はじめまして、作曲の樹原涼子(きはらりょうこ)です

わ、なんだか照れくさいような。
初めて、noteを書くという素晴らしい体験をしています。

はじめまして、なので一体どんな風にこの記事が読まれるのか
よくわからないままスタートしているけれど、
なぜか、すでにフォロワーが50名もいらっしゃることがわかって、
ちょっと嬉しい。
フォロワーのみなさん、ありがとうございます!


初心者でいたい


経験を積むと、だんだん「初めて」のことが減って来ます。
創作にとって一番大切な「ワクワクした気持ちになる」ってことを
忘れたくないなと思ったり、
何かの初心者になってみたいという気持ち、
それに、私が一生をかけて取り組んできた音楽を
もっと分かち合いたいという気持ちで
noteに挑戦します。

ああ、挑戦っていうのも昔から大好きな言葉です。
初心者は、ダメ元で失うものがない。
怖いものがない、と思えることも嬉しい。


「ピアノランド」出版

そうやって、私は初めて書いた『ピアノランド』という曲集を作って、
20代のある日、音楽之友社に乗り込んでいったのでした。
後日、詳しく書きますが、
テキストのダミーと録音と企画書を持って
「若くて無名だから、老舗から出さないとね!」と
歴史があって一番信用のある〈音楽事典を出版している会社〉を
訪ねることにしたのです。


簡単に言うと、ピアノを教えるときに
この本を使いたいというテキストがなかったから、
自分で使いたいものを作りました。
他にも、同じ気持ちの人がきっといるはず、と信じて。


当時はシリーズになったピアノ教本といえば輸入翻訳物しかなくて、
連弾で日本語の歌詞があって、
フルカラーの大きなイラスト付きのピアノ教本なんてどこにもなくて、
あっというまにベスト&ロングセラーになりました。

そのおかげで、たくさんの人を巻き込んでどんどん仕事が増え、
日本で初めてオーケストラ付きのミュージックデータを作ったり、
「タッチポイント」「二段階導入法」「カウンセリングレッスン」などの
概念や手法を提案しながら全国を回ったり、
ずっと音楽の仕事ができるようになったのは幸いなことでした。


しがらみって、そんなに怖いものなのか


熊本の恩師から、
「あなたは若くて何のしがらみもないからできたのよ。
 普通はいろいろ考えることが多くて、なかなかそうはいかない」
と、言われた(褒められた?)ときに、

誰かに気兼ねして創作するなんて有り得ない!とびっくりしました。
しがらみって、そんなに怖いものなのですね。
誰の顔色も気にせず、私はずっと自由に書きたいことを書いていく。

そう、心に決めました。


時代は、作っていくんだなと思う

どんどん時代が変わっていく中で、
やっと今、ピアノランドの時代が来たのだなぁと思えます。
連弾がソロより簡単だと思われていたり、
コードネームはポピュラーのものと嫌われていたりしたのが
嘘のような時代になって、本当に嬉しい!


当時から考えてきたことを、毎年1冊か2冊ずつくらい出版して
少しずつ、私の考えることが
人から見てもわかるような形に構築されてきました。


noteでは、そんな話やら日々思うことを書いて
webページとはまた違う気持ちで綴ってみようと思います。
(下記は樹原涼子のwebページです)

http://pianoland.co.jp


今夏唯一のコンサート、配信します

近々また記事を書きますが、
感染症騒ぎにもかかわらずキャンセルにならなかった(しなかった!)
この夏唯一のコンサートのお知らせをよかったらご覧ください。
ライブ配信(8/20)と録画配信でお届けします。
http://pianoland.co.jp/schedule/schedule-15792


コンサートの予告動画を作ってみました。
これも初挑戦……笑。

8月20日(木)午後2時から、ピアノランドを中心に子供のためのコンサート
https://www.youtube.com/watch?v=40t0CAvtcpk

夜7時からは、大人のためのコンサート
https://www.youtube.com/watch?v=BidSwFbN-54


感染症の影響でなかなかコンサートに行けないみなさんに
楽しんでいただけたら本当に嬉しいです。


初めての記事、どんな風に見えるかな?
感想、聞かせていただけたら嬉しいです。

これからも、どうぞよろしくお願いします!

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