日本、今年もマイナス成長か?

ということで報道の通り2024年1-3月のGDPは実質-0.5%です。しつこいほど言いますが年率換算に意味は無いです。名目は+0.1%なのに実質は-0.5%になるのは物価高が賃金上昇に全く追い付いていないからです。

よって政府目標の+1.0%はもうこの時点で成立しません。

まあ政府目標なんて今時誰も当てにする人はいませんよね。それでは次にIMFの予測を見て見ましょう。IMFは年+0.86%(日本は自国通貨建てでも+1%の経済成長すら無理)としています。ですがもう第一四半期で-0.5%を食らったのだから第二四半期で+2.0%(バブル期並み)とかにならないともうこの数字すら成立しません。そんなこと出来るんですかね。そもそも貿易赤字はマイナスと計算するのに。そう、円安なのにこの国は膨大な貿易赤字国家です。誰だ?「円安になったら好景気になる」とか嘘ぶくアホは。安倍だよ。いい加減に「アベノミクスは失敗でした」と墓前で報告したらどうなんですかね。

このGDPライブ見ました?
もうドイツは4兆5074億ドルで日本は4兆1745億ドルに墜落してるんです。去年ドイツと日本のGDPが逆転したのですがあっという間に大差を付けられています。そして5位のインドは3兆7086億ドルで天を突く勢いで伸びています。

そして日本(4位)とアルゼンチン(23位)だけ数字が常時真っ赤なのです。日本円とアルゼンチン・ペソがゴミと世界中から言われております。合計9回も国家破産したアルゼンチンと同じように日本国を準破産国家だと世界の投資家は見ているのです。日本国政府の借金はGDP比で実に260%です。それが世界の厳然たる評価です。逆にインド・ルピーはすさまじい勢いでドルに対して高くなっています。さすがインド・ルピー。2年で価値を倍増させただけありますね。よってGDP成長率以上にルピーという通貨の効果でインドの総GDPは今年の年末ごろに日本を抜くのです。

6位の英国。英国・ポンドはユーロよりも通貨が高いです。よって見てください。インドに抜かれたもののインドに猛追しているのです。よって残念なお知らせですが英国にも総GDPで抜かれる年が1年早くなりました。

1ポンド = 196.75円

1ユーロ = 168.75円

1米国ドル=155.74円

です。これが本日5月17日のレートです。英国ポンドはユーロ・米国ドルよりも信頼されている通貨で高いのです。

したがって日本はこうやってあらゆる国々に抜かれていくのです。それが日本のリアルです。これを1人当たりGDPにするともっと悲惨なのは言うまでもありません。

個人投資 -0.7%
住宅投資 -2.5%
設備投資 -0.8%
公共事業 +3.1%
輸出 -5.0%
輸入 -3.4%
外需寄与度 -0.3%(貿易赤字)

2024年1-3月のGDP:実質-0.5%

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