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【#WJ15】週刊少年ジャンプ2024年15号感想【寿司いくら】

アンケ1:魔々勇々 2:グググ 3:ツーオン


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj15】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ15号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【日下部お前……やれんのか……!?】

【#wj15】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ15号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【鵺さん降臨!!!】



●呪術廻戦 253話

表紙
連載6周年記念!
6年か……6年!??そんなに!??
イラストは宿儺に立ち向かう虎杖と乙骨。これで実際本編では乙骨はほぼ戦闘不能、虎杖はまだいけそうだけどなんか出てきてない……なのちょっとウケるな。
新旧主人公シール
新宿決戦編のシーンだけという縛りなせいで絶妙に使いにくいシーンばっかで味わい深すぎる。
「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」
とかどこに貼るねん。
巻頭カラー
宿儺に一撃入れる真希パイのイラスト。一週タイミングズレてる気もするけどまあまあまあ。
黒に溶け込んでる真希パイ、絵をパッと見た時一瞬認識できなくてマジで宿儺からしたらそんな感じだったんだろうなって思った。追体験。
例によって義務のように虎杖がカットインしてて笑っちゃった。絵としては別にいらなそうこの虎杖。
……一応この虎杖のおかげで真希パイがより溶け込んでるって話はあるか。
本編
冒頭、「最強の一級術師は誰?」
みんな日下部挙げとる。日下部さん、実力者なのは分かってたけどこんなみんなから推されるほどなの!?
てかその日下部さんが言ってる「宇佐美」って誰よ。
(そんな人いなかったよな……?わたしが把握しきれてないだけか……?)って思ったらTLでも誰も把握できてなかった。マジで誰?
日下部が「自分と宇佐美だけは最強じゃない」ってわざわざ言うことで逆にすごい人なんじゃないかって感じする逆転現象起きてる。
真希vs宿儺。
真希パイやばいな あの宿儺と互角にやり合ってる……
途中イノタク出てきたけど「キラッ☆」で即撃退されててちょっと笑った。
でもサイコロステーキになってないのはイノタクすごい……のか宿儺がナーフされたのか。
日下部さんの待ち伏せはバレてて不発。
で、なんかテンション上がっちゃう宿儺。あー、宿儺が虎杖嫌いなの中途半端だからか。真希パイくらいまで尖らせれれば逆におもろいと。それはちょっと納得感あるかも。
勝手に呪術vs肉体の呪術サイド代表としての使命感負い始めるのおもろいなこいつってなった。反転術式止めたのもある種正々堂々……みたいな意味合いもあるのかもしれんけど、一種の舐めプでもあるので裏梅が言う通りまだ余裕はありそうな感じ。
そして「黒閃」───!!
さすがの真希パイも宿儺の黒閃食らっちゃあ、もうアカンよなそれは……
真希パイまでもがこんなアッサリ散るとは……
最後には残った日下部。
「やるのか………??」
「俺が宿儺を………!?」
本人もそう思ってるし読者もそう思ってるしアオリもそう思ってるよ。
正直無理そ〜ってなってるけど、「完全に勝ち目がないならさっさと撤退できたのに………!!」ってことは勝ち目はあるとは思ってるんだよな。
冒頭でもみんなから異様に高評価されてたし、日下部……やれんのか……!??
やったとして、盛り上がるのか………!!??!


●アオのハコ 140話

針生視点での回想回。
針生がだんだんと大喜のことを気に入っていく過程が丁寧に描かれていて良かった。
「根性はあるな〜」から「アドバイスください!」「俺を引っ張りあげて下さいよ」で後輩としての大喜の好感度が一段階ずつ上がって、遊佐に勝ったことでライバルの土俵にも上がった感じ。
「先輩後輩として」から「ライバル」への変遷が自然な流れで描かれてて良い。
「だから今は敵」に対して大喜が「俺はそれが嬉しい」としてるのも、過程をじっくり描いたおかげで、最初は明確に敵わなかった憧れの先輩が今では自分を倒すべき敵として見定めてくれているという喜びに共感できる。ちょっと熱い試合だなという気にもなれる。
……針生先輩軸だとスッとドラマにノれるんだよな……やっぱ大喜より針生先輩のがキャラとして好きだからなのかな。

