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【西武ライオンズ 今日の見どころ】ライオンズ きょう球団10,000試合に到達

●2リーグ制後誕生の球団で 初の10,000試合

【5日◇ファイターズ‐ライオンズ1回戦(エスコン)18:00】
1950年3月11日、前身の西鉄クリッパーズが、毎日オリオンズと西宮球場で、初めて公式戦を行ってから、今シーズンで74年目。きょうのファイターズ戦が、ライオンズの記念すべき通算10,000試合となる。

現存する12球団のなかで、1リーグ制の時代に発足した6球団は、すでに試合数が10,000を越えているが、1950年の2リーグ制発足後に誕生した球団のなかでは、ライオンズが最も早く通算10,000試合に到達することになった。
  
というのも、リーグの球団数の違い、シーズン打ち切りや引き分け再試合などの制度のため、同じシーズンでも球団によって消化した試合数が異なるケースがあったため。たとえば1959年、西鉄ライオンズはシーズン144試合を行ったが、大毎オリオンズは136試合と、8試合も差があった。

この先、千葉ロッテマリーンズ、横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープ、東京ヤクルトスワローズが今シーズン中に順次、球団10,000試合目を迎えることになる。

現存12球団  通算成績

現行のルールで勝率を計算すると、ライオンズは、読売ジャイアンツ、福岡ソフトバンクホークスに次いで、3番目の好成績。2リーグ制後に誕生した球団のなかでは、トップの勝率に位置している。

ライオンズ 節目の試合

過去の1000試合ごとの節目の試合を見てみると、勝敗はほぼイーブン。球団5000試合目の試合では、打っては秋山幸二&清原和博のAKアベックアーチ、投げては郭泰源が完投勝利と、いかにも記念の一戦と言うべき勝利もあった。

●今井達也 ファイターズ戦勝利なら 3年ぶり

ライオンズ通算10000試合目の先発は今井達也。開幕投手の宿命で、今回は北海道日本ハムファイターズのエース伊藤大海との顔合わせになる。

イーグルス戦に注力しているせいなのか。なぜか今井はファイターズ戦の登板が少なく、最後に勝利したのも2021年4月14日。伊藤と投げ合うのは、このとき以来になる。勝てば、今井にとって3年ぶりのファイターズ戦勝利となる。

今井達也 球団別勝敗
今井達也 ファイターズ戦 全成績

2000試合目以降ずっと、節目の試合は本拠地で開催されていただけに、今回球団10000試合目をビジターで迎えるのはやや残念だが、今井達也には令和の新エースと呼ぶにふさわしい投球で、その名をライオンズの歴史に刻み込んで欲しい。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

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