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久しぶりのWBBCライブ放送とエキスパートの問題作り

 21日の日曜日に第7回モルトマラソンの6種のテイスティングをして、月・火・水とガロアの校了に向けた作業と、各種のミーティングをする。相変わらず外部からの取材、ミーティングも多く、日に2~3件ズームミーティングが入っている。そんな中ではあるが昨日の24日は、久しぶりにWBBCのライブ放送を行う。

 MCのトムセンさんのスケジュールで、以前の金曜日から、これからは月イチくらいで、水曜にやることが決まったので、時間も7時スタートを6時に早めている。今回のWBBCは、間が2か月あいてしまったので、報告、告知することが盛り沢山で、あっという間に1時間が過ぎてしまった。まずはウイスキー検定の増補新版の発売で、4月26日の金曜日から全国の書店に並び始めるが、ウイ文研にはすでに印刷所から100冊くらいが届いて、それのお知らせ。さらに、すでに発送済みだが、コニサークラブの会報誌『コニサー倶楽部』第4号の内容についても、お話した。

 またコニサークラブ、コニサー有資格者限定のツアーの第3弾も、4月30日(火)から申し込みが開始されるので、そのお知らせも。第3回となる今回は、1泊2日の予定で、南アルプスの山中にある井川蒸留所を訪れる。日本一標高の高い蒸留所で、十山グループが運営するサワラ島山荘に泊まって、そこから蒸留所を見学するという、大変貴重な機会だ。

 ウイ文研企画のツアーはそれだけでなく、5月26日(日)には、検定ツアーも計画されていて、これは私は行かないが、富山の三郎丸蒸留所と、日本唯一のボトラー『T&T TOYAMA』の見学が含まれている。すでに20数名の人が申し込んでいてツアーの催行は決定済みだが、マックス40名くらいまでは対応しようと思っている。

 それも告知して、あとはバーショー、琵琶湖クルーズ、エキスパート試験、ウイスキースクール、6月のウイスキートーク福岡、さらにガロアのコンテンツ、大阪フェスのセミナーやオリジナルボトルについても話をする。ウイスキートーク福岡では、私の『究極のテイスティング』もやるが、そのボトルについてもWBBCで、お話した。なぜ70年代のスコッチが“特別”なのか、大麦品種、フロアモルティング、そして酵母等について、いかに今と違っているかも、重要なポイントとしても話をした。

 ということで、今回のWBBCはお知らせで終わってしまったが、次回からはウイスキーの10大ニュースや、今話題のボトル、蒸留所についても語っていきたいと思っている。次回は5月29日の水曜日18時からである。もちろんWBBCはライブ放送だけでなく、アーカイブでも視聴できるので、見逃した人は是非。

 WBBC、モルトマラソンの準備でも時間を割かれていたが、今週月曜から始めたのが5月19日(日)に行われるウイスキーエキスパートの試験の問題づくりだ。今回はマスター4名にも参加してもらったが、それをチェックしつつ、まずは私のほうでラフ案を作ってしまう。毎回、同じ作業だが、最新の情報をカバーしながら問題を作るのは、それなりに集中と体力を要する。疲れがたまっている現状ではかなりシンドイ作業だが、連休前に作ってしまわなければならず、とにかく机に向かう毎日だ。そのWEの試験の申込者が初めて700人を超え、嬉しい限りである。エキスパートに関しては、今後、年2回の試験も考えているし、スクールを使ったエキスパート、プロフェッショナル講座も開く予定でいる。

 TWSCも、このところミーティングが続き、ようやくベスト・オブ・ザ・ベストに向けての2次審査のアイテム、ジャッジが決まり、そのサンプル詰め、発送作業も始まった。これも連休前に各審査員に送ってしまいたいと思っている。で、今日(4月25日)は、夜7時から、第7回のモルトマラソンをスクールで開講予定である。


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