●SAKAMOTO DAYS 158話

サブタイなんかウケた。
冒頭、相撲は格闘技だからスポーツじゃなくねってすごい言ってるけど、格闘技もスポーツじゃないのか……!?
勝負を受けるハルマ。一回水面まで歩いてきたのにそこから引き返してるのちょっと面白い。
はっけよいしたら突如噴き上がる噴水!それに合わせて炸裂するセバ作の凍結玉!!あったねそんなん!
そうやって隙を作って食らわすのはクソデカ猫騙し!相撲だ……
ただここまで綺麗に決まって平衡感覚失ってもなお反撃してくるあたりハルマもやっぱバケモンや。
手ぇ付いてるから負けでは!?って思ったけど今こいつアイスクライミングやってるからな……すごい都合よく今やってるスポーツ変えるんだよなこいつ……それでいて自分はスポーツマンシップに則って正々堂々やってると思ってるからタチ悪い。
右手を潰されてシン大ピンチ……!!
というところで「止まれ!!!」
シン、呪言習得!??
先週の鵺でも夜行がやってたなこの感じ。
ここにきて能力が新たな段階に進化した感じなんかな。
最後にはハルマに一撃クリーンヒット。
アゴに入ってるしこれは今度こそやったか……!?


●夜桜さんちの大作戦 217話

センターカラー!
また四怨お姉ちゃんがショタを誘惑してる……
胸元、太もも、どこをとってもえっちすぎです。おっぱいとあるふぁの頭の位置近すぎだろォ!??
あるふぁのSwitchが六美太陽カラーなのすき。
本編
前半はひふみ組。
パニックのひふみと凶一郎に挟まれる雑な二刃……あとひふみ凶一郎のたんこぶの数の差もおもろい。
ここで二が本気モード。普段(モノクロだと)白い髪がモードチェンジで黒くなるって逆に珍しいかも。パッと浮かんだの一護くらいか。
一と二をどうするかの判断を委ねられるひふみ。ここで六美の面接効いてくるの「おおっ!」ってなったし、その後のひふみの判断と顔つきはすごく次期当主としての成長感じたな〜。
後半はあるふぁ組。
嫌五はおふざけとナルシシズムなのわかるけど四怨はただの痴女なんよ。
でもありがたいのでそのままでお願いします。
スケベなピンク色の注射をぶち込まれる嫌五。何かわからん液体注射すんの怖すぎるだろ。あと本当にスケベな注射なのかよ!!
体調を崩した辛三は甘えん坊に。一番苦労してるから普段からもっと甘えさせてあげてくれ。
で、わちゃわちゃしてたら結局3457四人ともダウン。おいおい。
てか七悪は被ってるバケツの上から冷えピタ貼ってんの絶対意味無いだろそれ!誰かツッコんであげて!!
最終、兄弟たちがダウンしたのはあるふぁの仕業……で、兄弟たちもそれを分かっててあえて泳がせる……とちゃっかり格を落とさない展開に。
こっちも自然にいい滑り出しだね。
てかあるふぁ組久々で、アオリで言われてる「学校組」ってなんだっけ?ってなっちゃった。海底の学校に残って何か調べ物とかゲームとかするチーム……みたいな話だったような。

●ウィッチウォッチ 147話

冒頭は淵亮平……いたなあこんなやつ。
ミハル初登場エピソードの悪役ね。
それはそうと今回のメインはラブカ。
普段からミハルにウザLINE送ってるの思ったより仲良くてかわいいなコイツ。
ラブカ、親ともある程度折り合いつけて学校にも通ってるらしい。
能力の暴発も防いでるけど今度はそれによって精神が不安定に……生きづらいなあ……
で、今回ミハルがなぜラブカのもとに現れたかというと、「ラブカの魔法を取り除き普通の人間にできるようになった」ため。
ここで冒頭の淵亮平の話が効いてくるのね。魔法を失っても定着前に再使用すると力が呼び覚まされる……
それでも、今度は誰かの役に立つために魔女の力を使うという、改心したことがハッキリわかる綺麗な流れ。
「転瞬の魔女」
と名乗るのも、傘で抜刀の構えを取るのもカッコよかった。
斬撃はあくまで魔法によるものだから刀じゃなくてペンでも傘でもいいの、今後も篠原先生らしい意表をつく展開を生みやすそうでいいな。
最後には翌檜高校進学のフラグも立てて、来年度以降もやってく感じを匂わせてきたぞ!

