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エンジニアであり、フォトグラファーであり、ディレクターであり、PMであり、マーケターである人の4年間のお金と仕事の変遷

こんにちは。万城目瞬です。

私は2019年5月からフリーランスになって、2021年1月に会社を作って今ままで生きてきたのですが、まあ小さくも順調に生きながらえています。

自分自身が何の職業なのかは正直分からなくて、タイトルにあるとおり、エンジニアであり、エンジニアであり、フォトグラファーであり、ディレクターであり、PMであり、マーケターみたいな人間です。

ありがたいことにだいたいのことは自分ひとりでもできる能力を持っていたので、仕事には事足りないことは多かった4年間だったと思います。

この記事では、会社員から2019年からのフリーランスとなり、今に至るまでに変遷とお金の話をします。

会社員時代のお話

2015年4月新卒から会社員となり、Slerと呼ばれるシステム開発会社に入社しました。新卒なので、大体給与は額面で224,000円くらいだったかなと記憶。正直学生時代からやりたいこともなかったので、適当に生きていましたね。

昔の記事でも書いたのですが、心身不調で自主退職しては転職してみたいなことをしていました。まあ給料は下がり続ける一方でしたね笑。酷いときは100,000円くらいしか額面でない時期もありましたね。年収は300万円を切っていたはず。借金も3桁くらいはあったので、お金に関しては最悪の時期です。

色々あって、心身が回復したことで、このままじゃだめかもと思い、会社をやめて何も考えずにフリーランスになります。

年間売上:324万円 ※会社員時代の額面ベース
職業:Slerエンジニア

フリーランス時代の幕開け(2019〜)

フリーランスになったと言っても、元々の職種に助けられて仕事は簡単に見つかりました。フリーランスとしての活動を始めたのは2019年5月〜のスタートになります。

エンジニアがフリーランスになるには、相当酷い人じゃない限り簡単です。世の中にはレバテックやギークジョブ含めたフリーランスエンジニアを斡旋する企業がたくさんあります。

どこらしかにお願いすれば、月140〜200時間稼働で単価で〇〇円みたいな案件がめちゃくちゃ紹介されます。多分広告とかでも見たことはあるはず。

自由な働き方ではないものの、会社に所属するよりかは良い月単価の案件が多いです。私が最初に入った現場が160時間稼働で月62万円くらいだった気がします。

いままで月20万円とかで働いていた人間にとっては約3倍!しかも社会保険料とかは個人事業主の方が当時は安かったはず。最終的な手取りを考えれば、手放しで喜んでました笑。

入った現場はめちゃくちゃ良い現場で、それから長らくお世話になるようになります。日本人なら誰しもが知っているし、誰でも一度は使ったことがあるサービスを展開している大企業です。そこでモダンな技術やWebサービス周りを扱うWebエンジニアになります。

年間売上:464万円 2019年6月〜(請求サイクルの関係で6月から)
職業:フリーランスWebエンジニア

SNSクリエイター時代始動(2020〜)

2019年10月からTwitterで写真を投稿し始めます。元々は趣味で写真をやっていたものの、知り合いがTwitter攻略みたいなことをしていて興味が湧いて始めるようになります。

それと同時期くらいにエンジニア以外にも副業みたいなものをできないかなと思い、ブログを書いたりしていましたね。記事を書くという経験は今にも生きているので、経験としては活きているなと今は感じています。当時は1日1本書いて、月30本を1本1,2時間で書くみたいなチャレンジをしていました。なので今も内容がそれなりのものでよいなら、2000〜3000文字なら1時間とかで書ける技術があります。(この記事もかなり適当に書いています。)

そのころですかね。今の会社の前身であるDopeZineができたのは。最初はただのWebメディアとして始めたのがきっかけですね。当時はXICOさんのような写真系Webメディアが流行っていたのもあり、Twitterと写真とメディアで一発当てようみたいな軽い気持ちでしたね。

その後、2020年に日本での感染症により、都内にでれなくなりました。
これが今の事業につながる転換期だったなと思います。

元々は都内に出勤していたのが、完全リモート業務になりました。時間が余って仕方がなくなります。

DopeZineの方をなんとか事業化しようと思い、Webメディア、フォトグラファーとしての執筆案件をしたりしていましたが、ずっと赤字です。こういうのはコネクションや予算がつかないとやっぱり厳しいよね…と今では思います。笑

そこで思いついたのが、当時ビジネス界隈で流行していたオンラインサロンという形。当時の写真界隈ではオンラインサロンはなかったので、やり始めた結果これが小当たりして、副業としては多少良かったかなと思います。労力に比べたら、利益は合ってないようなものでしたが。。。

