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【西武ライオンズ 今日の見どころ】開幕9試合連続 被本塁打なしの球団新記録なるか

●開幕8試合被本塁打0は 1965年以来

【7日◇ファイターズ‐ライオンズ3回戦(エスコン)13:00】
きょう勝てば、2021年以来3年ぶりの開幕3カード連続の勝ち越しとなるライオンズ。チーム防御率は12球団トップの1.41。12球団の投手陣で唯一、いまだ1本の本塁打も打たれていない。

開幕から8試合被本塁打0なのは、ライオンズでは西鉄時代の1965年以来59年ぶり2度目。もし、きょうもファイターズ打線に本塁打を打たれることがなければ、球団記録の更新となる。

●被本塁打率の高い松本航 野村佑希を苦手に

ただ、先発の松本航は、自分でも認めている‘フライボールピッチャー’。その分、ホームランを打たれるリスクも高く、昨シーズンの被本塁打はパ・リーグワーストだった石川柊太(福岡ソフトバンクホークス)、田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)の15本に次いで多い14本。1試合あたりの被本塁打率は、このふたりよりも高かった。

そんな松本が特に警戒したいのは、野村佑希だ。昨シーズンの対戦成績が7打数3安打1本塁打。通算でも打率.371(35打数13安打)2本塁打と、よく打たれている。この2試合でヒットは1本だけ、現状は打率1割未満を切っている野村だが、昨シーズンは23本塁打したパンチ力の持ち主だ。くれぐれも寝た子を起こさないようにしたい。

ライオンズはここまですべての先発投手が、5イニング以上を投げて3失点以下に抑えている。好投が相次ぐなか、松本の前回登板は、味方打線が3点を先制した直後に、3失点して同点に追いつかれる。ひじょうに印象の良くない内容だった。

ライオンズは今回の6連戦を終えると、交流戦まで6連戦が組まれていない。先発投手の頭数に余裕が出るなか、未知数だった武内夏暉、ボー・タカハシも好投した。イースタンでは髙橋光成が、着々と投球イニングを伸ばしている。

松本にとっては、自分の居場所を確保するため、内容と結果が求められるマウンドになる。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

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