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2023-08-10 何かを続けられることこそが一番の才能だと思った話

絵が上手くなりたい。評価されるようになりたい。起業して成功したい。SNSでインフルエンサーになりたい…

いろんな「こうなりたい」や目標があると思う。僕にもある。

成功とは何だろう?目標をどうすれば達成できるのだろう?
ただ漠然とそんなことを考えたり誰かの記事や本を読んでいく中で、「続けられること」こそがその鍵なのではと思うようになった

イラストレーターの話に偏って恐縮だが、さいとうなおき先生を始めとして著名なイラストレーターは暇さえあれば描いているような人たちだ。
絵が好きだな〜上手いな〜と僕が尊敬している絵描きさんもみんな暇さえあれば描いているような人たちだ。

絵がめちゃくちゃ上手い一条レイ先生とポンケ先生の自身のことを書いている pixivFANBOX のエントリーを読んでも流行りひたすらに描いているのだ

描け!描け!描け!
大好きで何度も読み返した「かくかくしかじか」って漫画にもそんな事が書かれてた事を想い出した。


歴史を思い返しても何かを成している人は継続できている人ばかりの用に感じる。
アインシュタインはライスワークとして特許庁の仕事をしながらも自分の研究を続けていた。Linux の開発者リーナスは著書で「僕にはそれが楽しかったから」と言っている。ジョブスだって自分で作った会社をクビになったてコンピューターとグラフィック関連の事をやり続けてる。
ソクラテスは…ちょっと時代が古すぎて分からないけど、考えることばかりやってたっぽい印象を受ける。
誰の言葉か忘れたけど、こんな言葉も聞いたことがある。

したい人は 10000人、始めるのは 100人、続けるのは 1人

詠み人知らず


有名な「小さな習慣」とか「複利で伸びる1つの習慣」って本の中でも、モチベーションに頼らず継続できることが目標達成への近道とか、小さなことでも継続して積み重ねられると将来大きな差になるとか書かれている。

仕事が忙しいとか、疲れたとか、明日から本気出すとか。
何かを言い訳に努力を継続できないまま、何かになりたいと願うだけでは永遠に何者にもなれないんだなと改めて思った。永遠のワナビー
まぁ自分のことなんだけど。

仕事がボトルネックになっているのなら、「自分が本当にやりたいことは何なのか?」を考えて、仕事があくまで生活のためってなら
仕事が忙しくても何時には切り上げる。
疲れ果てないようにセーブする。
5分だけでも良いからやったを感じられるようにする。
仕事は交換可能なのだから、そんなふうにも出来るはずだ。
仕事に殉教する必要なんてない。そんなふうに考えてもいいと思う。
っていうか僕自身がそうしようと改めて思い直したのだ。


一方で現代は SNS とか世界が近くなった分、自分よりすごい人がいっぱい見れるようになってしまった。
自分より若くてすごいイラストレーター。自分より若くてすごいエンジニア。自分より恵まれた容姿のインフルエンサー。自分よりバズる SNS 投稿者。自分より登録者数の多いYouTuber。エトセトラ。エトセトラ。エトセトラ。

何かを始めようとしても、既にいるその分野のすごい人が沢山いる事が目に入ってしまう。永遠に小学校のクラスの中での1番だった自分は天才に違いないと思い続けることが難しい。モチベーションを折られずに続けるのもまた難しい時代だと思う。

モチベーションに左右されず続けられること。
自分はやれると信じて続けられること。
SNS から離れてみる勇気を持つこと。

トーマス・エジソンは「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」なんて有名な言葉を残した。
ここで言う 99%の努力ってのは"自分を信じて諦めずに続けられること"なんじゃないかと思う。
当然努力の方向が間違っていたら…ってのはあると思うけど。


眼の前の事に追われて何を一番大切にするかを見失ってはいけない。
そして自分が大切にすることを続けられることこそが1番の才能なんじゃないかな。改めてそう思ったのだ

ブルース・リーの「Don't think! Feel.」ってセリフにこんな続きがある

Don't think! Feel
It is like a finger pointing away to the moon.
Don’t concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.

ブルース・リー

月を指差す指先に気を取られていると月 (glory)を見失うぞ。
全くブルース・リーは良いことを言う。
人生は交換できないのだから、自分の目指す月を見失わないように気をつけなければならない



っと。ここまでで終わればエモい話なんだろうけど。
この継続することが才能になるのは、あくまで自己実現の話なんじゃないかなって思ってる。
成功はまた別の要素が絡んているように思うのだ。

なぜならば、ゴッホは生きている間は絵は全く売れず評価されたのは死後だ。ひたすら自宅で壮大な物語を描き続けていたヘンリー・ダーガーは死後偶然発見されなければ日の目を見ることもなかっただろう。
99%の努力を言ったエジソンより先に電話を発明していた グラハム・ベル はエジソンより有名ではない。などなど

成功については別のロジックがあるように感じているので、それはまた別のエントリーで書きたいと思う。


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