黒金直前!欲望のままに欲しい音源とか挙げてみる
皆さんはブラックフライデー、通称黒金を知っていますか?
DTMerには耳馴染みのある単語ですね!
近年はAmazonでもブラックフライデーという言葉を使うようになり、一般認知度も上がってきたように感じます。
一応Wikipediaさんを引用すると、
ブラックフライデー(英語: Black Friday)とは、11月の第4木曜日の翌日にあたる日のことである。小売店などで大規模な安売りが実施される。
とのこと。
DTM界隈では様々な音源やプラグインがこぞってセールされる期間という認識です。
毎年私はそわそわしながらセール情報をチェックしているのですが、実際買えるかは置いておき、今回は欲しい音源やプラグインを挙げていこうと思います!
ELECTRI6ITY
今一番欲しいのがこのELECTRI6ITY。VIR2というメーカーの非常にリアルなエレキギター音源です。価格は45,000円ほど。
<なぜ欲しいのか>
一応私はギターを弾くのでギター音源の必要性を感じませんでした。
それどころか、ギター打ち込みはいかにもカラオケ音源っぽくなってしまうので毛嫌いしていました。
しかし、
・自分のギターの腕前がそこまで高くない
・フレーズを練るならMIDIで打ち込んだほうが良い
・デモではこの音源を使って、本アレンジでは自分でレコーディングするという選択肢もある
といった理由から、最近ギター音源もアリかなと思ってきました。
また、自分でギターを弾くと、自身の実力以上のものは出せず手癖に頼ってしまうので、アレンジの幅を広げるためにも自分で弾かないほうがいい場合もあると思っています。
この音源の推しポイントも挙げてみます。
・音がいい
シンプルですがやっぱりこれです。色々ギター音源を聴きましたが、個人的にこれが一番好みでした。
・ボイシングが自動
ギターのボイシングを再現するのは大変で、ギターの特性を理解して音を置いていかないと不自然になりがちです。
しかし、ELECTRI6ITYはMIDIキーボードでコードを弾くと、勝手に実際のギターボイシングに変換してくれます!
・奏法が豊富
ギターの打ち込みが機械的に聴こえるのは奏法の再現ができていないからだと思います。
ギターは弦が6本貼ってあるので、上からかき鳴らすか、下からかき鳴らすかでしか音が出ません。
実際のギターは上からと下からを交互に繰り返すのが基本ですが、打ち込みだと上から弾くサンプルしかないため、不自然に感じます。
それに対し、ELECTRI6ITYでは、上からかき鳴らす音(ストラムダウン)と下からかき鳴らす音(ストラムアップ)が収録されているので、これを交互に打ち込めばかなり自然に聞こえます。
ストラムアップ等の他にも、弦に軽く手を触れて音を意図的に減衰させるミュートなども再現できるため、しっかり打ち込めば実際のギターと聴き間違えるような音も可能ではないかと思っています。
HUMMING BIRD
こちらはProminyというメーカーの定番アコギ音源。価格は3万円ほど。
<なぜ欲しいのか>
基本的にはELECTRI6ITYと同じ理由です。アコギも本物を持っていて、いつもはマイクで録音しているのですが、音源の導入を検討しています。
生で弾かず音源を使いたい理由としては
・セッティングに時間がかかる
・部屋の一室で録っているので音響的に良くない
・部屋で録ると環境音やノイズが目立つ
などが挙げられます。
アコギ音源としてはKOMPLETEに入っているSESSION GUITARIST STRUMMED ACOUSTIC2というものを持っているのですが、これは基本的に決められたリズムパターンを当てはめるというものです。
曲によってキメを作りたいところがありますし、自分の思い通りにストロークさせたいという願望を叶えるなら、このHUMMING BIRDが必要だと感じています。
また、KOMPLETEの音源は単音弾きが出来ないので、その点でもHUMMING BIRDが一枚上手です。
これを見ていただければいかにリアルかがお分かりでしょう。
もちろんここまでリアルにするには相当の打ち込みテクが必要ですが、単純に音がいいので使いやすいと思います。
CLA Classic Compressors
3つ目は音源ではなくプラグインエフェクトです。
最近コンプの比較をしてみて、色んなタイプのコンプを使ってみたくなりました。このCLA Classic Compressorsは世界的ミキシングエンジニア
Chris Lord-Algeが所有する3つの定番コンプをエミュレートしたものです。
FETタイプのCLA-76、光学タイプのCLA-2A、CLA-3Aが入っています。
<なぜ欲しいのか>
極端にアタックタイムの異なるFETと光学式を比べつつ研究したいというのが主な理由です。
いいコンプを手に入れたからと言っていいMixが出来るというわけではありませんが、選択肢を多く持っていることは悪ではないでしょう。
前2つの音源と比べればそこまで高くないので、本当に買ってしまおうかなと思っています。
Abbey Road Studio 3
ヘッドホンから聴こえる音に空気感をプラスしてスタジオのスピーカーから鳴っている状態を再現するプラグイン。専門的にはインパルス応答を畳み込むものです。
<なぜ欲しいのか>
ヘッドホンでもクロストークを聴けるというのが本来の使い方ですが、個人的には別の使い方をしたいと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=shaGWFeEczU
この動画の7分あたりを見るとわかりますが、ROTATE STUDIOというツマミを回すと360°好きな場所に音定位できるんです。
これをエフェクト的に使えばサラウンドを簡単に実現できますし、疑似ASMR的な使い方も…笑
JERSEY CLUB
続いては、サンプルパック。FUTURE BASSを作るならこれが定番!
<なぜ欲しいのか>
特徴的なあのRISERの音が欲しい!
YunomiさんやLuna*さん、YUC'eさんなど名だたるkawaii future bass系トラックメイカーがこの音を使っています。
というか、JERSEY CLUBの音がFUTURE BASSの基礎となっているので、上記のトラックメイカーさんもその文法に乗っかっているということですね。
私もFUTURE BASS好きな人間としてこの音は抑えておきたいです!
まとめ
ということで、今回は5つの音源やプラグインを紹介してみました。
要するに、ギター音源が欲しい!ということですw
欲しい音源が無限に出てくるのはDTMerの宿命…
資金が潤沢にあるわけではありませんが、ちょっとずつ買い揃えていきたいと思います。
皆さんの欲しい音源があればコメントで教えてくださると嬉しいです!
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