見出し画像

「頑張れ!」は根性論ではなく、身体感覚のこと

みなさん、こんにちは。
きどっちです。

久しぶりのnoteの更新です。これから不定期で、ちょくちょく書いていけたらと思います。駄文ですが、読んでいただけたら嬉しいです。


●「頑張れ!」は、根性論なのか?

何かミスをした時に、上司に対して
「次から頑張ります!」
といった、反省の弁を述べることは多いし、
一度は聞いたことがあると思います。

一方で、
「頑張る」「気をつける」といった全く気持ちの問題ではなく、
具体的にどう改善するの?何を変えるの?といった
ロジカルな指摘やプレッシャーをかけることも珍しくないでしょう。

日本において、この「頑張れ!」「頑張ります!」という言葉が
どこか体育会系的な根性論・精神論で片付けられるような節がある気がします。


●頑張る=身体感覚(物理現象)なのではないか?という仮説

そんな「頑張る」という行為を
精神論ではなく、身体感覚(物理現象)という観点で考えてみると
とても腑に落ちる感覚がありました。

それでは、
「頑張る」=根性論・精神論 ではなく
「頑張る」=身体感覚で考えるとはどういうことでしょうか?

それは、
「頑張る」=力を入れる(力む)
状態であり、

「頑張らない」=力を緩める(ほぐす)
という身体感覚だとしてみましょう。

僕自身の日頃の経験では、
仕事で高いパフォーマンスを発揮している時ほど
リラックスした状態であることが多いです。
(補足:仕事の性質上、PCに向き合いながら知恵を絞る系のことが多いです)

僕の場合は、リラックス度とパフォーマンス度は比例している
と言っても過言ではないでしょう。


●頑張った方がいいケース、頑張らない方がいいケース

では、どんな場面で頑張った方がいいのでしょうか?(力をいれる)また、頑張らないほうがいいのでしょうか?(力をゆるめる)

<頑張った方がいいケース>
主に力を入れた方がいい場面を想像してみてください。

・固い瓶のフタを開けるとき
・100メートルを全力で走るとき
・重い家具を運ぶとき
etc

こういったケースでは、
物理的な力が必要なので頑張った方が良さそうですし、
「頑張れ!」と応援した(された)方が良さそうです。

<頑張らない方がいいケース>
逆に頑張らない方がいい場面を想像してみましょう。

・大事なプレゼンの直前
・就職面接や面談など一発勝負の瞬間
・日々の仕事でのミーティング
・新しいアイデアを出すとき
etc

こうやって考えてみると、
普段の仕事は、意外と「頑張らない」方がいいのではないでしょうか。
(身体的に力を入れないほうがいい。という意味)

※もちろんですが「頑張らない」「頑張らなくていい」という意味は、
「やらなくていい」「諦めていい」といったニュアンスではありません。


● 根性論・精神論ではなく、身体感覚に意識を向ける

農業やスポーツのような場面では「頑張れ!」と言うことは良さそうですが、毎日の仕事では「頑張るな!≒力まない」を合言葉にできると良さそうですね。

仕事・業務の内容によって大きく変わりそうですが、
いずれにしても根性論や精神論ではなく、
身体感覚(力む時、力まない時)に意識を向けることは大事だと言えそうです。

今、自分にとって頑張り時なのか?(力を入れたほうがいいのか?)
それとも、今自分にとって頑張らない方が良いのか?(リラックスした方がいいのか?)

身体感覚に意識を向けて、力の入れる・力を抜くというスイッチを
自分の意思でうまくコントロールできるようになりたいものです。


ちなみに我が家では、「頑張らない!」が合言葉になっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?