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【西武ライオンズ 今日の見どころ】髙橋光成 今シーズン初登板で15度目の鷹狩りなるか

●髙橋光成 通算65勝中14勝がホークス戦

【14日◇ライオンズ‐ホークス3回戦(ベルーナ)13:00】
9日からの今週4試合で、合計5得点と打線が低迷。勝ちパターンのリリーフが2戦続けて失点、さらには今シーズン初めて先発投手が5回持たず。一気にチーム状態に暗雲が漂い始めたなか、髙橋光成が今シーズン初先発をする。

右肩の張りのため、キャンプ途中からスロー調整。イースタンでは4試合、計15イニングを投げて3失点(自責点2)。3月24日からは毎週日曜日に先発して、きょうに照準を合わせてきた。

昨年までの9年間のプロ生活で、通算65勝している髙橋光成は、そのうち14勝を福岡ソフトバンクホークス戦であげている。これはオリックスバファローズ戦と並んで、最も多い勝利数になる。

また昨シーズンのホークス戦での防御率は1.45。これはホークス相手に3試合以上先発した投手のなかでは、佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)に次いで、2番目に良い成績。高橋に関しては、先発した5試合中3試合を無失点に抑えて降板、救援陣にあとを任せている。

こうしたホークス相手の実績も、髙橋光成のシーズン初登板が、きょうに決まった理由のひとつかもしれない。

●ホークス大津 プロ1年目はライオンズ戦無失点

対するホークスの先発は、プロ2年目の大津亮介。きのう(13日)の先発のモイネロ同様、今シーズンから先発に転向した投手だが、もうひとつのモイネロとの共通点が、昨シーズンライオンズ相手に1点も獲られていなかったことだ。

8 1/3イニングを投げて、大津がライオンズ打線に打たれたヒットは4本だけ。長打は呉念庭の二塁打1本しか許していない。ホークス首脳陣のほうも中9日空けて、きょうの先発に大津を持ってきたのは、こうした成績を踏まえてことかもしれない。

髙橋光成にとっては、はからずもチームが連敗中でのシーズン初登板となってしまった。昨シーズン連敗中に髙橋が先発した試合で、チームは3勝4敗だった。

チームが苦しいときに真価が問われるのが、エースと呼ばれる存在だ。ぜひとも連敗ストップで、自身の2024年シーズンをスタートしてもらおう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

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