○僕のヒーローアカデミア 416話

デクvs死柄木を見るみんなの話。
前回ヒキのエリちゃんはその呼び水か。結局エリちゃん来ないことでヒキ詐欺って言ってる人もいたけど、個人的には今週は「デクに影響されてついつい応援したくなってしまった人」の話なのでその筆頭としてエリちゃんが描かれるのは何もおかしくないと思うかな。OFA1000000%を期待してた人ががっかりするのは分かるけどね。
洸汰、モブのデクアンチ、クラスメイトたち、レディ・ナガンと続いて「ついつい応援したくなっちまう」ことをしっかりと描写。
上鳴がアホの顔でボロ泣きしてるの、なんかわからんけど心にクる。
「オールマイトみたく"もう大丈夫"って…思えねェんだよなあ…」
「心配すんのは信用してねェってことになんのかなあ?」
デク、オールマイトのように安心して全てを任せられるヒーローではないけど、デクはデクなりの、「頑張れって感じのデク」なヒーローになっている……ってことなんじゃないかな。
必死に頑張る姿に思わず惹かれてしまう……これも一つのヒーローの姿だ。
最後の死柄木の「来るなあ」も、心のどこかで惹かれ始めている自分がいて、それを認められないからこその挙動であるようにも思える。
最後にはいよいよ辿り着いた「あの家」。
ここが出てくるということは本格的にここから死柄木の運命を紐解いていくんだろうな。

○あかね噺 101話

引き続きあかねの『狸賽』。
ノリノリすぎて持ち時間をオーバーしそう……!という危機。
子供あかねが描かれるの、夢中で楽しんでるのと周りが見えなくなってるイメージが伝わりやすいなー。
そんなあかねを引き戻すのは志ん太の
「ひっきし」。
これ……!1話でパニクってた志ん太に平常心を取り戻させたあかねの「ひっくち」だ……!!
ここで1話のリフレインを逆構図でやってくるの激アツすぎる……!
子供あかねのイメージだから父親がブレーキかけるってのもこれ以上なく馴染むし、このわざとともそうでないともとれる志ん太の表情も押し付けがましさが無くて良いんだよなあ。
これによってあかねは無事正気に。
回想。志ん太、あかねの落語人生に重荷を課してしまったことへの申し訳なさを抱えていたのか……
回想明けではしっかりと狸賽のサゲを盛り上げつつキッチリ持ち時間に収めたあかね!
天神様の格好のたぬきめっちゃアホでおもろ可愛い。
そして最後には涙する志ん太。
「ちょっと!!何!?楽しいだけって感じの噺だったじゃない」
「だからだよ」
これ、回想の最後で言っていた
「嘗ての俺がそうだったみたいに 朱音にももっと──」
が、今まさに最高に楽しんでいたあかねを見て実現しているのを感じたがゆえの涙なんだな。それをハッキリとは言わないのも粋だね。
「志ん太があかねの大一番を観に来る」という話でやってほしいこと全部やってくれた感ある。狸賽編めちゃくちゃ良かったな……

○Dear Anemone 4話

更なる敵。
なんか先週出てきた時点ではちょっと愛嬌ある?仲間になる?と思ったけど全然そんなことなかった。キモいし怖い。
「獰猛動物ラーテル」の獣人?らしく硬くて火力ある敵とのシンプルな殴り合い。
バトルもあるサスペンスかと思ってたけど普通にガッツリバトルっぽい?
ただ正直バトルとしては交互に殴り合うだけで単調だったし、トドメが主人公じゃなかったからカタルシスとしてもあんまりだったかなー。
一応戦闘しながら重要そうな話もしてたけど、情報をかなり出し渋ってるのでテンポは遅い寄りに見えちゃう。満足感があまり感じられないなあ。
今回気になったんだけど、主人公、1話では「針植」表記だったけど3話以降では「鉢植」になってて結局後者が正しいっぽい?
ちなみに2話では1回も名前呼ばれてない。キャラに名前を呼ばせ合うのって大事だよ……?
あと巻末作者コメントで知る衝撃の事実。
「ちいかわのくりまんじゅうのモデルがラーテル」
そうなの!!?!?
巻末作者コメントの方が面白くてどうする!!!

