見出し画像

ライブレポ 今西太一×huenica 音楽茶屋ごりごりハウス 2022.1.12

2021年1月12日夜、越谷にある音楽茶屋ごりごりハウスにて開催されたライブ企画「ごりごり祝三周年~ゴリラの宴~今西太一/huenica」に、仕事帰りに行ってきました。 

ごりごりハウスに来るのは2回目で、2019年4月に開催された越谷Asylumというイベントで立ち寄った時以来でした。その時は、「楽団佇まい」というバンドのライブを観て、以下の曲などを聴きました。この「くらげのきもち」という曲を結構気に入って何回もYOUTUBEで観ました。

さて、ライブハウス到着。2019年に来ていたので、それほど迷わず来ることができました。到着したのはおそらく19時半過ぎだったと思います。スタートの今西太一さんが20時スタートなので、ちょうどいい時間帯に着くことができました。ライブハウスの雰囲気は、ほぼ完全に居酒屋のような雰囲気です。越谷Asylumで楽団佇まいさんのライブを観た時とは、ステージの配置が全く違っていました。今回のステージは、鮮やかな絵画がバックにあったのが印象的でした。

Asylumの時にステージになっていた位置にも椅子とテーブルが用意されており、私はそこの席を選びました。演者を横から覗くような格好となり、まるで舞台裏から見ているよう立ち位置となりました。ここ最近参加したライブでは、ずっとソフトドリンクを頼んでいたのですが、最近、お酒を嗜むようになり、この日もカルアミルクを注文しました。最近、カルアミルクとかカシスミルクとかミルク系のお酒にややハマっています(笑)。

いよいよ、今西太一さん登場。初めましてです。このような表現は多少失礼かもしれませんが、コテコテの関西のおじちゃんといった印象でした。演奏し始めると、ムードたっぷり、全身でリズムを取りながらの激しいシャウトありの情熱的なスタイルで、ライブハウスの空気を変えていきました。なかなか異色で個性的な曲があり、特にコロナをスポーツカーに例えたような歌が印象的で、あえてめちゃくちゃオシャレなメロディーにすることで皮肉っているような雰囲気を醸し出していたように感じました(完全に私の主観です)。大阪の西成の街を歌った歌もありました。舞台裏みたいな位置から観ていた私ですが、時折こちらの方を向いて歌って頂いたり、気配りとサービス精神旺盛な方でした。

続きまして21時からhuenicaさん登場。覚えている限りになりますが、セットリストはこんな感じだったと思います。

1.紙とペン 2.雪の記憶 3.カラ空っ風 4.君の名前 5.walk 6.その光源を誰が知るでしょう 7. 魔法のノート アンコール曲:ぼくら二人で

「雪の記憶」は、伊藤サチコさんの故郷秋田県の風景を歌にした曲なのですが、本当にその情景にトリップするような空気に包まれました。「その光源を誰が知るでしょう」という曲は、新曲ですが、言葉を獲得する前の意識を探った曲だそうです。曲を聴いていて思ったのは、人間はオギャーと泣き叫んで赤ちゃんとしてこの世界に生まれでるわけですが、最初は未知のことばかりで、恐れとか恐怖とかそういう気持ちがどうしたって生まれるのが自然だろうなと。曲もどこか不安で激しく揺さぶられるようなメロディーでした。「魔法のノート」はわくわくさせる歌詞が魅力で、最後のフレーズ「今も不思議な魔法 溶けずにいる」がバシっと決まったように感じました。

これら素敵な新曲達はフエニカウェブショップで購入できるようです。

ライブが終わり、私は早々と撤収しましたが、多くのお客さんは、これからが本番とばかりに残ってご飯やお酒を楽しんでいく様子でした。音楽を肴に語り合う、これが「文化」というやつなのかなあなどとぼんやりと思いました。まだまだ大人な音楽の嗜み方は身に着けておりませんが、ぼちぼち私なりにこれからも音楽やライブを楽しんでいきたいと思います!


2022.1.14 セットリスト修正

サポートして頂いたお金は、ライターとしての深化・発展のために大切に使わせていただきます。