見出し画像

アトリエ「rako」クローズ

クチブエの平塚です。

現代美術作家の濱口桜子(はまぐちさくらこ)さんのアトリエ「rako」にお邪魔してきました。

京都の五条モールの一室にアトリエを構え作品制作とアートショップを展開されていましたが明日で一旦閉じられるとのこと。

そのため今月はアトリエ内で制作を兼ねた展覧会中。お邪魔した時も画材を片付けながら制作をするはまぐちさんの姿がありました。

アトリエには平面や立体を問わず多くの作品で埋め尽くされていてとても楽しい空間。はまぐちさんらしさが広がっていました。

公式インスタグラムでも打ち出されていたのでご存知の方も多いかもしれませんが、こちらが詳細とコメントです。

sakurako hamaguchi exhibition
タイトル:「ゆめゆめわすれまいよ」
会期:2023年3月1日(水)〜4月1日(土)
場所:rako(五条モール102号室)
コメント:「1年間アトリエとshopを出来て、頭の中が、解放されたり、悩んだり、かと思えばすぐ笑ったり、沢山の点がうまれて、線になりました。
約30年前にみた、洋書で見た、アウトサイダーアートに憧れて始まった制作活動も、時は流れてひとつの空間を作りました。
求龍堂のアウトサイダー本、シュヴァルの理想郷、台湾の鹿港の貝がらの宮殿、名古屋の喫茶、百万ドル、ベトナムの名前忘れた子供遊園地の柵の外から、なぞの手作り小物を並べて、ぐいぐい売ってくるお母さんたち。
奈良美智さんの見せてくれた携帯ストラップ。いつまでも胸にあたたかく光る世界です。
何も思わず、ただ作るというのが、いいな羨望。この世に先人たちが、奇妙な明るさをもって開いてくれた世界に、少しでも近づけるように。
沢山のドローイングに囲まれて、効果制作100号キャンバスなど。
五条モールは、お店をしてる方々、古い建物の味わい、まわりの景色も、みんな、どこか、なつかしい淡い夢のよう。ずっとありがとうございます。
ぜひ、お立ち寄り、ご高覧ください。」


このアトリエ空間で作品が観れるのは明日で最後です。興味のある方は是非足を運んでみてください。

私たちクチブエも様々な形で関わらせていただいてたので少し寂しくも感じますが、これからの新しい展開やそこから生まれる作品を楽しみにしたいと思っています。

ひとまずお疲れ様でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?