○グリーングリーングリーンズ 14話

センターカラー!
数少ないカラーで初見を取り込める美少女イラストじゃなくていいのか!?と思わんでもないけど、本編が割と真面目に良い回だったのでむしろこうあるべきなのかもしれない。
イラスト自体は真っ直ぐ泥臭くかっこいい良いイラスト。
本編
オリバーによる勝手な勝利宣言から。
この宣言、珀のこと気に入りすぎたオリバーがコいてるだけかと思ってたけどちゃんと真っ当な理由があって言ってたようで。なんかごめん。
「珀の飛距離なら王賀にはできないショートカットができる」
分かりやすく説得力ある理由。
Wiiスポーツのゴルフでやってたな〜ショートカット。実際できるもんなんかな。
珀、1打目はあっさり成功。
対する王賀、圧倒的難度の2打目を成功させてくるあたりパワーで負けてても格が高い(でもこれ王賀さんもバーディで引き分けじゃね?)。
で、珀の2打目。
100y以内の距離だから先週言ってた「詰み」の状態なんよな。
じゃあどうするかというと、ここからうまくやる手段を講じると。
オリバーの成功ショットをラーニングした1発は……失敗。さすがにそんなすぐ上手くはいかんわな。
ただそこからの続く3打目……!!
手本にするのは──上手く打ててた過去の自分……!!
「暑い日」「夜明け前」「シャツがベタベタ」
「壁 ふんばる」
からの壁を壊す演出……!!
これ、2話の時の自分を再現してるのか……!!唸る……!
そこから直でホールインするのは出来過ぎ感もあるけど、2打目のミスでバーディ逃したと思わせての直ホールインでバーディというのが予想の裏切り方として気持ちよかったので全然許せる。
一回見ただけのオリバーを再現するよりもかつての自分を再現する方がうまくいく説得力もあるし、珀が天才だからってだけじゃなくてこれまでの努力もこの1打に結びついている感じがしてカタルシスがあるなあ。
ゴルフを「理想を追い続けるスポーツ」と再定義するのもハッタリが効いててカッコいい。
センターカラーに合わせてめちゃくちゃ良い回出して来た……!
ここから上がっていけるか……!?

○超巡!超条先輩 5話

早速ローボくんの更なる掘り下げ。
ローボくん……クビ!!
これを撤回してもらうために凶悪犯を捕まえに行く回。
「自業自得だった…」とか「転職おめでとォ〜〜(笑)」とか序盤からしっかり笑えるギャグあって良い。
で、実際「爆走王」を捕まえに行くってなってからのローボくんのフォームチェンジは感心したね。こんなんできるならそりゃ使いやすいわキャラとして。しかも出てきてすぐコレをやることで今後も堂々と滅茶苦茶やれるっていう。
操縦桿で超条先輩がノリノリになるのも良い。
「超条 巡── ローボF型」「出撃(でる)ッ!!」
楽しそ!!!
ワードセンスでの笑いだけじゃなく、びょーーーんとかクレーンゲームとか終盤には絵面的にも派手なギャグで満足度も高かった。
でもなんだかんだ一番好きだったのは地味だけど「交通法を屁とも思ってないマシン」ってワードかも。確かにね。
最後超条先輩とローボ仲良くなるのもなんか良いね。仲良く楽しい雰囲気にもいがみ合うライバル的な感じにもなれるの話回しやすそう。

●逃げ上手の若君 148話

吹雪にやられた後。
先週時点では夢か現実か分からなかったけど顕家いるし現実か。
「顕家卿がこんな柔和に笑うはずがない」
地味にひどくて笑う。
目覚めた時雪に駆け寄ってくる郎党たち。前回の演出では逆さ凶クリーンヒットに見えたけど、だいぶ不発気味の一発だったんだな。
それでもここまでダメージ負うのは吹雪がすごいのか時行がペラいのかその両方か。
あのあと青野原の戦いからはすぐ撤退したとのことで。先週わたし「ビッグネーム揃ってるしまだ続けるでしょ〜」って言ってたけど全然ハズレだったわ。まあここでぶつからなくても機会はあるから慌てんなよなってことか。
新田義貞との合流は無かったことになったらしい。冷静に越前までの道のりを描写されるとこりゃ無理だってなるわ。新田義貞……アホ……!
一方徳寿丸は成長の兆し。今後デカいメインエピソードが来そうな雰囲気だね。
その後は吹雪の話。
逃若党一同吹雪の話となるとお通夜みたいな空気になるんよな……仕方ないけど……
救えなかったと涙する時雪に顕家が一喝。
「(師にすべきは)厳しい決意のもと師を超える事であろう!」
確かにな〜良い事言うな〜ともなるし、時行たちが前を向きつつ次に吹雪と遭遇した時に倒せる心構えもできる上手い理屈だな。
あと時行をひとなでする顕家耽美すぎる。時行のことも今までは名前で呼び捨てだったのに「若(なんじ)」と敬意を感じられる呼び方に変わった。
ここの信頼関係も育ってるな。
終盤は伊勢。
寝てる間の時行……
「全自動食べ主君だった」
「くちびるが異常に柔らか主君だった」
君たち何しとん!??!!??
えっっっっっろ!!!!!

