躁鬱(双極性障害)の人向け 双極性障害であることを言うべきか?という悩みを考える
私が書いていることは個人的な意見で、正解ではないことを先にお伝えした上で進みたいと思います。
言うか言わないか?は、必要なら言う、基本的には言わないとしています。相手に双極性障害の知識がないのに言っても何も伝わらない、というのが私の考えです。
そもそも“双極性障害であること”自体が問題なの?
という部分ですが、極端な例をあえて出しますが、無人島に自分だけいたら、言うか言わないか?という悩みはないはずです。
であれば、この悩みは病気そのものではなく、人間関係の悩みなんだ、と思えてきます。
ここで、心理学の学びと高校時代の友達の行動から、最近気付いたことを書きますので、少しお付き合いください。
私の高校時代は30年ほど前になります。当時、軟式テニス部に入っており、毎日練習に明け暮れていました。テニスが好きだったので、楽しい日々でした。
部員の中に一人、手に汗をかくのでジャージやスコート(テニス用のスカート)にフェイスタオルを挟んで手を拭きながら練習する友達がいました。
その子は、何度も手を拭くのでタオルは真っ黒になり、他の子からタオルのことを少しイジられたりしてましたが、カラッと笑っていて、みんなに好かれていました。
実は、私も手に汗をかく体質で、多汗症を知っている方もいるかと思いますが、テストのプリントがふやけたり、ピアノの鍵盤が滑る、指紋がつくとか、本当に嫌でした。
10代の頃は、それがバレるのが嫌だし、イジられるのが嫌で隠していました。
ちなみに、多汗症、特に精神性発汗の厄介なのは、意識すればするほど大量の汗が出てしまうというもの。
20代以降は、鍼灸、家庭での治療器具、皮膚科の薬など汗を止めようとしましたが、どれもそれほど効果はありませんでした。
同じ手に汗をかく、という現象に対する友達と私の違いが分かると思います。
友達は汗が出る→拭く
私は汗が出る→隠す・止めようとする→止まらないくて落ち込む
起きていることは同じなのに、対処の方法が違います。友達はあっけらかんとしていたのです。
毛嫌いするわけでもなく、あるがままでいる、という感じでしょうか。30年も前の友達から教えられている気がします。
タイトルに戻って、双極性障害であることを言うべきか?という悩みですが、言うか、言わないか?の二択ではなく、“隠していない”マインドで過ごすと楽でいられる感じがします。
双極性障害があるから、躁や鬱の現象が出る、それらのために人との関係に悪影響が出ない程度(自分が気持ちよく生活できる)にケアする。それが、
早寝早起き
運動
バランスの良い食事
服薬
これらは全て体調を整えるためにやっていて、隠すようなものでもありません。(わざわざ言うようなことでもありません)あっけらかんと毎日繰り返せば良いと思っています。
読んでいただき、ありがとうございました。
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