試合の均衡を破ったのは8回のソトでした。内の抜けたスライダーを捕えてレフトへ2ランHR。これが決勝点となりマリーンズが前日のリベンジに成功しました。
勝敗を分けた場面
『この場面』ってより、マリーンズの外野守備がこの日は非常に堅かったです。前に落ちそうで落ちない、後ろに抜けそうで抜けない。特に6回阿部の大飛球に荻野が追い付いた場面は秀逸でした。直前に角中の代走に和田が出場した事で荻野はライトに回ったんですよね。あの巡り合わせもちょっとマリーンズに傾いてましたね。
第3戦 1-4 敗戦
岸ー小島のマッチアップ
マリーンズは初回に角中の犠飛で先制すると、2回には中村のタイムリーで加点します。イーグルスは3回に石原のホーム初HRで1点を返しますが、5回にマリーンズは角中のタイムリーで差を広げると7回には藤岡もタイムリーを放ち岸をKO。
イーグルス打線は前日に続いて打線が振るわず3安打の石原以外はほぼ無抵抗。残念なカード負け越しとなりました。
勝敗を分けた場面
3回のイーグルスの攻撃ですね。石原のHRで1点差とし、更にユキヤの安打、小郷は併殺崩れで走者入れ替わりも盗塁と失策で1死3塁のチャンス。ここで小深田・浅村を迎えたわけですが同点にする事が出来ませんでした。ここは一気にいけた場面だけに、きそうだった流れを手放した形でしたね。
個人成績
救援投手
・1戦目の早川の完投、2戦目・3戦目は負けゲームという事で勝ちパターン組は休養となりました。2戦目は稼働させたかったゲーム展開でしたね。
・このカードから翔太に代わって弓削が登録され、早速左殺し役で連投。しっかり抑えてくれたので、翔天と登板数をシェアしながら貴重な左腕として活躍してほしいですね。
先発投手
・早川については2イニングしか観られてないんですが、結果を見れば十分よくやってくれたのが伝わります。光とのコンビももう大丈夫でしょう。下での調整を命じられ、復帰最初の試合で最高の結果を出したわけですから、ここからまたヨロシクですね。
・内くんは自己最長イニングまでいきましたが、最後耐えられずスライダーが甘く入ってしまいました。HQSも達成し正直文句無しの出来と言いたいところなんですが、彼の投球で気になるのが奪三振の少なさです。意図的に打たせて取ってたらそれで良いんですが、あれだけカウント球でも150キロを超える直球があり、落ちるボールも曲がり球も持っていながらこの奪三振率の低さは一体何なんだと(苦笑)捕えやすい球質でなければいいのですが…。
それと直球は高目が多く、意図的に高目に投げているのか、高目にいってしまっているのか、、、。もう少し様子を見たいです。
・岸さんの奪三振の少なさは相変わらず懸念事項ではありますが、この日は先頭打者に初回~5回まで全て出塁を許してしまう苦しい投球。7回に至っては2死無走者から失点する始末で、なかなか流れを持ってくるには難しいゲームにしてしまいました。
岸さんは大好きな選手ですが、これは「はよ古謝!」と思ってしまいましたね。田中の復活も見込めなそうですし、若い先発をどんどん突撃させるのも今季のスタッフの役目ではないでしょうか。
主な野手
・1戦目は豪快に爆発も、2戦目・3戦目は音無しで敗れました。マリーンズの野手陣の堅守が光ったのは事実ですが、誰が……というよりもチームとしてメルセデス・小島に立ち向かえて無かったように見えました。
・阿部・大地・豪郎、この辺りがいよいよ疲労してきたようで当たりが止まってきました。こんな時こそ、若手・中堅はチャンスです。ユキヤは3戦目に起用されて安打を打ちましたが、茂木や平良、和基らの起用も視野に入れるべきです。まだシーズンが進むにつれてどんどん起用に踏み切れなくなりますよ。まだ序盤ですから、色んな選手を起用しましょう。
・光が早川と『和解』したようで、打撃も好調になりました。3戦目には石原が本拠地初HRに強肩を見せ付ける活躍。捕手争いが更に盛り上がってきたなと、ちょっとワクワクしてきましたね。
総評
3巡目最初のカード、初戦にあんな良い勝ち方をしておきながら結局カード負け越し。これは非常に非常に残念だなと、2戦目生観戦した人間としては本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
この連敗は『打てず』に負けた。こう言い切れます。特に前週の対戦でも打てなかった2人に対して今週もやられてしまった。これが情けないですよね。長いシーズン、苦手は作りたくないものです。ライオンズの今井やバファローズの田嶋(この人は乗り越えつつある?)といった露骨な苦手相手だとカード前から本当にげんなりします。もう増やしたくないですよこんな投手。
野手陣は状態が上がってきたと思ったので、ここで2試合連続残念打線になるとはガッカリ及び予想外でした。なかなかすんなりいきませんよね。気を確かに、次の試合もしっかり応援してきたいものです。
次カードに向けて
次は移動日無しではありますが再びホームでバファローズとの対戦です。今回は変則的で、1戦目はモバイルパークで普通にナイターですが1日置いて2戦目を秋田で行う2戦マッチとなります。
先発予想はイーグルスが荘司ー藤井、バファローズは曽谷ー宮城でしょうか。
これは1戦目何としても勝たなければなりません(苦笑)それにしてもサウスポーぶつければ良いんでしょなローテ組んできますね各チーム。ユキヤや阿部は頑張りどころです。サウスポーでも打ちますよと意思表示するような攻撃を序盤から求めていきたいですね。最低1勝1敗で乗り切るぞ!
現在の勝敗 13勝1分16敗
昨年30試合終了時の勝敗 12勝18敗
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