女子チームやりたい放題かよ……!??
そして最後には夏の寝返り。
吹雪がインパクト強すぎてついでみたいになってんのかわいそう。
玄蕃がなんか企んでるけど、二重スパイみたいなこと?いや、師直に対する夏はそんな感じじゃないよな……
なんだろ。

●キルアオ 44話

殺し屋、枇杷木ヨシツネとの対面。
前回ヒキのシリアスすぎる空気を「サインください」で緩和してくるの読み味コントロールの手腕感じる。
サイン(弾痕)で泣く程感動してて、やっぱコイツもコメディ堕ち全然いけそうだな。
サイン貰うだけ貰って逃亡。浮いてたのはマジでどういうカラクリ??
枇杷木を追う十三に対し自分も連れて行ってくれと頼む獅童。
「そんな奴は男じゃねぇ!!」で逃げ若とかる〜く事故っててクスっときた(男子たるもの戦ってなんぼ!)。
後半は敵サイドから。
バスガイドの栗丸さんと運転手の片桐さんも合わせてなんかアットホームで良い雰囲気だなこのチーム。先に出てた二人も指スマしとる。
それを追う十三たち。
「ノレンちゃんに発信器つけといて正解でしたね!」
言うな言うなそんなこと!!
獅童もとりあえずは受け入れてくれたようで十三とは一時休戦。
栗丸さんの案内?もあってスムーズに乗車……猫田逝ったあああああ!??
……と思ってたら普通に生還。猫田、かっこええやん……十三の影に隠れてるけどコイツも化け物の域にいるのか……
ラストは車内でいざダブルバトル!
車内アナウンスで格闘技みたいな盛り上げ。栗丸バスガイドにもノってたし、さては片桐さん面白い人だな??
最後十三と獅童キレ顔で並び立ってるのかっこいいね。なんか分からんけど並ぶとやたら絵になるなーこの2人。

●僕とロボコ 176話

たまにあるモツゴリ喧嘩回。
「喧嘩してる状態でベストバディ選手権に出る」っていう建て付けがまず好きだわ。
で、中身は安定の喧嘩といいつつイチャイチャするいつものやつ。
二人三脚のところ、ゴリモツコンビのパァッとした雰囲気に比べてボンドロボココンビの雰囲気めっちゃ微妙で笑った。ボンド全然ノってないじゃん!
決勝戦は以心伝心クイズ。
犬近、飽きて寝とる……
あとこれまでのあらゆるイチャつきに比べて、出生体重知ってるのが群抜きでキモくて笑った。晩飯とか星座は「恋人か??」ってツッコめるけど出生体重はもうそういう問題でもないよね!?

●カグラバチ 24話

前半はチヒロ・柴さんVS濤・京羅。
「狩人はこちら側だ」
やけに簡単に侵入出来たなと思ったら七本目狙いで誘い込まれてたってわけか。京羅、悪役としての格が高い。
撤退するのが良さそうなところ、受けて立つチヒロ。というのも、真打は本当に誰にも使わせちゃいけない+神奈備が落札しようとしてる……で、チヒロとしてもかなり切羽詰まってるということらしい。
中盤からは伯理と兄の宗也。
宗也さん、
「殴る蹴るを愛情表現だと思ってて」
「あの商品の女に唆されておかしくなっちまっただけだよな?」「あいつはもう死んだ 目ェ覚めたろ?」
予想通りのナチュラルサイコだ。
こりゃまともな感性持ってる伯理からすると最悪だろうな。愛されてるだけ余計タチ悪い。
そこに声をかけるヒナオ。
案の定宗也がヤバい目の付け方しとる!!ヒナオ逃げて……!超逃げて……!!
そこに颯爽登場柴さん!!
「広いとこいこ」
いきなり上空にワープ……!!
パースばちばちに効きまくった構図の一枚絵たまんね~~!!!あまりにもカッコよすぎる。原画展やるならこの絵は絶対展示してくれ。
てか柴さんまさに今チヒロと一緒にカチコミかけてたところでは……!?なんでいるの……!?って思ったら、ヒナオの「天才的システム」によって合図を受け取ってワープしてきたということらしい。前半部分で鳴ってた電話はそれか。
「これは……ヒナオちゃんの天才的システムのやつ…!!」
それが正式名称なのジワる。
そして最後はチヒロと濤のバトル。
一人で組織化された妖術師集団を相手取るって、双城VS対刳雲特選部隊を思い出すなあ。

