見出し画像

毎日泳いでいたから

クチブエの平塚です。

やり過ぎたからなのか、嫌気がさしているのか、それとも別の理由なのか。もう二度とやらない!とまで強い思いではなくても、できれば避けて通りたい!ぐらいに思っていることってありませんか?

私にとっては泳ぐこと。

夏は海やプールに行きましたか?…なんてこの時期定番のような質問ですが僕は行ってません!と即答。できれば行きたくない!と答えていました。

その理由は小さい頃水泳少年で毎日泳いでいたからです。

泳ぎを覚えることを目標に泳いでいた時期もありましたが、選手になってからはスイミングスクールと部活(水泳部)の両方で自己タイムを縮めることが目標になりました。

朝練をして学校に行き放課後部活で泳いでスイミングスクールへ行くという毎日。特にシーズンの夏になると早朝練、朝練、昼練、夕練、夜練という5部連をこなしていた時も。

試合は基本土日祝に開催されているのでおやすみではありませんし、試合の無い場合はもちろん練習。

時には学校の授業を休んでまで、地方で開催される合宿に参加したり試合に出場したり。

「一日休むと取り戻すのに三日かかるぞ!」と言われた時代。泳ぐことが全てでした。

今思い出してもよくやっていたなと自分を褒めたくなります。

そのせいもあり夏でも泳ぐ空間に行こうと言う気持ちになれずにいました。できれば近寄りたくないと。

でも数十年が経ち別の理由に背中を押されると何の抵抗も無くなったりして、すんなり受け入れられたりするんです。二度とやらない!なんて意固地になっていた自分が嘘のよう。不思議なものです。

年齢を重ねるとこう言う経験って多くなる気がします。私だけですかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?