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noteで書きつづけたから『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』が完成した

3月4日に刊行します、と朝いちばんにTwitterとFacebookに投稿。

陽が暮れた今もたくさんの人に連絡をいただけてじーんとしています。

いやもうほんとうにありがとうございます。まだ返せていない。ちゃんと一人ひとりに返していきます。

夢があるなと思うし、つづけていくもんだなと心から今思います。

前回、本を出したのは4年前。「待っていても、はじまらない。ー潔く前に進め」(弘文堂)は、noteで全文公開もしている。おかげさまで、Twitter上で、リアルな場でも、読みましたと今でも声をかけてもらえる。ほんとうに幸せです。

4年前、「待っていても、はじまらない」を出した時にはまだわからなかったことがあります。わからなかったけど、信じていたこと。それは、待たずにはじめた先に、待っていたらはじまるものがあるはず、ということ。

順番待ちの列を一歩踏み出した先に、きっと声を掛けてくれる人がいる。

そんな風に思いながら、小さな声だとしても発信をつづけていました。発信というと大げさなんだけど、近況報告と自己紹介を日々。Twitterで、Facebookで、そしてここnoteで。

2年前、僕が「企画でメシを食っていく」の「言葉の企画」で話したことを、講座レポートとして、野村愛さんと、田中嘉人さんが、キャリアハックさんにて記事にしてくださった。

それが想像をはるかに超える読まれ方をする。

その頃から意欲的にnoteにも書きはじめました。noteさんには、「クリエイター支援プログラム」という制度がある。

すごくシンプルに言うと、noteクリエイターと、出版社。その間をnoteの方たちが架け橋になってくれる制度だ。

2018年のある日、noteディレクターの平野太一さんから連絡がある。「ダイヤモンド社さんの編集者の方がお会いしたいそうなので行きませんか?」と。うそ、まじかよ、と思った。だって、2016年以降、出版社の方に声を掛けてもらってポシャったこともあったし、本づくりがはじまるってそんなカンタンなことじゃない。でも、うそじゃなかった。そこからたしかに動きはじめる。

出会ったのは編集者の亀井史夫さん。キャリアハックさんに掲載していただいたI LOVE YOUの記事を読んで知ったとのこと。ああ…すごいや。そこからだ。じっくり時間をかけて、こつこつ言葉を重ねて。書いて、消して、磨いて、鍛えて、こうして一冊の本となっていく。

「I LOVE YOUの訳し方」からはじまる全7章。

はじめに・「I LOVE YOU」の訳し方
第1章・自己紹介をしてみよう
第2章・言葉の正体
第3章・言葉に矢印を込めよう
第4章・感動屋になろう
第5章・名付けの力
第6章・SNSで発信しよう
第7章・企画書はラブレターだ
あとがき・才能とは、掛けた時間である

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気持ちたっぷりの316ページ。言葉の仕事をはじめて10年分の学びを1冊に。居酒屋「甘太郎」さんにも許可をもらって、当時、勝手に送りつけた企画書も全掲載。僕が企画書をみずからつくりはじめるきっかけになった思い出の企画書です。

本の装丁とデザインは、寄藤文平さんに依頼。ロックバンド「クリープハイプ」の仕事でご一緒して以来、いつか一緒につくりたいと思っていた方と、一緒に。

いきものがかり、HIROBAの水野良樹さんが言葉を贈ってくださる。

「わかってほしい」
そう思ったことがあるあなたに、
阿部さんのこの本はぴったりですから。
だからね、読んでほしいんです。
水野良樹(いきものがかり、HIROBA)

僕はみずから言葉を贈るよろこびを知っている。やっぱり、言葉を贈ってもらえるって、ほんとうにうれしくて。とどいた時に心がぴょんと跳ねた。

次につながるし、つなげることが大事だって言うじゃないですか。ひゅるひゅるひゅるって自然につながっていくなんてないな、と思う。

手を伸ばせ、握ってくれる人はいる。

それを手応えというのかもしれない。これから、本に書ききれなかったことも含めてnoteに書いていきます…!

このはじまりのことだけは、最初に書いておきたくて。

amazonのページもできました。本を通して、同じ時間を過ごしてもらえたらすごくしあわせです。100件に近づいていくレビュー。。。泣きそう。ありがとうございます…!


ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/