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嫉妬の感情の使い方を知らないと、残念な大人になる

興味を持っていただき、ありがとうございます。
訪問看護ステーションで理学療法をやっています。
「むーみん」といいます。


あなたは嫉妬をしたことがありますか?

おそらく、「ある」と答えると思います。
私もあります。

私の場合は、
職場の同僚が自分よりも評価された時
地元の友達が自分よりも収入が高いことを知った時
に嫉妬の感情が生まれる事が多かったです。

でも、不思議なもので

野球選手の大谷翔平や
イーロン・マスク

など、住む世界が違う人には嫉妬の感情って湧きません。

嫉妬というのは、自分にも出来そうで出来ないことや

得れそうで得れない物を持っている人に湧いてきます。

今回はこの、嫉妬の感情の活かし方についてお話しします。

嫉妬のデメリット

嫉妬することのデメリットはたくさんあります。

まず第一に、自分自身の幸福感や満足感を減少させる可能性があります。

また、他人との関係を悪化させたり、自己成長の妨げになることもあります。さらに、嫉妬が過度になるとストレスや不安を引き起こすこともあります。

では、このデメリットだらけの「嫉妬」を使って何ができるでしょうか?


あなたが嫉妬の感情をエネルギーに変えて、出来ること

・モチベーションを上げる

本当は家に帰ってひと段落したところで、自己研鑽の時間に当てようと思っていた。しかし、スマホやお酒の誘惑に負けていたでしょう。
家に帰り、酒を飲んでダラダラしていた生活から抜け出す事ができます。


嫉妬の感情をポジティブな行動に変えることで、自分自身を向上させる動機付けが生まれます。
「悔しい」「自分もアイツみたいになりたい」「認められたい」
ならば、行動するしかありません。
見知らぬ人のSNSなんか見ている場合ではないのです。

他者の成功や幸福を刺激として、自分も努力して成長しようとする意欲が高まります。

・自己成長と発展

嫉妬の感情を活かして、自身の弱点や課題を見つけ、改善する機会と捉えることができます。

羨ましいと感じるということは、自分がそれを欲しているということです。

欲しくもない物を他人が手に入れた時、あなたは嫉妬しますか?

それに気づいた時、自分の進む方向を見つけ、成長していくことができるのです。

・ポジティブな競争意識に変える事ができる

嫉妬の感情を建設的な競争意識に転換することで、より健全な競争環境が生まれます。

何となく羨ましい

ではなく、
自分はこれが欲しい
これが足りていない

と、気付くことによって

他者との競争を刺激として、自己の能力やスキルを高めることができます。


・創造性の促進

嫉妬の感情をエネルギーに変えることで、新しいアイデアやアプローチを生み出す創造性が刺激されます。

他者の成功や成果を見て、自分もより良い方法や新しい視点を探求することができます。

・より豊かな人間関係の構築

嫉妬の感情を克服し、ポジティブな行動に変えましょう。

他者との関係が改善し、より健全で満足度の高い人間関係を築くことができます。

自己成長や相互の支援を通じて、より良いコミュニケーションと信頼関係が構築されます。


嫉妬は普遍的な感情

嫉妬の感情を完全に排除することは難しいかもしれませんが、その感情を前向きな方向に変えることは可能です。

自己認識と行動への意識的な選択によって、嫉妬を力に変え、より豊かな人間関係と幸福な人生を築くことができるのです。

嫉妬の感情をエネルギーに変える方法


1. 自己認識

嫉妬が湧いてくるとき、まず自分自身と向き合いましょう。
その感情を否定せずに、なぜ感じているのかを理解し受け入れることが重要です。

先程も述べましたが、嫉妬の対象は自分が欲しい物です。

自己認識を通じて、嫉妬の根源を探り、それを克服する第一歩を踏み出します。

2. 感謝の心

嫉妬の背後にはしばしば他者への欲求不満や自己評価の低さが潜んでいます。

そこで、自分の持つものに感謝し、他者の成功や幸福を喜ぶ心を育みましょう。

「感謝の心」には多くの研究が行われます。

感謝の実践がストレスや不安の軽減、心の健康の向上に寄与することが示されています。

感謝の心が嫉妬を和らげ、ポジティブなエネルギーに変えてくれます。

欲しい物だけでなく、今ある物にも目を向けましょう。

3. 目標設定と成長

嫉妬を感じたときこそ、その感情を行動に変えることで成長しましょう。

自分の目標を明確にし、嫉妬を刺激として自己成長に繋げることで、独自の道を歩む勇気と決意を養います。




これらの解決策は、心理学や人間の感情に関する研究から得られたものです。
自己認識と受容は、感情の理解とコントロールにおいて基本的な方法です。
感謝の実践は、心理学の観点からも支持されており、幸福感を高める効果があります。
また、目標設定と成長は、個人の成長と満足感を促進します。

まとめ

嫉妬はあなたを苦しめる感情です。
しかし、その感情を前向きな行動に変えることができます。

上に述べた

自己認識、感謝の実践、そして目標設定と成長を通じて、嫉妬を克服し、より豊かな人生を歩んでください。

あなたが残念な大人にならないように。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
普段は時間術や価値観についての記事を中心に書いてます。

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