見出し画像

現役男子高校生が一人で400人以上が出場したeスポーツの大会を開いた話。

宮崎県を拠点に活動するマルチプロゲーミングチームFiveness Esportsの代表をしている黒まめ(永田 大和)です。この記事の投稿段階ではまだ18歳の高校3年生です!

皆さんに伝えたいことが沢山あって、この度noteを始めることにしました!記念すべき第一回は現役男子高校生が一人で400人以上が出場したeスポーツの大会を開いた話。ということで、eスポーツにおける大会運営の厳しさをお伝えしていければなと思います!

1,一人じゃ開けない

早速タイトル詐欺になってしまいましたが、一人じゃ開催出来ないです絶対に。特に学生や就職している社会人じゃ無理です。断言できます。

僕の場合、準備のほぼ全てを一人でしていました、だから一人で~という表現を使ったわけなんですが、まずやることの多さに絶句します。

「必要書類が多すぎる...」

企画書、見積書、請求書、提案書、タイムスケジュール、台本etc...

一つの大会開催に多くの書類が必要になります。とくに見積書や請求書など、お金が絡む話にはミスが許せないので相当なプレッシャーになります。

それに、当日が近づくにつれて参加者対応などの絶対に一人じゃ回せない量の仕事がでてくるんです。

ですが大会を開催するための準備であれば一人ですることが可能です。

ただし、地獄を見ます。

僕が経験した地獄に関して詳しくお話していきますね!

2,お金の話

初手からお金の話ですw

なにはともあれお金がないとできることが少なくなってしまいます。お金が無くても出来ることはもちろんありますし、お金をかけずに出来れば最高です。ただ、お金があるのとないのでは選択肢に大きな差がでてきます。その差で大会の規模感や、話題性が変わってくる訳です。この、お金が無くても出来ること、お金があれば出来ること。っていうのはまた別の機会にお話しします。

僕の場合、出来るだけ大きな大会にしたいという思いがありました。宮崎県のいいところをより多くの人に知ってもらいたい、Fiveness Esportsというチームの存在を知ってもらいたい、そして大会を楽しんでもらいたい。そういう思いから出来るだけ規模を大きくしようと考えていました。

正直に書くと、Fiveness JapanCUP大赤字でした。

まぁ第一回だし、一回目から黒字はなかなかないと開き直ってますw

協賛企業様から協賛金をいただきましたが、それでも足りなかったんです。準備期間の短さが一番の問題でした、2、3か月あれば充分だろうと思っていましたが、大甘でした。

まず協賛企業様を探すのに苦労しました。何十件とお話して、先へ進んだのはほんの数社でした。eスポーツへの理解、関心が少なかったのもそうですが、第一回ということで、その協賛に対する費用対効果を示すものが何もなかったんですよね。毎日電話とメールをし続けました。僕は普通に高校生で、昼間は授業があります、でも企業さんも僕らと同じように日中にお仕事をしています。休み時間やお昼休みを活用して沢山の企業様とお話ししました。

そして協賛企業様の中からお金を出してくださる企業様を見つけるのはもっと苦労しました。

お金を出してくださると確定した段階で、その時点で集まっているお金で多少の赤字を覚悟した開催可能な大会規模を想定し、確定。そこからさらに協賛企業様を探す旅に再び出ました。

結果として、以下の協賛企業様が7社、後援企業様が3社と、多くの企業様にご支援していただける形となりました。

お金の話をまとめると、

・お金が無くても出来ることは多い、ただしお金があると選択肢が増える。

・協賛企業さんを探すのは大変。断られるの覚悟でいこう。

・協賛企業様の中からお金を出してくれる企業様を出してくれるのは更に 大変!

3,大会を開くメリットとデメリット

お金より先に話すべき内容ですが...まぁ、どうしてもeスポーツにはお金が必要だということを知ってほしかったんです。

とりあえずメリットとデメリットについて、最初に結論を言ってしまいます。

メリット・・・話題性の獲得、知名度の向上、協賛企業様との繋がり、確実に自分自身のスキルアップに繋がる。

デメリット・・・とにかく大変!本当に大変!(人数による)お金がかかる(大会規模による)失敗すると炎上する。

あれ...?自分で書いてて思ったんですが大会開催ってデメリット無いですねこれ、ウケるw

規模感考えれば無料で大会開催なんて余裕でできます。賞金とかがあれば話は別ですが。人の確保も友達に手伝ってもらえばOK!

ただし、無料でやってもらうということを忘れずに、感謝の念を持って接しましょうね!

僕がFiveness JapanCUPという大会において感じたメリットはやはり話題性と認知度の向上です。Fiveness JapanCUPを通じて初めてFivenessというチームの存在や、宮崎の特産品を知った!という声が本当に多かったんです。公式Twitterのフォロワーは1か月で400人以上増えましたし、YouTubeのチャンネル登録者数は0から970以上まで増えました。僕自身ここまでの反響があるとは思っていなかったのでびっくりです。

Fiveness JapanCUPはオンライン上で誰でも参加、視聴ができたため、Fivenessっていうチームはちゃんと活動しているんだぞ!というアピールも出来たと思っています。

ここからは個人的なお話ですが、書類の作成や、関係各所とのやりとりにおいてのスキルが目に見えるほど向上したのが実感できました。

そりゃ2カ月間絶え間なく企業様と連絡し続けて書類も作り続ければ嫌でも上達するわな...

Fiveness JapanCUPをやります!と発表した手前、どれだけ自分が疲れてもしんどくても途中で放棄することは考えませんでした。既にご協賛いただいてる企業様もありましたし、なにより僕個人の甘えでこれまで選手と積み上げてきたものを無下にしたくなかったからです。

良くも悪くも、少人数で大会開催の準備してると、必ず追い込まれます。そこで続けられるか、やめてしまうか。そこが大きな分かれ道だと思います。

前述しましたが大会開催におけるデメリットはそうそうありません。あえて挙げるとしたら、想像以上に大変で、本当につらい。そのくらいだと思います。

ただ、全てをやり遂げた時の達成感と付く自信は相当なものです。


どうだったでしょうか!

初めての執筆で読みにくいかもしれません、内容を上手く伝えられた自信も正直ありません。いつか上手に書けるようになったらリメイクしようと思います。

タイトルにvol.1と書いてるのでお気づきだとは思いますが、一応続きます。

次回は、eスポーツの大会を開くために何をすべきか

に関して書く予定です!宜しくお願いします!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?