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日本でプロになれない選手が海外挑戦をして、人生は幸せになるのか?

サッカー選手。

全てのサッカー少年が一度は考える夢ではないでしょうか?

僕は2歳のときにサッカーを始めてから、サッカー選手になりたいという夢が常に心のどこかにありました。
そしていろんな紆余曲折があって、環境を日本から海外に変えたことでその夢を叶えました。

海外挑戦について、日本でプロになれない選手が海外に視野を向ければ可能性が広がることは事実だし、自分がその可能性に挑戦したいと思うのであれば全力で目指すべきです。

ただ僕は海外に挑戦する道を選ぶのであれば、ある覚悟が必要だと思っています。

それは自分の判断でサッカー人生を終わらせる覚悟です。

サッカーは非常に刺激的で、いつでも僕らを興奮させてきました。
その刺激の強さは、どの人生の岐路に立ったときでも最優先になってしまうくらい。まるで麻薬です。

しかしぶっちゃけると、日本でプロになれない選手が挑戦する海外サッカーは非常に残酷です。

もし成長していつかJリーガーになれたとしても、その後サッカーだけで一生ご飯を食べることは難しいでしょう。
というか、そこに辿り着く前に結果が出せず首を切られるかも。
もしくは明日の練習で大きな怪我をして、サッカーができなくなるかも。

大きな目標に辿り着いても、一生食ってはいけない。
もしくはいつ職を失ってもおかしくない。

日本でプロになれず海外に挑戦する選手にとって、サッカー選手とはそういう職業です。

そして高校や大学のように引退するタイミングは、いくら待っても向こうからやってきません。
誰でもいつか、サッカー選手という最高の刺激から離れるタイミングを自分で決めなくてはいけないのです。

サッカー選手が引退する年齢はおよそ26歳。
残りの人生は平均寿命で考えても、50年以上残っています。

選手を引退したあとも刺激的で最高の人生を生きるために、
海外挑戦の経験を後悔しないために、
プレーヤーであるいまこの瞬間から、引退後の未来を本気で考える必要があるんじゃないでしょうか?。

「自分からサッカーを引いたら何が残るのか。」

サッカー選手という道を選んだ以上、この問いにはずっと向き合っていかなきゃいけないと思っています。

サッカー選手として全力で生きながら、いずれ訪れる引退後の生活のために未来の幸せを創造する力をつける。

人生を幸せに生きるために、いま行動を起こそう。

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