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冬のコウモリ駆除は・・・。

今まであまりお話しすることが少なかったコウモリの話。

最近でもたまーにコウモリらしき動物の音が屋根裏からするので来てほしいって依頼を受けることがあります。

依頼のあるコウモリはアブラコウモリ(別名イエコウモリ)と呼ばれている、住居を住処としているコウモリです。

11月から4月位までは冬眠状態です。冬でも暖かい日には飛び回ることがありますが、夏の夕方に見かけるような大群で見ることはないと思います。

コウモリを漢字で書くと、「蝙蝠」と書き字の見た目通り福が来るという縁起の良い動物というようにかつては言われていることもあったようです。

コウモリは害獣であるとともに「益獣」と呼ばれる動物です。例えば家の周りに飛ぶ蚊などの害虫を捕食することもあります。

しかしながら実際問題、コウモリは屋根裏での厄介な害獣であることに間違いないです。大量の糞を落とし尿を垂れ流し、侵入口付近の外壁にも糞を付けていきます。

そこで駆除の依頼のお話があるのですが、結論から言うとこの時期のコウモリ駆除は難しいです。

冬眠(仮死状態というか省エネというか)しているので、追い出す為の燻煙剤や忌避剤の効きが悪く、簡単に追い出すことできません。その為、作業にも時間、部材代を費やしてしまい駆除費用もあがりがち。完全に追い出すことがかなり困難な為にこの時期の駆除はお勧めできないです。

この時期に書くのもどうかなぁとは思っているんですが冬以外の時期での駆除をお勧めしたいと思います。

それでは、また。




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