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【無職のなつやすみ】無職、絶え間ない時を過ごす。

無職については、
主体的無職と、
受動的無職が存在する。

つまり、
職を無くしたという無職と、
職を無くしてしまったという無職だ。

前者は、みずからが
無職に対して、

「そうしたいからしたのだ」

という強い意志が見られる。

後者は、
つまり、

「無職になってしまった。。」

という無職を、
ネガティヴに
とらえてしまっているのだ

私はと言えば、
そのどちらでもない。

つまり、
どちらであろうがお構いなし
まるで無職に興味のない無職

つまり、強い立場には
変わりない。

「焦る必要がある」
と言われれば、
怯えはじめ、

「まだ大丈夫じゃない?」

と言われれば、すぐに安心する

そういう男だ

そう思ってもらっていい。

よく考えてみて欲しい。

あの時、思い描いたヒーローたち
最初は無職だったはずだ

しかし、物語は、
はじまるのが常というもの。
 
 
これからの人生、
ドラクエだと思えば、
経験値も増えれば
レベルもあがる。

勇者は、最初は無名だったのだ。

俺は、とりあえず、
ドラゴンを倒すぜ


そういう奴が、
目の前にいたら
こう言うやつが現れるかもしれない

「とりあえず、
就職したら?」


おまえは、
相手の未来が勇者だと知れば
なんと浅はかな言葉を
吐いていたのかと思い知るだろう
村人よ


もしこれを読んでいる
無職がいたら
覚えておいてくれ

「お前は、大丈夫だ。」


だから言ってくれ、
俺も大丈夫だと

何回も何回も言ってくれ


不安がひしひしと募ってくる
募集してないのに募ってくる

俺は今日もカフェへ行く
家にいたらダラダラしてしまうからだ

仲間が欲しい

同じ人たちがいると安心したい

そういった心を
甘やかしながら
今日も絶え間ない時を過ごす


いつかどこかで
夢見た
大人の夏休み

あの日の子供の俺は、
カブトムシを追いかけながら
この同じ青い空を
見上げてたんだろうか?


夏の香りが
肌を刺す

この木漏れ日に
仕事なきかな


羽生善治の言葉で
締めたいと思う。

「運命は、勇者に微笑む。」
 
 
 
 
 

 
 
俺は、
ドラゴンを倒すぜ。

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