見出し画像

2023-06-04 Twitter に想うこと

プロフィールを見る限り Twitter を始めたのは 2008年7月 だった  
もはや 15 年近く1つのサービスを使っている事に驚いた。小学生が大学生になっているくらいの年月である。それくらい Twitter は僕のライフワークに組み込まれてしまっているのだ

思い返せば 赤ふぁぼ (当時は10いいねで凄いって感じだった) だったり、☆が♡になったり、Twitter で出会った人と友達になりコミケに出たりイラストの仕事をもらったり、知らない世界を知ることができたり… 今では本名より Twitter のアカウント名で呼ばれる方がしっくり来るくらいになってしまっている
僕の人生の中に Twitter くんが居てくれてよかったよ。なんて死ぬときには思うんじゃないかな。

それくらい感謝してる Twitter くんなんだけど、最近ちょっとだけ楽しくなくなってきたというか飽きてきた感覚がある。

個人的につまらなさを感じる原因は、おすすめタブと増えすぎた業者アカウントがたくさん目に入るようになったからな気がしている。

「このアカウントをフォローするメリット」「〇〇はプロフに」「〇〇が最高に便利だった」を連連発する名前にに業種っぽいことを書き連ねてるアカウント
トラブルや問題行動・タレコミ系の投稿が流れ続けるオススメタブ

前者は有益なアカウントもあるが、多くが承認欲求が見え透いている感じとか、嘘で塗り固められてる感があって苦手だ。
Twitter のタイムラインが純粋なタイムラインではなく、Twitter がカスタマイズしたタイムラインで投稿が流れるようになり、Twitter Blue と表示の重み付けのアルゴリズムが公開され同じような業者同士で「さすが〇〇さん!」みたいな無意味なリプをつけ合うことで表示順位を上げようとする。
ビジネス的には正しい挙動なんだけど…望んでない人間にとっては広告と同じでノイズになってしまう。

後者は Twitter が広告のインプレッションを上げるには Twitter の滞在時間が長くなる事が望ましく、どんな投稿がユーザーの滞在時間が上がるかを AI なりで測定した結果、トラブルや問題・タレコミなど人の怒りや悲しみを揺さぶるコンテンツが有効だと判断してしまった結果「おすすめタブ」にそういう投稿が溢れてしまったのだと思っている
Twitter なのか AI なのかは分からないけれど、利益への最適解を目指した結果そうなってしまっているのだろう

なぜ僕がそのようなアカウントを苦手に感じるのは何でだろう?と少し考えてみようと思った。
後者に感しては単純に自分とは関係のない物事に感情を揺さぶられ心のリソースを奪われるのをデメリットだと感じている

前者の業者系アカウントは、基本的にコンサルだったり情報だったり、インフルエンサー的な振る舞いが多いように感じている。
僕自身が美術をやってた人間だったり今も絵にしがみついている人間だからかもしれないけれど、彼ら自身が直接何かを産み出している訳ではないように感じてしまう所が苦手意識の根底にある気がしている

情報をまとめることだって立派なコンテンツであることは理解しているのだけれど… なんて言えば良いのかな、そっちの数が多すぎるんじゃない?みたいな感覚。チョコレートを作ってるのが 3 人なのに、このチョコレートが凄い!! って言う人が 100 人いるような感覚。
実際の一次コンテンツを作る人に対して、情報をまとめるだけの人が多すぎるように見える (可視化されただけだとも言えるが) し、本当に評価されるべきは一次コンテンツ作ってる人の方じゃない?みたいな。
そんな感覚があるから、紹介してる俺 / 私凄いでしょ!感を出してくるインフルエンサーやコンサルがあまり好きじゃないんだなって自覚した

自分で手を動かすよりあり物の巨人の肩に乗っかった方が賢い生き方だとは理解しているものの、すっごい個人的な感情を元にした嫌悪感というか苦手意識だった。

昔誰かが Twitter は言論プラットフォームみたいな事を言ってて、いやいや Twitter は俺の集めたおもしろ動物園やろ!みたいに思ってたことがあるが、今や情報商材と言論プラットフォーム化してる感覚になってきている

Twitter の Facebook 化のような感覚かもしれない。
匿名な有象無象の考えやユーモアが垣間見れる所が楽しい幼稚園の砂場だったのに、肩書引っ提げて真面目くさった意見と喧嘩する人が砂場を乗取ってしまったみたいな感覚。

コンテンツがつまらなくなったんじゃなくて、お前がつまらなくなったんだ。って事かもしれないけれど、そんなユーモア欠乏症が目に入る機会が増えた気がして、なんとなく居心地の悪さを感じるようになってしまってきている自分がいる

勧 人 花 満 勧
酒 生 発 酌 君
  足 多 不 金
于 別 風 須 屈
武 離 雨 辞 巵
陵    

さよならだけが人生だ。

アイカツ!風に言えば
また変わるときかもしれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?