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癒えない傷を抱えて生きる

過去の傷が
前に進むのを阻むことがあります。
もう、悲しい想いをしたくない
消えない想いが
あなたを臆病にするのを
私は知っています。
身に受けた傷が癒えたように見えて
また痛むことがあるように
心の傷も時折疼くのでしょう。
完治することのない病と
つきあいながら生きてゆく、
そんな生き方があるように
忘れることのない悲しみを
自分の一部として認めてゆく
そんなあり方があっても
いいのかもしれません。
信じることができない淋しさを
頼ることができない心細さを
それはそれとして生きた先に
何があるかはわからないけれど
これだけは決めておきたいのです。
それでも幸せだったと
言える自分になることを。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。