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会議やプロジェクトを変えることで、組織が変わる!?

どうも、木戸(きどっち)です。

ファシリテーターをしたり、ティール組織(進化型組織)の研究や講師をしたりしています。

初めましての方へのプロフィールはこちらから。


まずは「単発の場」「プロジェクト」「組織」の関係性から

このnoteのトップ画像にしている全体地図の解説を少しずつしていきます。

まずは縦軸から。
縦軸は、時間軸が違うとイメージしてもらえるといいかと思います。

上段:単発の場(日々の会議、全社集会、合宿など)
時間軸でいうと30分で終わる会議から、丸一日の全社集会、2〜3日の合宿もあるかもしれません。

中段:プロジェクト
プロジェクトは、ゴールや目標設定があるものです。メンバーが数人から数十人集まり、半年かけてDXを進める、新入社員歓迎会を面白おかしく企画する、本の出版プロジェクトを立ち上げる。みたいなイメージです。数ヶ月から長くても1〜2年くらいのものが多いでしょう。

下段:組織
組織にはプロジェクトと違ってゴールがありません。

縦軸はフラクタル構造の関係になっている

この3つの関係性は、フラクタル構造になっている、ということだと思います。

組織には、複数のプロジェクトが同時に走っていると思います。時に新しいプロジェクトが立ち上がったり、終了するプロジェクトがあったり、1ヶ月や1年単位で定例プロジェクトが回っているものもあるかもしれません。

プロジェクトを見ていくと、キックオフの会議があり、定例会議があり、何か問題が起きたときの緊急会議があり、と会議をすることでプロジェクトを推進していきます。

そして単発の場。この会議であったり、全社集会や合宿、研修の場などの単発の場づくりが日々直面することが多いファシリテーションの必要性を感じる場なのではないでしょうか。

「組織」を変えるのは大変!?

この3年間はティール組織の研究や講師をしながら、フリーランスで組織づくりの支援をしてきました。

その中で、組織を変えることってやっぱり大変だ。とよくよく思うようになります。

たとえ組織構造(役割や指示命令系統など)を変えたとしても、日々の会議やプロジェクトが全然変わっていない、ということも少なくないなと感じてます。

『ティール組織』の著者フレデリック・ラルーさんも、ティール組織の旅路は最低でも3〜5年はかかる。と言います。

そこで逆説的に、日々の会議やプロジェクトの枠組みや設計を変えていけないだろうか?そうすることで、組織自体もじんわりと変化していかないだろうか?と考えるようになりました。


「単発の場」「プロジェクト」の風景を変える

といっても、その会議を良くしていくことが難しいんだ。と悩んでいるリーダーや管理職の方も少なくないんじゃないかと思います。

今日は横軸の解説を全くしていない(笑)のですが、これまでに実践してきた経験にさらに磨きをかけていきたいなと考えています。

具体的には、
・プロジェクトファシリテーションを探求する場をつくる(You Tube、リアル開催含め)
・自己組織化プロジェクトに関する書籍をつくる(むすびサイクルと言います)
・プロジェクトで使える、各種会議手法やワークを実践する会
・それらを学べる講座を開催する

あたりを1〜2年かけてやっていければと考えています。
まだ具体的なアクションはこれからですが、ぜひ一緒に探求していきましょう!!

TwitterとFacebookで発信していくことになると思うので、興味のある方は、Twitterのフォローをよろしくお願いします。


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