初心者向け!AWS Lambda関数の簡単複製ガイド
皆さん、こんにちは♪
この記事では、AWS Lambda(エイダブリューエス ラムダ)というサービスを使って、すでにある関数を複製して新しい関数を作成する方法を解説します。AWS Lambdaは、サーバーを準備することなくプログラムを実行できるサービスです。AWSコンソール(管理画面)とAWS CLI(コマンドラインインターフェース)の二つの方法で説明しますので、お好みの方法を選んで試してみてくださいね!
1. AWSコンソールを使用した方法
既存のLambda関数のコードをコピーする
まず、AWSの管理画面にログインして、複製したいLambda関数のページを開きます。
関数の詳細ページにある「関数の概要」の隣に「ダウンロード」というボタンがあります。これをクリックしてください!
「ファンクションコード.zipをダウンロード」というオプションが表示されるので、これを選択し、ファイルを保存しましょう。
新しいLambda関数を作成する
ステップ1: AWS Lambda管理画面にアクセスする
まず、AWSの管理画面にログインします。Lambdaサービスのページに移動し、トップページが表示されたら、「関数の作成」ボタンを見つけてクリックします。このボタンは画面の上部に位置しています。
ステップ2: 新しい関数の基本情報を入力する
「一から作成」を選択し、新しい関数の名前を入力します。関数名はプロジェクトや機能に合わせてわかりやすいものを選びます。
ステップ3: ランタイムの選択
「ランタイム」とは、関数が実行されるプログラミング言語の環境です。Python、Node.jsなど、サポートされている言語から選択可能です。元の関数と同じランタイムを選んでください。
ステップ4: アーキテクチャと実行ロールの設定
「アーキテクチャ」を選び、関数が動作するコンピュータのタイプ(例: x86_64やARM64)を指定します。「実行ロール」は、このLambda関数がAWSリソースにどのようにアクセスするかを制御する設定です。新しい関数でも複製元の関数と同じロールを選択するか、適切な権限を持つ新しいロールを設定してください。
ステップ5: 関数の作成
すべての設定が完了したら、「関数の作成」ボタンを押します。これにより、新しいLambda関数が作成されます。
ステップ6: コードのアップロード
関数が作成されたら、新しい関数の詳細ページに自動的に移動します。「コードソース」セクションを見つけ、「アップロード元」をクリックします。表示されたオプションから「.zipファイル」を選択し、先ほどダウンロードしたファイルをアップロードします。最後に、「保存」ボタンをクリックして、アップロードしたコードが新しい関数に適用されるようにします。
2. AWS CLIを使用した方法
AWS CLIで新しいLambda関数を作成する
ターミナルを開き、以下のコマンドを入力して、元の関数の設定を取得します。
aws lambda get-function --function-name {複製元の関数名} --region ap-northeast-1 > original-function.json
新しい関数を作成するコマンドは、先に取得した設定を参考にしてください。例えば以下のように入力します:
aws lambda create-function --function-name {新しく作成する関数名} \
--runtime "python3.9" --role "{ロールのARN}" \
--handler "lambda_function.lambda_handler" --zip-file fileb://{ZIPファイルのローカルのファイルパス} \
--timeout 15 --memory-size 512 \
--region ap-northeast-1
ターミナルの出力が途中で止まった場合は、q を押して終了させてください。
参考文献
AWS公式ドキュメント: AWS Lambdaに関する詳しい情報が記載されています。
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