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ウマ娘を始めて、マルゼンスキーの担当になった新人トレーナーの話。

 新人トレーナー=私です。

 はじめまして、先輩トレーナーの皆さん。
 数週間前に友人から「ウマ娘」のPVを勧められて、やっと見たと思ったら「ゲームしてみたくなってきた」とスマホアプリゲームをダウンロードし、初の「担当ウマ娘」のレースを最後まで見届けてきた新人です。この間、約2日。

 これは突然「ウマ娘」というコンテンツに足を突っ込み、面白さを感じ、アニメを見始め、これからトレーナーとしてやっていこうと決意を固めつつある新規ユーザーの記録です。

事の発端

 数週間前、久々にオフで会った友人から「ウマ娘」のPVを見るよう勧められました。

ゲーム【ウマ娘 プリティーダービー】オープニングムービー「U.M.A. NEW WORLD!!」

 これです。そしてもうひとつがこちら。

ゲーム【ウマ娘 プリティーダービー】ライブ動画「U.M.A. NEW WORLD!!」ショートVer.

 友人がなぜこれらを勧めてくれたかというと、新しいウマ娘である「オルフェーヴル」というを私に見せたかったから。真ん中の金髪の娘です。正直に言うと、上の動画で言えば私は右隣にいる茶色い髪の子がこの時点で気になっていたのですが()この2つのVを見て「なんかウマ娘で遊んでみたくなってきたな」と思いました。明確な理由があるわけではないんですが、これが分岐点となりました。

アプリゲームのダウンロード、そして「トレーナー」になる。

 たまたまですが、先日スマホも新しくしたことで、新規ゲームをダウンロードするハードルが自分の中で下がっていたことも大きかったかもしれないです。

 ともかくゲームをダウンロードした私。
 見知らぬお姉さんに「トレーナーさん」と呼ばれながら、まず最初に「ウマ娘たちのレース」を見せられ、これがなんか……初めてレースというものを見たんですが……(現実の競馬も見たことない)すごい、思ってたよりずっと面白かった。

 その後、間髪入れずに「ウイニングライブ」なるものを鑑賞し、丁寧に丁寧に、『新人トレーナー』として何をすべきなのか教わったのです。ウマ娘たちがどんな存在なのか、誰が強いとか可愛いとか歌がどうとか……そんなのはどうでもよくて、ただ走ることに夢を駆けている彼女たちのサポートをしてやってほしいと頼まれ、あれよあれよという間に好きなウマ娘を育ててみよう! ということになったのです。競馬業界の事が何一つ分かっていないトレーナー、爆誕です。

初の”担当”ウマ娘は「マルゼンスキー」

 さて、ゲーム「ウマ娘」では上記のようなチュートリアルが終了した後、一定のキャラクターの中から任意の一人を選ぶことのできるチケットが配布されました。ガチャを回さずとも、比較的レアリティの良い子を最初からもらえる、というわけです。おそらくだけど、初心者が育てるにはバランスが良いとか、育てやすい、ストーリーがクリアしやすいとかの利点がある娘たちなんじゃないかと思う。

 で、このチケットで私が選んだのは「マルゼンスキー」という娘でした。

 私は本気で競馬界のことを知らないので、完全に第一印象で、ぱっと目についた娘を選びました。名前覚えるのも一苦労すぎる!(初心者には、ものすごく独特なネーミングをしているように感じます、競走馬)まずは、この娘を”担当ウマ娘”、つまり育成対象のキャラクターにしてみよう、というわけです。

 ウマ娘たちから見て、私は”担当トレーナー”。ゲーム内時間で3年間という期限の間、この相互関係は続いていきます。それぞれのウマ娘が持つ、それぞれの『夢』を叶えるため、トレーナーであるプレイヤー(私)は彼女たちとマンツーマン、二人三脚で歩んでいきます。
 うまいなと思ったのは、現実に存在するレースをクリア目標と設定しているところ。どうやらウマ娘ごとに「走りたいレース(あるいは、走れるレース)」が違うらしく、それは彼女たちの『夢』に直結するため、こちらも自然と「勝たせてあげたい」「勝ちたい」という気になってくる。

