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反面教師

人にひどいことをされても、
されたことを人には絶対にやってはいけない。
これは反面教師です。

私が心の中に留めておかなければといつも、
思っている事です。

やられたから、やり返すは一番嫌だなと思います。

やられたら、やり返すは、必ず自分にも返ってきます。
いつもそう思っています。
だから、私はやりたくありません。

それから、これは、反面教師の反対とも言いましょうか。

いつものスーパーへ買い物へ行き、その日、沢山買い物をした私は長財布をいつものバッグへ入れたつもりでしました。が、荷物が多かったこともあり、入れたつもりの財布がバッグへは入らずに外に落ちていた事に気が付かずに家に帰ってしまったようでした。かなりの時間が経ってから、財布が無いことに気づき、血の気が引きました。
それはお金も銀行のキャッシュカードも免許証も保険証も全て入ってしまっていたからです。
急いで、いつものスーパーへ電話をかけました。
すると、私の長財布はサービスカウンターに届けられていました。
その後、取りに行き中身を確認すると、入っていた時のまま、届けられていました。
その時思いました。
拾ってくれた方にお礼もお返しも出来ないけれど、
他の人へこの気持ちをお返ししようと。
そして、年末間際、銀行へお金を下ろしに行くと、前の男性が銀行のキャッシュカードを取り忘れ、帰ってしまったのです。
時間外だった為、銀行の窓口は閉まっていました。
その為、私は急いで備え付けの電話へ掛け、銀行の方へお忘れものがある事を伝えました。
すると、午後三時を少し過ぎたあたりでしたので、すぐに銀行の方が出てきて下さって、他の人の手に渡る事なくお渡しが出来ました。
そして偶然にも同日に、駅からの帰り道、前を歩く若者がジッパー付きの透明な入れ物に通帳とお金、キャッシュカード一式が入った物を道へボトりと落としました。
私はびっくりして、前を歩いて行ってしまいそうなその若者に声を掛け、渡しました。
その時思いました。
スーパーでお財布を拾っていただいたお礼が少し出来たかな?と。

反面教師はいつも私の心の中にあります。
悪い反面教師はしない。
良い反面教師は大いにやっていこうと思ったのでした。


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