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調剤薬局にて

来客受付時に、
「マイナンバーカードはお持ちですか」
と全員に尋ねている。
受付には目立つ貼り紙がしてあり、
今年の12月2日からは現行の健康保険証は発行されなくなります
と大書されている。
よく見れば、
その時点で有効期限内の健康保険証は1年間は使える
と、添書はしてあるが。
資格確認書が発行されることは書いてない。

薬剤師に呼ばれて薬を受取りに行ったときに、聞いてみた。
「受付でマイナンバーカードを持っているかと尋ねているのは、そうするように指導されたのですか」
と。
薬剤師の答えは、貼り紙の大書と同じだった。
そして、そのことに慣れていくための『ご案内』なんだって。
「12月2日からは健康保険証が発行されなくなるので」
というので
「でも1年間は有効ですよね?」
と訊き、重ねて
「資格確認書が発行されますよね」
と言うと
「そうですね。いろいろ変わってわかりにくいのでご案内を…」
と答える。

ご案内ではなく、
結構圧迫感があるのだが。

そもそも、国民皆保険制に基づき保険料徴収をするのだから、支払期限を前払い制にして、給与天引きだろうが口座引き落としだろうが、今後は国が毎回毎回領収証を発行してはいかがか。
健康保険証はそんな煩雑な事務を簡略化する為に大きな役割を果たしていると思うが。

医療機関に行くたびに12桁の写真付番号札を持ち歩かせるのか。
正気か。

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