●アンデッドアンラック 198話

月に上位十理第一席、ソウルがやってきたところから。
こないだ魂のルールがソウルとルビ振られるのが確定してから速攻でソウルという呼称出して来たね。答え合わせが速え〜のよ。
魂という概念、明確に気づくには200年程の研鑽が必要とのことで。
「ジュイスとヴィクトルには前任がいないから気づきづらかった」やっぱそうだったか。こないだ言ってたとおりだ。
TLでは「じゃあ魂の感覚掴んでたジジイは一体なんなんだよ」って言われてたけど、まあファンはいうて百数十年は生きてるからほぼ200年ということで……
どっちかというとファンの陰に隠れてルーシーが本当の大天才なのではという気もするけど。まあゴースト追加によるところがさすがに大きいか?
今回はソウルさんの実況とともにビーストを詰めていく風子たちを見ていく回。
不壊トップで獣たちを破壊→込められていた魂をジュリアが回収→ビーストの魂の欠片に不運付与
と流れるように攻略。
攻撃じゃなければ課題不参加の人でもやっていいんだ。これは今後も色々なキャラが活躍の余地を作れそうな。
ビーストは不運付与の魂を自身に戻される前に別の生き物に転嫁するねらい。これをトップが阻止!さらに発動した不運でビーストにトップの蹴りがクリーンヒット!………トップの役割多くね!??
ここでルナとソウルの会話。
「私はただ「最高の生」を」
「それはサンの目的だろ」「アンタは違う」
「魂は サンが作ったものじゃない」
「アンタだろ ルナ」
「何故 ここまで人に可能性を与えた」
ん……!??
なんかルナにも隠された事情があるのか……!?いや、いうて面白いからやってるだけだろこいつに限って。ただの愉悦部だよこいつ。
「その方が 面白いからです」
「隠すんだね ボクらにも」
違うの!?面白いからじゃないの!??
いや、だとしてもこれまでの所業は到底許されるものではないが……
てか他の事情があったとしても面白いからやってるのも事実だろどう見たって。
とはいえ気になるのはめっちゃ気になるなルナの真意……また物語を引っ張る大きな謎が一つ増えた。
一方トップ。
「アンタがそう育てたんだろ」のコマと「何故 ここまで人に可能性を与えた」のコマで地球に走る線、これトップが地球何周もしてるってことか。前ループでもやってたけど加速の次元がすごすぎる。
そこからビーストを貫通して仕留めた見開きのトップの停まり方カッコよすぎん??少し屈んだ姿勢で、減速の余韻でスライドしながら停まる感じ。なんかロマン感じるよなこの立ち姿。
かくして無事課題成功!
トップに飛び込んで抱きしめる春歌微笑ましいね。抑えられなかったんだね。
あと金斗雲を抱きしめて労ってあげてるジュリアめっちゃかわいい。照れてる金斗雲くんもかわいい。
ビースト編、長引きすぎないようにキュッとまとめつつ、魂という超重要な新要素提示してきたりかなり満足度の高い章だったな。
敵もかなり格が高くて恐ろしい敵と感じられたし、上位十理攻略がなおさら今後も楽しみになってきたぞ。

○鵺の陰陽師 41話

狂骨戦線離脱……からの学郎vs夜行!
まあさすがに格の差が著しく赤子の手をひねるかのごとく止められ恨み言タイム。
レベル3幻妖……つっちーを家族と宣い、殺された恨みを露わにする夜行。
ただ家族を殺されてるのは学郎たちだって同じで、その可能性には思い至らない──というか当たり前のように無視されてるという方が近い気がする──のは人と対立する高レベル幻妖ゆえか。
「健気な奴だと思わないか」
ひぇっ……
この作品、こういう怖い描写がちゃんと怖いんだよな。
ただ夜行、怒りに我を忘れているかと言われればそういうわけでもなく、学郎が時間稼ぎを狙っているのを看破して烏天狗を堕としにくる冷静さも持ってるんだよな。隙が無くボスキャラとして格が高い。
あと烏天狗、このかわいさで洗脳催眠は申し訳ないけどえっちすぎる。
夜行としてはあとは結界解いて逃げればクリアなので、ここからは雑魚どもを蹴散らすボーナスタイムといったところ。
「今からお前の仲間を1人ずつ殺す」
1人ずつってのが嬲り殺しポイント高いよね。
当然これを見過ごすわけもなく、死力を尽くして振り解き割って入る学郎。
皆を庇って攻撃受けて、ボロボロで身体が動かないのに
「俺が…必ず守り"通しま"す」
強い決意と覚悟を宿した迫力ある表情でカッコいい。
……んだけど、学郎ついこの間「みんなを頼れるようになります」って言ってたばっかりだよねえ!?また一人で全部背負い込もうとしてるなあ!??
そういうわけで周防先輩も「ふざけんなよ矢島」と。逃げるのは皆で一緒に!そうだそうだ!周防先輩の言う通りだ!!

