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【西武ライオンズ 今日の見どころ】来日3年目のボー 不調のバファローズ相手に初勝利なるか

●来日3年目で初勝利なら ライオンズ外国人投手で初めて

【4日◇ライオンズ‐バファローズ3回戦(ベルーナドーム)13:00】
昨シーズン8勝17敗と大きく負け越したオリックスバファローズに、今シーズン最初の3連戦で勝ち越した。きょうも勝利して、バファローズ相手の同一カード3連勝となると、22年8月2~4日以来になる。

23シーズン バファローズ戦 戦績

ライオンズの先発はボー・タカハシ。NPB通算56試合目の登板で、今回が初めての先発となる。過去2年間の成績は0勝1敗2ホールド。勝てば、来日3年目での初勝利となる。

2年間勝利のない外国人投手が、3年目も契約を結ぶケースが珍しいのだろう。これまで来日3年目に初勝利をした2009年オビスポ(読売ジャイアンツ)や、18年の宋家豪(東北楽天ゴールデンイーグルス)などはいずれも、当初育成契約だった選手だ。

昨年7月には福岡ソフトバンクホークスのスチュワートJr.が、来日5年目での初勝利をあげているが、彼の場合は、マイナーリーグを含めてアメリカ国内でのプロ野球経験のないまま来日した。いわゆる「助っ人外国人選手」とは、やや様相が異なっている。

ライオンズに在籍した外国人投手では、来日3年目にNPB初勝利をあげた例はなく、ボー・タカハシが勝てば、球団史上初となる。

●バファローズきょうも2得点以下なら パ記録を更新

バファローズのほうは打線が低調。開幕からの得点は、1、2、2、1、0と、すべて2得点以下。2リーグ制後、開幕から2億得点以下の試合が最も長く続けたのは、2006年の広島東洋カープで9試合。開幕5試合連続で2得点以下は、前身の阪急時代を含めてバファローズの球団最長となった。

もし、きょうの試合も2得点以下で、開幕から6試合連続となると、1954年毎日オリオンズ、67年東京オリオンズを超えるパ・リーグ最長記録となる。

開幕 連続試合 2得点以下

先発の東晃平は一昨年8月にプロ初勝利をあげてから、現在無傷の7連勝中。球団のデビューからの連勝記録を更新中だ。ただライオンズはつい先日、東北楽天ゴールデンイーグルス荘司康誠の連勝を5で止めたばかり。きのう(3日)はライオンズ戦3連勝中だった山下舜平大に土をつけてみせた。

ライオンズの主催試合では、18年4月4日以来6年ぶりとなる平日デーゲーム。ここで東の連勝記録もストップして、春休みにベルーナドームを訪れた少年少女ファンや学生たちに、3連勝をプレゼントしたい。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

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