「マルゼンスキー」というウマ娘

 私は、競走馬=ウマ娘たちは、みんな「走って一番になりたい」とか「勝ちたい」みたいな思いでやっているんだと勝手に思ってたんですよ。でもこのマルゼンスキーという娘はそうじゃなくて、ただ楽しく走りたいという思いだけでやっている、という娘だった。まず、そこがけっこう吃驚して。あっそういう気持ちなんだ? というか……勝ち負けとかどうでもいいんだ、というのが大きなギャップでした。

 勿論、ゲーム的にはクリア目的があるので「一着になる」とかが条件だったりもするんですけど、キャラクターメイキングの部分においては、一着であるということが必ずしも理由にならないってことがあるんだなと分かって、これが一気に面白く感じた部分だと思う。

 そこからノンストップで、とにかくマルゼンスキーと目標レースをクリアしていきたい、マルゼンスキーの考えている「楽しいレース」に一枚私も噛みたい、って気持ちがすごく沸いてきて、ダウンロードから二日目にマルゼンスキーの「新設!URAファイナルズ」という育成シナリオをクリアしました。(初心者はここからがオススメってあったからとりあえず素直にやった)

クリアした際のゲーム記録
スクショ画面をインスピックで出力してぺたり。

 最初はね、日本ダービーというG1枠のレースが全然クリアできなくて! 何度やっても10着を抜くことができなくて! ウオオオオ私の育て方が悪くてマルゼンスキーを先に進めてあげられない!! と悶々としてました。アドバイスをくれた友人たち、ありがとう。先輩トレーナーってすげえな。
 
 そして、やっぱこう、ウマ娘って実在した競走馬をモデルにしているということだったので、遊んでいると「実際の馬はどんな馬だったのか」が気になるのが人情ってもんで。マルゼンスキーのことも調べたんですよ。wiki程度ではありましたけど、それでも自分の中でこういう経歴があるんだな、とか、どういう大変なことがあったのかってことが分かってくると、ウマ娘のマルゼンスキーを見る目もちょっと変わったりして。

 本気でびっくりしたんだけど、wikiに「マルゼンスキーがめっちゃ速すぎたので、あるレースをやる時に他の馬が出馬を取りやめた」みたいなことがあったっての読んでて、それをオマージュしたかのようなエピソードが実際にシナリオの中に組み込まれていたんですよね。マジでびっくりした。本気で。マジで。「これ……本当にあったことじゃん!?!?!???」ってなった。友人が「これをやるのがウマ娘」と後方先輩トレーナー面をしていた。これが……ウマ娘……!!

 もうね、この衝撃があった頃には、マルゼンスキーのことがだいぶ好きになっていました。好きっていうか……「私がこの娘の担当である」みたいな気持ちが芽生えていたっていうか……。

これは育成初日に書いたゲーム記録。

 シナリオが終わった頃、私はなんか……すっごく……すっごく……マルゼンスキーのことが好きになってて……「私の初めての『夢』になってくれた娘なんだな」って思えて……。シナリオが終わって軽くマルゼンスキーロスみたいな……

 勿論、キャラロストとかではないので(ないので)私がものすごく感傷に浸ってしまったというだけなんですが、こんな感情にさせてくれたウマ娘……ありがとう!!!

 そしてこの後、次はだれを育成しようかなと思いながらアニメを見始めました。アニメも可愛いですね、ダイワスカーレットとウオッカのやり取りが可愛くて、軽い気持ちで実馬のほうを調べたらいろいろ分かってひっくり返ったりしましたが、私は元気です。ダイワスカーレットとウオッカのやり取りをニチャァ……と見つめるオタクでいようと思います。以上。

 五月に公開される映画も、見に行くぞ!!!


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