ドッ(脇腹に被弾)

す、周防先輩…………!!!!!
真っ二つじゃないからさすがにギリどうにかなると思いたいけど、胴体抉れるダメージはヤバいって……!!
「その瞬間 血液が別の何かに入れ替わった感じがした」
怒りが噴き出した表現としてすごく良い。「別の何か」、自分でも分からない、何とも表現できない感じ。
ただこのバチギレ学郎も先刻の夜行と同じように、激しい怒りを湛えながら戦局を見てベストな判断ができる冷静さを併せ持ってるのが格が高く面白いところ。
「敵への攻撃ではなく烏天狗の奪取」を選択。ここゲーム版だと選択肢出るとこって言われてて笑った。たしかに。
烏天狗は一瞬自我を取り戻した隙に結界を解除。NARUTOの卯の印に似てるけどちょっと違う手印。
そして最後には弱まった結界を破って鵺さん参戦!!!アッツぅ〜〜!!!!!
もうオールマイトとか五条悟とかそういうポジションになりつつある鵺さん。
章が長くなってきてダレそうなところに鵺さん投入大正解すぎるな。
とはいえ学校から離れられないはずの鵺さんがどうやってここに現れたんだろう。
学郎のパワーアップによって分体なら大丈夫になったのかな?

○ツーオンアイス 23話

隼馬と綺更のデビュー戦となる大会までの半年の間の話。
空天雪のパートナーはスルッと氷室ちゃんに決定。氷室ちゃん、かわいいけど頭お花畑すぎて若干苦手かもしれん。
天雪は「一番浮かれそうだったから選んだ」と。それなら納得だな〜〜!
ゴミ女ちゃん書類で落ちてて笑った。棒にも箸にもかかってない。仕事やめる思い切りの良さなんなんだ。おもしれー女……
てか浮かれそうな子が選ばれたわけだし最終選考まで行けてればワンチャンあったんじゃね……??
落ちた人に全部終わってから通知するの賢すぎる。実際こういうのありそう。
後半は隼馬たち。
夏日さん達があへあへでろでろしてるの見て真面目な顔で「ゾッ…」ってなってる隼馬なんかわからんけどおもろい。
今度の舞台は「東日本フィギュアスケート選手権大会」。なんといきなり空天雪と直接対決。いきなりラスボスとのぶつかり合い……!?飛ばすねえ……!!
そしてあっという間に決戦当日。
きさはゆ、2人で1コのイヤホン使って音楽聴いてるの良いな……
無線イヤホンでも同じことできるのにわざわざ有線引っ張り出してきてるのがいい。それでいて密着はしない距離感。
しみじみこのペアが好きでこのペアに勝ってほしいと思わされるな。
ラストは空天雪・氷室操ペアの演技開始。
シンデレラの曲なのは割と「でしょうね」って感じだから、どちらかというとこれに対するきさはゆの選曲が気になるところかな。

○読切 空への標

ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者は『遊星から君へ』(ジャンプ+ 2022年5月)等の田中邦明先生。

宇宙とか空とかのモチーフが好きみたい。今回もそう。
教室で寝ていた主人公、梁山のもとに突如現れた不思議な女の子……というオーソドックスなボーイミーツガールから始まる物語。
「女の子──LTAS-800に触れている間空を自由に飛ぶ事が出来る」という特殊能力を持っている梁山。すわ能力バトルものかと思いきやLTAS-800に鳥が激突したところから物語は急変。
今まさに墜落しようとしている飛行機、梁山はその機長……と。
最初に「キャプテン梁山」と言われていたのも「空を飛ぶ能力」も飛行機のパイロットだからか。あらゆる要素に合点がいく真相面白い。
走馬灯の世界にまで来て梁山を助けるため呼び続けたLTAS-800。そして梁山はそんなLTAS-800をも救うべく不時着を成功させた……という非の打ち所のないハッピーエンドで〆。
ショートの短い尺でありながらも意外性のあるトリッキーな構成が楽しめて、それでいて分かりにくくもなってないというお見事な読切でした。
物語としても綺麗に着陸したね!!
つって!!!!!

