Paul Wellerのライブを見に行った
Paul Wellerの来日公演へ行った。久しぶりだったけど、昔イギリスまで出向いたのも含めたら通算15回目くらい。初めて見たのは2000年。もう25年近く彼の曲を聴き続けているのかと驚くが、当の本人はその倍、約50年歌い続けている。現在65歳。
大ベテランの彼ではあるが、おなじみのヒット曲をひっさげてやるお決まりのライブ、とかは絶対にしない。
今回印象的だったのは古い曲(Into Tomorrow)を、ツアーメンバーの若いドラマー2人がツインドラムで盛り上げ、その流れでさらに古い1970年代の曲(Start!)を始めた時。きっとまだ彼らが生まれてない頃の2曲だろう。
パワフルな若者と、脇を固めるベテラン奏者たち、そして負けじと力強くギターをかき鳴らし歌い上げるウェラー。私は心の中で「すげええ、、、!」と叫んだ。
衰えることも、同じであることもない。それがポール・ウェラーである。
最後の曲は”The Changingman”。「見えれば見えるほど分かることは増えるけど、増えていくほど理解できなくなる」と彼は何十年も歌い、進化し続けている。次はどんなライブが見られるのか今から楽しみ。
進化するPaul Wellerを、曲と共にどうぞ。
The Jam時代(1977年-1982年)のきっとみんな知ってる曲
始まりは血気盛んなロックバンド(19歳~24歳)。
The Style Council時代(1983年-1989年)のきっとみんな知ってる曲
続いてソウル、ジャズ、ポップを融合したユニット。名の通りスタイリッシュ道まっしぐら。
Paul Weller(1990年~現在)30年歌い続けてなお進化する男
90年代からはソロ。ロック、ジャズ、ソウル、ダンスいろいろ。渋さを増し続けています。
The Changingman 1995年バージョン↓
2017年バージョン↓
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