忘れ去られた被災地・氷見市、公費解体800件超の現実

マスコミって本当に罪でさ「能登地震」って石川県だけのものだと「思い込ませてる」の。でもこの氷見市って実は富山県なんですね。早期に避難所を閉鎖したこの都市はそんなにも被害が軽いのでしょうか。この国は東日本大震災の時の北茨城市・八戸市でなにが起こったのかさえ忘れる健忘症です。なんなら日立市の海岸線沿いの住宅はほぼ解体という運命になり日立製作所海岸工場まで被災したという事実すらも忘れる実におめでたい国なのです。

さて問題です。「北陸応援割」で氷見市に観光客が来るとどういうことになるでしょう。皆さんもよくお考え下さい。

「氷見市の観光DX」なんて記事まであります。このブロガーは被災家屋が見えないのでしょうか。見えないのでしょうね。「生成AIでDX」とか言ってるようじゃ。AIって人間性を退化させてるんじゃないんですかね。

地震のダメージってこうやってあとから着て3か月後に耐えられなくなって国道陥没ということだって余裕であり得ます。何が観光なのでしょうか。「人を馬鹿にするな」って言いたいね。
ところでここは国道沿いの商店街です。写真をご覧ください。被災前からもうシャッター商店街で死んでます。

この記事は高岡市です。ここも「隠れ被災地」です。ご覧ください。液状化で人が住めなくなっています。それでなくとも特急が消えて高岡市は中心市街地が危機的なのに。
そうなんですよ。新幹線の駅は新高岡で南側。北側(高岡駅側)は空洞化し最後にトドメを食らったのです。

能登半島地震による液状化被害を受けた高岡市伏木地区で住民の流出が深刻化している。伏木曳山祭(ひきやままつり)の山町である石坂自治会では28日までに、全69軒のうち約4割の26軒が転居を決めた。自治会からは、残る住民のごみ当番や回覧板など地域活動の負担が重くなるほか、曳山祭の財源となる自治会費の不足を心配する声が上がり、地域コミュニティーの存続が危惧されている。
 伏木校下自治会連絡協議会(伏木自連協)に所属する全18自治会によると、伏木地区1900軒のうち、現時点で78軒が既に転居したか、転居の意向を示している。26日、伏木コミュニティセンターで開かれた会合で報告された。
 18自治会のうち、転居数が最多となった石坂自治会では全体の37・6%に当たる26軒、次いで中道自治会は全60軒のうち25%に相当する15軒が転居・転居予定となっている。いずれも特に液状化の被害が大きい地域という。

北國新聞2月

「北陸応援割」って何ですか?キレイキレイな金沢市や無関係な福井県の観光地見て満足して帰っていくだけですか? 迷惑です。早急に止めていただきたく思います。


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