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あたらしい世界への挑戦

前の職場を3月で実質雇止めにあい、5月から職場が変わることになった。
あたらしい職場で2週間が過ぎてようやく落ち着いてきたので、ここで自分の現在地について書こうと思う。

あたらしい職場は名古屋大学の情報学研究科にある。
ここでdeep learningを用いて動物の行動を解析する研究をする予定である。

僕自身はもともと、フィールドを歩いてカエルを捕まえて研究するという超アナログな世界にいた人間だ。
前の職場でデータサイエンスを学ぶとなった時も分野がだいぶ変わったなぁと思ったものだが、今の職場はもっと違う分野に飛び込むことになってしまった。驚きである。

ただ、研究内容自体はカエルを扱ってよいとのことだったので、2年ぶりにカエルに戻ってこれた。去年は環境DNAやってたので、それを考えると自分の研究フィールドに戻ってきたという感じがする。
実のところ、観察実験データの自動解析はずっと考えていたことだったので、ある意味やりたかったことがやれる環境にたどり着いたということだなぁと思う。

この職場での期間は最先端の技術を身に着けて、たまっている論文をがっつり出版して、今後の人生に活かせるようになるかの勝負の場所になると思う。
幸い、スタートダッシュとしてはいい感じで、職場にもなじめて仕事も進んでいる。研究者サバイバルを生き残っていくためにも、ここがターニングポイントになるようにがんばっていきたい。

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