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この不公平で残酷な世界で

豆と小鳥エビソード157は月に一度の解決しない
お悩み相談VOL3。今月はご自宅で私設図書館をされているくろすけさんからのお悩みにお答えさせていただきました。

youtubeとポッドキャストはこちらになります。


少し前に日本からやってきた高校生の子がポロンとつぶやいた。
「もらえる人ともらえない人がいるからって、
学校ではバレンタインが禁止だったんだよねー」って。
それって運動会の徒競走で順位つけないやつや、
学芸会でクラス全員の女の子が白雪姫やっちゃうのと一緒やなぁと思いました。

なんか違和感、ハリボテの平等。
それってコドモのためになるのかな?
オトナが面倒にならないようにしてるような気がする。
モンペ(モンスターペアレンツ)から文句言われないように、
コドモたちが揉めないように。
しかし、我が子が一位にならないからって、白雪姫じゃないからって
文句言う親が実際にいるから、こうゆうことになってるんとやと思うと。。。

この世は実に不平等なことがたくさんある。
不公平なことだらけかもしれない。
モテる子もいたら、すっからかんな子もいるし、
頭がいい子もそうでない子も、
スポーツできる子もまるであかん子もいる。
生まれつきお金持ちな家に生まれる子も貧乏な家に生まれる子もいる。

社会に出たら残酷な現実にさらされる。
さらに働きだすと、
仕事ができても世渡りが上手くないと出世、昇給できなかったりの不条理も追加されたりする。
だから子供の頃からある程度、
耐性をつけていった方がいいように思います。

生まれた時から、みんな違うトランプのカードを持ってる。
ロイヤルストレートフラッシュのカードの子もいれば、
2のワンペアの子もいます。
でも、そんなでこぼこな残酷な世界でも
オリジナルに生きて幸せになる方法を育むのが教育ではないかと思います。

バレンタインでチョコがもらえなかったら、
悔しがればいいし落ち込めばいいと思う。
そして、来年はほしいなーっ、リベンジや!って思うなら、
どうしたらチョコをゲットできるか、
作戦考えて試行錯誤すればいいんとちゃうかな。

徒競走でいつもビリでも全くかまへんです。
走るのは遅いけど、自分が輝けるのはどのフィールドか考えて、
そこにエネルギーを注げばいいと思う。人の数だけ幸せの数はあるもの。
私の幼馴染でいつもビリやった子、今はえらい出世して幸せな家庭を築いていい感じにやってます。

Resilience〜回復力、弾力性は挫折したり、くやしかったり、傷つかないと育たないように思います。
凹んでもぼろんちょになっても
よっこらしょと自力で立ち上がるチカラ。
悔しい思いをたくさん経験してきた私はそう思います。


静かな雨音をBGMに
旬のイチゴパフェを楽しみながら
丁寧にアイロンをかけながら
お聴きくださったら嬉しいです。

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