○累々戦記 13話

剥離師組織、"影ノ徒"のみなさん。
ややかけあい滑ってる感あるけど、蒼葉&弥宵よりはキャラ立ってるしまだ興味持てるな。
イメージ映像の戸神ちゃんかわいっ。
暴走蒼葉、ギャル、おばば、影ノ徒の頭領……と描いて蒼葉拘束。
「重なんで?」侘助?
「おつかれさん」のとこの絵かっこいいな。クナイの人良い。
終盤は影ノ徒本部。
今までよりグッとファンタジーしてきたな。てか弥宵くん普通に復活してんのかい。
最後は蒼葉の過去について……だけど正直全然興味ねえ〜〜……!!
今回色々情報出てきたけどなんか妙に勿体ぶって小出しなせいで全然頭に入ってこなかったな。面白く調理できそうな材料はありそうなのに勿体無いぜ。

○魔々勇々 25話

コルレオvsグリシャ!
ミネルヴァをワープで逃がすコルレオ──新たな能力バンバン使ってたのはコピーの能力があったからか。コルレオおよびエヴァンの紋章の仕様かと思ってた。
さらに大量の化物をけしかけながら目的について語るグリシャ。次元の覇者かあ。思ってたより陳腐な野望な気がしてちょっと格落ちた感ある。
今週はいろいろ上手くいってないしね。
「芸のねェ奴」って言われたので「芸でも肥やそうかな!!」と、化物ではなくワープを利用した目潰し攻撃。ひ、卑劣……!
ただそこから思ってもいなかった反撃を受けてとっさに化物召喚してるあたり結局芸のねェ奴なんだよな。
「喰え!!!」のところ、逆転裁判のパロディか。なんか画風違うなって思ったんだよな。絵だけじゃなくセリフも「くらえ!!」のもじりだ。
ものともせずズンズン突き進んでくるコルレオ強すぎる。ターミネーター的かっこよさ。
そこから意味深にマママのカットを挟み、脚を持ってかれるコルレオの描写に。
もう一歩踏み出す間に千切れた脚再生するの凄すぎない?!調子良い時の禰󠄀豆子くらいの再生力。
一撃食らわそうと駆けるコルレオ……から逃げようとするグリシャ!!
……を阻止するミネルヴァの綺羅綺羅星!!!
からのコルレオが繰り出す剛豪力々!!!
そうだよな、今までに見たいろんな紋章術使えるようになってるんだから剛豪力々も使えるよな……!!
ここで綺羅綺羅星と剛豪力々コンボでグリシャに一撃入れるのはアチィ……!!
「あの時と同じだ」はこの展開に持ってくための合図だったってわけね。この二人の間でだけ通じる合図、良い……
土手っ腹にデカい風穴が空いたグリシャ。とんでもない大ダメージだけどまだ全然諦めてはいないようで……
最後にはマママに手が及ばそうな気配……死ぬなよマママ……!??

●ルリドラゴン 8話

ルリとお母さんがお出かけする回。
マジでまったりとした日常って感じで「こういうのでいいんだよ」すぎるな。
「体質の"暴走"」って言われて「何だそれかっこいいな」ってなったりとか、「雷かあ」「フフ すげーな」ってなったりとか、結構とんでもないのに全然深刻じゃないのも良い。のんき。
静電気除去バンド……そんなんでいいんだ。せっかくなのでリストバンドじゃなくてチョーカーにしてほしかったぜ。
目的地はまさかのスポッチャ。
ルリのため……ってのも間違いなくあるだろうけど、自分が遊びたいからってのも間違いなくあるであろうお母さん、お茶目でいい。
その後のスポーツパートでもニッコニコで楽しそうでお母さんかわいいな……
「母親ナメんなよ〜」
のところなんか好き。
36歳……全然いけるな……
てか今ルリが高校生で36歳ってことはこの人20歳くらいの時にドラゴンと……ふ〜ん…………?


◇次号
週刊少年ジャンプ16号

表紙&巻頭カラー
アオのハコ
大喜針生戦決着?予告ではそうは言ってないが……

センターカラー
鵺の陰陽師
鵺さん参戦アチィ〜〜!

キルアオ
またカラーだけど藤巻先生大丈夫そ?

読切 ゴースト・ワーカホリック
本誌掲載初の作家さんかな?絵は綺麗そう。

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