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BLEACHとへうげもの

ヤンキー

「ブリーチしてないやつは気合いが足りねえ」
そういう心になったのでブリーチをした。カラーも入れた。

1生涯髪を染めたことのない人
2染めたことのある人

日本に住む人をこの2つに分けた時、染髪可能な状況に身を置いているにも関わらず「1生涯髪を染めたことのない人」のほうが

・気合いが入っている

と私の理性は判断する。しかし、理性は心より遅い。
最近またそのことを思い出した。心はとにかく早い。

地毛が黒髪の人々の心において、黒髪はおそらく「無」として処理されている。おそらく私も他人の黒髪に対し、瞬間的にそういった処理を行っているのだと思う。黒髪を「自分にとってよい有」にするためには、他の部分をものすごくセンシティブに調整する技巧が必要になってくるのではないか。

手間。そこを頑張るリソースが私にはない。
もう頭皮がどうとか考えている場合ではない。髪を染めなければならない。


戦国タイプ診断

例えば服。例えば部屋。
何かを選んで組み合わせてゆく時、あなたはどちらのタイプですか。

1 豊臣秀吉タイプ
例:
部屋:部屋全部金色にしてブチ上がる
服:めちゃくちゃ柄入ってたり形が面白い服を探す

2 千利休タイプ
例:
部屋:簡素な部屋に朝顔を一輪だけ飾ってブチ上がる
服:縫製の美しさ・生地などに全力を注ぐ

どちらの認識もメチャクチャ雑です!

私の理性は「2 千利休タイプ」になることを渇望する。
そっちのほうが直接的な殺戮騒ぎに関わらなくてよい上に、クールだから。

性質

しかし私の心はこう。

https://majocco.thebase.in
https://majocco.thebase.in

こうなんだよ。
私はどう足掻いたところで「1 豊臣秀吉タイプ」なのだと思う。

部屋中を金色にし、柄物を着る方向でやっていくしかない。
そうでなければ「3 その他」として過ごすことになるのだろう。
それで何かの役に立てるならいいのだが、私の場合持っているスキルや性質との相性が悪いように思う。

「3その他」であることの何がよくないのか。「人をもてなすとき」の難易度が上がるので、よくない。相手が「どのようにもてなされたらいいのか」判断しづらい。そうなると、何をどうしたところで、そこにたいした価値は発生しない。誰も助からない。満足度が低くなる。

私が黒髪でいるということは、「フルーツパーラーでスーツを着て働く」みたいな感じなんだろう。お客様が困惑する。どういう気持ちでいればいいのか。ただただ意味がわからない。それひとつでどうこうなる問題ではないものの、私の場合、髪は黒くないほうがいい。茶髪もNGだと思う。髪は派手に染めた方がいい。

「そこじゃねえだろ」、ではない。
「そこじゃねえだろ」は、おそらく「理性」と「理想」の領域で処理されている。心について真剣に考えるなら、染髪はしたほうがいい。違ったら違ったで戻せばいい。できることには挑戦してみるべきだろう。

今のところ老婆みたいな紫色の髪にしたい。脳内がお花畑のババアなんだから、ヘアクリップとかでお花をつけておくと親切なのではないか。楽しそうだし。


「へうげもの」

簡単な説明:ティーパーティーキング千利休が、オシャレになりたい殺人政治家(戦国武将)たちに圧勝しまくっている漫画。読むと時空が引き伸ばされて歪む。


ツヤ

2時間かかったチャバネゴキブリ。

そういう仕上がりになったなあと思った。自然光の入る場所で見たらそこまでゴキブリではなかったが、屋内の光で見るとチャバネゴキブリではある。わたしはだいたい部屋にいる。染髪後のリアルは屋内にある。

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