2020年はマネタイズをするという経験を得てきたイメージですね。我ながら地道に学んでいる感じがします。

年間売上:1,000万円
職業:フリーランスWebエンジニア兼メディア・コミュニティ運営

株式会社DopeZine設立(2021〜)

2020年に1000万円を売上を超えたことで、消費税のことが頭にちらつきます。節税として法人化しようと画策します。そこから半ば勢いで法人化します。

会社を無事1月に立ち上げてから、会社にしたからにはちゃんと事業をやろうということで、受託事業を始めたり、自社でも事業を立ち上げたりしながら進んでいきます。

個人でのフルタイムで働きながら、受託しながら、自社事業もやりで正直一番忙しい時期が2021年だったと記憶しています。スモールすぎるビジネスではありましたが、運良く仕事も徐々にいただけるようになります。

この時期はほぼ寝ずみたいな感じで、3〜4時間くらいしか寝てなく、なにかしらの作業をしてた気がします。今となってはもう無理できないなと。。。

慣れない打ち合わせ、商談、提案など、ビジネスの基礎はここで学んでいきます。今思うと、フリーランスといっても当たり前のことも分かっていなかったなと思います。

年間売上:2,400万円
職業:フリーランスWebエンジニア兼マーケター兼フォトグラファー兼ディレクター兼PM兼etc…

法人2期目始まり(2022〜)

2022年は感染症の影響もだいぶ落ち着いてきて、オンラインコミュニティサービス系に雲行きが怪しくなりました。オンライン講座やオンラインコミュニティはだいぶ下火になってきており、エンゲージメントもかなり低くなってきました。

この頃から社会的にもどんどんいこうぜ!みたいなスタンスから、頑張らなくてもいいよねスタンスに移行していったので、頑張ろうスタンスのコミュニティはまず駄目になります。

個人的にはタスク量に切羽詰まっていたので、自社サービスをほぼ畳む感じで、月額料金を2000円から980円に下げました。この頃にはコミュニケーションに重きを置いていたので、コンテンツの拡充よりも最低限のコミュニケーションができるコミュニティが形成できるくらいの規模にしました。

その代わり、受託事業を伸ばしていこうとしていき、営業やら紹介やらでクライアントさんとつながりができていきます。

元々会社の事業としてはSNSマーケとWebサイト制作をメインにやっていきましたが、SNSマーケ、Webサイト制作、写真、映像の4軸で動くようになっていきます。

リブランディングをしたのも、2022年です。会社や事業を立ち上げるときは強みもトンマナも意味もなく定義していましたが、これが後々になって後悔したので、きちんと会社の意味や事業の強みを明確に定義した出来事になります。コーポレートサイトをリニューアルしたのもこの頃で、結果多方面にいい影響がありました。

個人ではフリーランスWebエンジニアとして動き、法人では主にディレクター兼作業者として動きなので、頭がぐるぐるしながらやってましたね。笑

今の状況でこれ以降動き続けるのは無理だなと判断したのが2022年の最後らへんでした。 2023年には決断をします。

年間売上:5,000万円
職業:フリーランスWebエンジニア兼マーケター兼フォトグラファー兼ディレクター兼PM兼etc…

2023年の動き(2023〜)

今年に入って、期初は2022年の延長線上で動いてはいたのですが、復数の会社さんに僕が引き抜かれそうになってきたり、現状の動きに限界を迎えていたたので、フリーランスWebエンジニアとしての活動は辞めようかなと決断しました。

某社さんとの2023年2月に個人としての契約を終了しまして、3月からは会社だけの活動になってきています。

なんだかんだ1000万円くらいはそこから頂いていただので、正直不安要素は大きかったのですが、現状ではなにも問題なかったなと思います。

むしろ3月から受託事業のほうが忙しくなってきていて、我ながらベストタイミングだったなと。多分3月以降そのままだと忙殺されてたかと…

今年6月時点で大体2022年の売上は超えそうな感じになってきているので、下半期も一安心だなと考えています。自社マーケティング施策も考えているので、来年に向けての仕込みもどんどんやっていこうかなと思います。

上半期売上:5,000万円超
職業:マーケター兼フォトグラファー兼ディレクター兼PM兼etc…

最後に

結局自分が何者で何を職業にしているかは分からないのですが、結果5年目も生きています。会社員で働いていたときは正直考えられない生活をしていると感じています。

今年30歳にはなり、ステージの1段上がってので、個人的には35歳くらいには一段落つけて、新しいことを始めたいとも考えております。

会社では今Web制作、SNSマーケ、写真制作、映像制作を行っているので、興味があれば、ご相談ください。

赤裸々に話してきましたが、めちゃくちゃ会社をデカくしようや、大金を稼ごうみたいなことは考えていないので、ゆるく良いものを作っていければと思います。

長い文章でしたが、ご高覧いただきありがとうございました。また年末あたりに報告をさせていただきたいと思います。

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