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『人事の本音』 1月号:Webテスト

こんにちは、NAVICUS新卒採用担当です!⛄️

毎月お送りする『人事の本音』コーナーでは、
採用にまつわるリアルな情報とアドバイスをお伝えしています。

2024年最初のテーマは、「Webテスト」について!

  • ぶっちゃけ解答集ってどうなの?

  • NAVICUSはWebテストをどう考えているの?

  • 実際、Webテストってどんな種類を受けるの?

などなど、みなさんが気になるトピックを、人事の本音を交えながらお話します✨


1.記事紹介

1月のピックアップ記事はこちら!

Webテストって何?23卒内定者が概要から対策方法まで徹底解説!
https://br-campus.jp/articles/report/1102

引用:ビズリーチ・キャンパス

この記事では、Webテストの概要や種類、対策方法などが詳しく記載されています。本選考などで受験の機会が多くなる前に、ぜひ一度ご覧ください✨

2.NAVICUS人事の本音

それでは、記事を引用しながら、NAVICUS人事の目線をお伝えしていきます!

不正せず自力で行うことが大前提

記事の通りだと思います。

巷では、Webテストの解答集などが売っていたりするかと思います。
ただ、ご自身の大切な将来を、誰が作ったかも信頼度も分からない解答集に委ねることは、とてもリスクがあると思います。

また、性格診断に関しても「こっちの方が企業にウケがいいかも…」と本来の自分と違う回答をしてしまう方もいらっしゃると思います。
(気持ちはわかります笑)

Webテストしかり、性格診断しかり、仮にそれで通過できたとしても、次の選考での企業側の期待と、あなたの実力や印象と乖離が発生してしまいます。(後ほどご説明しますが、NAVICUSはこの乖離がないかを確認していたりしています。)

また、もし偽った上で全ての選考を通過できたとしても、その企業は「偽ったあなた」に内定を出している状態です。そのため、入社後に苦労することも多くなるのではと思います。
(「偽物の自分を好きと言ってくれた人と付き合って本当に幸せ?」という話に置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。)

NAVICUSの人事は「採用のゴール」を、「入社」ではなく、「入社後の活躍」だと定義しています。
また学生の皆さんにとっても、入社して終わりではなく、「入社後の活躍」ができている状態の方が、幸せややりがいに繋がるのではないかと考えています。

上記の理由から、偽らずに、ありのままの自分でWebテストに挑んでいただくのがベストかなと思います。


その他、NAVICUS人事の視点を加えると…

NAVICUSの場合、Webテストの結果で、選考の合否が決まることはありません。

「え、Webテストで落ちることがないの?!」とびっくりされたと思いますが、その理由は、Webテストを「あくまで参考材料」と捉えているからです。

この話は、最近よく耳にするMBTIテストと似ています。

https://work2meguri.com/pickup/mbti/

例えばMBTIは16種類にパーソナリティが分けられるており、精度もかなり高いと思いますが、その結果だけを見て「この人はこう言う人だ!」と断定してしまうのはリスクがあるとご想像いただけると思います。

このように、データに囚われるとその人の本質に気がつけないことから、NAVICUSではWebテストを「この人はこういう傾向があるかもしれない」という参考程度にとどめ、より細かいパーソナリティは、面談や面接の場を通してコミュニケーションベースで把握するようにしています。

「じゃあなぜWebテストを導入しているの?」と思われると思いますが、「どんなにベテランの面接官であっても、限られた面接の中でその人の全てを正しく理解できるわけではない」という考えのもと、面接で見たイメージと客観的データとの差異がないかを確認することを、目的としています。

具体的には、Webテストの結果を通じて、面接では気づけなかった強みや課題を見つけたり、面接では「この人はこういう人」と誤解してしまっていたが、Webテストを通じて違った側面が見えた…などあれば、再度面談をし、その誤解を正せる可能性を探っています。

このように、NAVICUSでは「人間の目の不完全さを補う情報」としてもWebテストを使っており、その意味でも、偽りのないありのままのご自身で受けてほしいなと考えています。

(リクルートなどを経験する人事部長曰く、足切りにWebテストを使う企業もある一方、NAVICUSのように一参考材料として使う企業も結構多いそうです)

※ただし、前述した通りWebテストはあくまで参考であり、最後に会社として覚悟を持って採用する時は、テストではなく面接を信じています。

23卒の実体験

また、皆さんのお役に立てればと思い、23卒の私の経験をお話ししようと思います!

結論から言うと、2月から7月の半年間、計20社のWebテストを受けました。
種類の内訳は以下の通りです。

  • 1位:玉手箱(7社)

  • 2位:SPIオンライン(6社)

  • 3位:Compass(3社)

  • 4位:CUBIC (2社)

  • 5位:SPI対面・eF-1G (各1社)

「受ける業界によって、種類の傾向は異なる」という前提はありますが、意外とSPIだけではない…というのが分かると思います。(20年前くらいはSPI一強だったそうです)

「じゃあ全部の対策をしなきゃいけないの?!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
個人的には工数の観点から、SPIの勉強で基礎をガッチリと固め、それ以外のテストを受ける場合は直前に出そうな範囲や傾向をチラ見する…という形でいいのではないかな?と思います。(私はそれで全てのWebテストを通過できました)

またテストの種類によっては、同じ問題が出題されることもあるので、受験回数を重ねることで一定慣れていくのではないかな?と思います。(個人の意見です)

私のおすすめのWebテスト対策は、マイナビの適性検査対策Webテストの「実力アップ講座」です。

600問と問題数が多いこと、またグラフで自分の苦手分野が視覚的に分かること、解説が丁寧であることがおすすめポイントです。

問題は定期的に更新(月1~2回程度)されるみたいなので、まだWebテスト対策が万全ではない方は、ぜひトライしてみてください!

(もし今対策している本などがある場合は、そちらに集中するのが良いのではないかと思います。色々と中途半端に手をつけるよりも、一つに集中する方が効率が良いので、おすすめです!)

3.終わりに

最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事が、Webテストを受けるうえで、皆さんのお役に少しでも立てていると嬉しいです✨

また、今後こんな記事を読みたい!などリクエストがあれば、こちらのアンケートにご記入ください!ご意見お待ちしております😊
https://forms.gle/6NHzXfjdqeRVZdKa9

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