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キーワードは「ごきげん」

自分で行っている教室と 楽器店の講師と、かれこれ20数年、ピアノのレッスンをしています。

夢中で向かい合っているうちに結構な年数が経っていました。笑 

振り返ってみれば、変わらないこと 変わったこと、時代的変化も色々あるなぁと。

そう思うと、私にも今だから言葉にできることもあるかもしれません。

ここで教室のことやレッスンへの想いなど、少しずつ綴っていこうと思います。

〜*〜*〜*〜

教室のレッスンで心掛けているのは『ごきげん』であること。

これは生徒さんにとって 安心安全 そして快適な場であり、そういう人であるように。

その状態を言葉にするなら『ごきげん』なのだと思います。

もちろん 気候や体調の具合で いつでも同じではいられない時もありますが、

そのことに気づいてニュートラルに努めることで、よりよい状態を保つようにしています。

そして、どんな状態で来た生徒さんも、『ごきげん』な状態で帰れるように。

こちらの『ごきげん』はあえて言うなら、にっこり 元気な気分、でしょうか。

レッスン時間は一般的な設定よりやや長めのなのですが、持て余すことはまず無くて、

「まだ◯◯やってないし、次は⬜︎⬜︎をやりたい」という声に、次回にやろうと約束をすることも。

(眠たいとか、疲れてるとかで)泣きながら来た生徒さんも、「そんな事あったっけ??」みたいな顔で帰っていきます。笑

そんな風に、物足りないくらい楽しんでくれて、元気にレッスンを終えて帰っていく姿を見て、うれしい 有難いなぁと思うのです。

本番前など あえて厳しいことを言うこともありますが、後をひかないことで場を切り替えて、送り出す時は『ごきげん』で。

これは心理的な面だけでなく、Happyな関係を築くコツ、そしてより効果的に学び、身につけるコツでもあると考えています。

学ぶ時に心が閉じていては何も出来ません。

感情にダイレクトに働きかける音楽を扱うなら、なおのこと。

そんなわけで、気づけば『ごきげん』がキーワードになっています。

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