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カメラと写真と父の不思議なおはなし。


始めに:


今日は私の超・個人的なお話です。
私はいわゆるサイキックで、子供の頃から、スピリットや人のエネルギー状態が見えるという多くの経験をしてきています。

日常的に「シンクロ」が起きるなか人生を歩んできて、
「人間と神は常に一心同体で、神は人間を常に見ている」と教わりました。
1994年に突然、神様からのコンタクトがあり、
天界の光に照らされ大きな衝撃を受けました。

天界の光と聞いても、イメージしにくいかも知れませんが
太陽の強い光など、およびもしないほどの純粋で、
なにもかもが溶けてしまうのではないかと思うほどの
強力な光です。そして、そこには「愛」と「調和」と「光」しか存在しません。それが天国です。

私自身のハイヤーセルフによると、私の使命は「日本人の精神性の高さを持って、フランスとの架け橋になること」で
神様によると私の使命は「天界の情報を人々に伝える」ことだとのことですので
私の知っている天界の情報や様々なシンクロのお話と共に
パリのお話しや情報をあげています。

今日ご紹介するお話しは、1991年に亡くなった私の父のこと。
今回の経験は私が見た「夢」の話で、私が普段経験する「現実の霊的経験」とは違います。
「夢」はあくまでも夢でしかありませんが、普段見る夢とは違って大変リアルな夢でしたのでちょっと記事にしてみたいと思います。

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私がカメラを初めて手にしたのは小学生のときのことでした。

私の父は山岳写真を撮っていて、私の家には父が撮影した多くの山の写真と共に父が仕事で行ったヨーロッパの写真などがありました。
家には2台のカメラがあり、父は私にそのうちの1台を貸してくれたのです。
父はよく、「ライカ社」のカメラの話を熱を込めてしていました。
2台のうちの1台はライカだったのかも知れませんが、全く思い出せません。

私は中学生になると、そのカメラ、父が貸してくれ、のちに私のカメラとなってしまったカメラを持って
イベントへ出かけたり、自然の写真を撮りに出かけたりするようになりました。

私の父は、2011年に癌で亡くなりました。「お父さんは、仕事を引退したらアルプスに登って山の写真を撮りたいんだ。」という父の夢は叶えられることはありませんでした。

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父が亡くなって随分経ったある日、私はある日突然、父の夢をみました。

夢のなかで、天国から声がしました。
「あなたの亡くなったお父さんを、天国まで迎えに来てください。」

私が「はい。」と返事をすると、私の体は、天国へと向かって光のトンネルの中を泳いでいました。
この光のトンネルは、人間がその寿命を終え、魂になったあとに天国へ行く前に通過するトンネルで、臨死体験をして戻ってきた人々の多くが体験したと語っている場所。私はこのトンネルをこれまで何度も経験しています。

天国に着き、私の足を光輝く場所に降ろすと、なんと目の前はもう、私の亡くなった父が立っていました。父の足元には、ひとつのスーツケースがありました。

「よう!」父は私に向かって威勢よく声をかけました。
私は驚きました。

上に書いた通り、私の父は「癌」で亡くなりましたので
最期は痩せて、顔色も悪かったのですが
天国で会った父は顔色も良く、ふっくらとして健康そのもの。

私は一瞬のうちに悟りました。
「私の父は天界でのリハビリを終えて、今から新たな人生に向かうところだ」と。

(宇宙や天界での伝達方法は、ホログラム通信やテレパシーなので情報伝達はわずか一瞬です。)

天界(宇宙)には「リハビリセンター」と呼ばれる場所があり
亡くなった人はそこで天界の光による「リハビリ」を受けることが出来ます。父は天界のその場所でリハビリをしていたのだ・・・。

父は私に声をかけると、続いて私が登ってきた光のトンネルを、地上へ向かって飛んでいってしまいました。

新しい人生を歩むために地上に向かって行った、私の父だった人の魂。

娘だった私にわかりやすいように、天国では私の父親だったときと同じ顔で居てくれましたが、今はもう別の人生を歩んでいるだろうその魂。

私と父は、父の存命中はけんかが多く、厳格で一般的常識を重んじる父と、革命的な世界観を持つアウトローな娘は、意見が合わないこともしばしばでしたが、私が現在、こうして色々な事を多方面から考えながら進むことができるのはあなたのお蔭です。ありがとう。

私が撮影する写真を、いつも誉めてくれていた父。私が作る料理をいつも誉めてくれていた父。その2つはどちらも、父から受け継いだものです。

その後、生まれ変わった父の魂からは、何も連絡がありません。

きっと、私はもう知る必要がないのかも知れません。

お父さん、あなたの次の人生が、充実して、幸福を沢山味わうことの出来るものであることを祈っています。

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