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iPhoneのバッテリー寿命を伸ばす方法

iPhoneをはじめ、さまざまなガジェットに用いられているリチウムイオンバッテリー。充電を繰り返すごとに性能(最大容量)が劣化していくことは、みなさんよくご存知だと思います。

iPhoneの場合、0→100%の充電を500回行っても、最大容量が80%を保つように作られていることも有名ですね。

ボクは、新型のiPhoneが登場してもすぐには買い換えず、今の端末を少しでも長く使いたいと思うタイプなので、日ごろからバッテリーの扱いには気を使っています。

同じことを考えている人は多いようで、需要があるのか、「スマホの寿命を伸ばす充電方法」を紹介している記事はたくさんあります。

そんななか、iPhoneのバッテリー寿命を伸ばす方法に関する興味深い記事を見つけたので、みなさんにシェアしたいと思います!

10年以上テック系の分野で活動しているUzair Ghaniさんが2019年2月に書いた記事で、タイトルは『iPhone Xを1年間使い続け、バッテリー最大容量99%を達成した方法とは』です。


以下、本文を翻訳・編集してご紹介します。

通常、iPhoneの充電は、寝る前にバッテリーが完全に切れているか、今にも切れそうな状態で充電を開始し、朝になって充電器から抜くというのが、最良かつもっとも一般的な方法だと考えられています。

確かに、これはベストな方法です。年内にバッテリーを粉々に損傷させたい場合において……。私は、4ヶ月間の使用でバッテリーの最大容量が85%にまで低下した人を見たことがあります。

以下のヒント/ガイドラインに従えば、あなたのiPhoneバッテリーの健康状態を見事に保つことができます。

※これらのヒントはすべて、純正またはMFi認証のLightningケーブルと充電器、およびQi認証のワイヤレス充電器を使用している場合に適用され、効果を発揮します。偽物の製品は、あなたのiPhoneを傷つけます。これらの手順は、AndroidスマートフォンやiPadにも適用できます。

ヒント その1

電話をかける、テキストメッセージを送る、ソーシャルメディアをチェックするなど、iPhoneを使っているときはコンセントを抜いておきましょう。(どうしても使わなければならない場合を除いて)

ヒント その2

iPhoneを使用していないとき、近くに電源があれば、それが有線でも無線でも、iPhoneを充電しておいてください。まったく問題ありません。バッテリー内の電子は動き回るのが好きなので、ダメージはありません。

ヒント その3

過充電の心配はまったくありません。iPhoneは賢いので、接続されている間はバッテリーへの充電を停止し、AC電源に切り替えます。つまり、一晩中接続したままにしておいても大丈夫なのです。

ヒント その4

頻繁にバッテリー残量が75%以下にならないようにしてください。たとえそうなったとしても、60%を「危機的状況」の基準としてください。ちょっと無茶な話ですが、このヒントを忠実に守っていれば問題ないはずです。たまにであれば、それを下回っても構いません。

ヒント その5

万が一、バッテリーが限界まで消耗してしまった場合は、できるだけ早く充電を行ってください。バッテリーの消耗が激しい場合や完全に消耗している場合、バッテリーの損傷が早まります。

ヒント その6

ワイヤレス充電器は、家のなかに戦略的に配置してください。手の届くところに置いておけば、iPhoneを使わないときはいつでも充電しておくことができます。たとえば、パソコンで仕事をしているときは、すぐそばに充電中のiPhoneを置いておけばいいのです。

ヒント その7

異常気象のなかでiPhoneを充電しないでください。バッテリーに害を及ぼすだけです。寒すぎる場合は、充電中にケースやポケットに入れて「室温」を保つようにしましょう。暑すぎる場合は、風通しをよくしてください。


上記のガイドラインは大変だと思われるかもしれませんが、信じてください。私の親しい友人は、昨年、このガイドラインの半分を実行したところ、年末までのバッテリー最大容量は96%でした。また、私は初日にiPhone XS Maxを手に入れたのですが、現在のバッテリー最大容量はどれくらいだと思いますか? 100%です。

使い方の習慣を変えるだけで、そこにたどり着くことができます。


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編集後記

元の記事から、バッテリー寿命を伸ばす9つのヒントのうち、7つをピックアップして載せました。

実は、『車の運転中にも充電しておきたいよね』と『モバイルバッテリーがあれば1日を快適に過ごせるよね』というヒントを省いています。そこまで重要ではないと思ったので……。

記事をまとめると、緊急時を除いて、充電中はiPhoneを使わないようにし、使用しないときはいつでも充電をして残量75%以上を保つということ。

この記事を読んで目からうろこだったのが、過充電(残量100%なのに充電を続けること)を気にする必要がないことと、残量60%を「危機的状況」としていることでした。

過充電に関しては、以前から「心配ない」という意見と「バッテリーに悪い」という意見の両方を聞いていました。ボクは、過充電しないに越したことはないと思い、いつも100%直前で充電ケーブルを抜いていましたが、これからはあまり気にしなくて済みそうです。

残量60%は……、こまめに充電したほうがいいってことですね。

まぁ、一番よくないのは、気にしすぎて自分のストレスを溜めることなので、できる範囲で実践したいと思います。

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