発音の勉強してみたので、コツをまとめてみたvol.1

発音の勉強を生まれて28年目、初めてちゃんとやってみた。これからも頑張っていきたいし、今のレベルではわからないことも多いので学べた部分をこうやって記録していきたい。

発音のトレーニングについてのマインドセット

・発音のトレーニングによってはコツや理論だけでなく、筋肉を鍛えないといけないレベルのトレーニングが必要。

・舌の位置をしっかりと確認する。場合によっては口が疲れるくらい舌や口を引いたり広げる必要がある。日本語にはない音はそもそも筋肉ができていない。毎日10分でいいからつづけると声が発音が変わってくる。

・発音のトレーニングは①理論や現象を知る②練習してなれる③当たり前にするの順で訓練していく(慣れるまで音源と一緒に練習する)

・発音を定着させるためには、練習あるのみ。コツを抑えて、発音・発音・発音とカラダに覚えさせる。
*頭で考えないと発音できないうちはまだ「発音に詳しい人」で、実際に発音がうまい人とは違う。
そして、もちろん日常生活でも英語にたくさん触れて、英語をしゃべる状態に見に置くこと。つねに発音のコツや理論を意識する。

・英語と日本語では音節の捉え方が全く違う。日本人の英語は母音を挟みすぎて音節が多すぎる。子音だけをしっかり発音できるようになれば、一気に英語がきれいになる。
音節が正しく把握できると、「正確に発音されるもの(内容語)」と「ごまかして発音されるもの(機能語→あいまい母音)」をきちんと分けることができる。(ストレスを区別できる)

・英語はリズムが大事!!音から入って、音で覚える
キーワードは「リズム」と「イントネーション」

英語の発音学習について参考にしたいサイト・書籍

英語には「あいまい母音・schwa(ə)」がめっちゃ多用される

内容語=はっきり正確に発音される単語
名詞、動詞、形容詞、副詞、疑問詞。ストレスの位置の母音は正確に発音される。それ以外の母音はあいまい母音(ə)となる。
機能語=ごまかしてあいまいに発音する単語
内容語以外のものすべて。冠詞、前置詞、代名詞、助動詞、Be動詞など。
機能語の母音は基本的にあいまい母音(ə)になり、ほとんど発音されない。

英語の子音についてのコツや考え方

・子音:口の中で空気の流れを妨害することによって発する音。
 母音以外のアルファベットで英語には21個の子音がある
*母音は日本語は5個、英語は25個の母音がある

・子音には「息をつかって空気が摩擦するときの音」・「口の筋肉をフルに使って出す音」「日本語と近いけどわずかな差を押さえればネイティブに近い音」などがある。

・摩擦音組:f  s  sf [ /ʃ/ ] th [ /ð/ ] [ /θ/ ] v
・筋肉組:r  w  y [ j ]
・日本語と近い組:l    
(「バンクーバー発音の鬼が日本人のためにまとめたネイティブ発音のコツ 話せる編」リチャード川口 著)

・[ 子音+r ]は舌を思いっきり引いて「たこみたいに口をすぼめて「う」の口で「うー」とこもった音を出す。(例: red [ぅれっど」)

・単語の最後のeは発音しない (me,he,she,see,beは別)
(例:made,hide,little,here,Japanese)

・子音の f と v の口は同じ
fは前歯を下唇にあてて息を出しながら発音する。続く母音が出るときに、下唇がぷるんとでてくる感じ。
vはfを声帯をつかって濁らせた感じの音(参照:pを濁らせた音がb、fを濁らせた音がv)

・l  の発音は「前歯の裏に舌をつけて、らりるれろ」
lの音は日本語にかなり近いので舌の位置をずらせばOK
①lの後ろに母音がある場合→前歯の裏に舌をつけて、らりるれろ
②lの後ろに母音がない場合→前歯の裏に舌をつけて、「うー」
 (例:call→かーぅ、feel→ふぃーぅ)

今後しっかり勉強したい発音の現象

・リンキング①:(子音と母音)
英語の音はつながる!子音と母音がくっついて一つの音として発音される

・リンキング②:(子音と子音)
子音の中でも伸ばせる音(f h j m n r s v w x y z)が連続した場合も1つの音になる。

※伸ばせる子音(f h j l m n r s v w x y z):口の形が大事で空気を流し込む系
 伸ばせない子音(破裂音:b c d g k p t)

・リンキング③:(母音と母音)・種類は2つ
1:「い」系(/i/やy/j/)の母音から母音につながる(発音記号のjはyのこと)場合
2:「う」系の母音から母音につながる場合、[ w ]の音になる

・消える音(破裂音やVの音)
破裂音(p b t d k g)のような伸ばすことができない音とvはその後に子音がくると発音せずに消して溜める。

・消える音(語尾の破裂音とVは消える)
破裂音(p b t d k g)のような伸ばすことができない音とvは文や単語が終わる場合も、ほとんど発音しない。ただし、実際に発音しなくても、その音を出すときの口の形はしっかりと作る。

・消える[ h ]
hは「はー」と息を吐くだけの子音の中で最も弱い音
hから始まる音が機能語の場合hは発音されずに前の単語の子音とhの後ろの母音がくっつく

・飲み込むtの音
tの後ろにnの音がきたら、tは発音せずにnを「んんっ」を飲み込み、鼻からだす感じの音にする。

学習の最後に

以下の2冊を元に学習してみた。個人的にはすごくわかりやすかった。というのも、音生CDが解説付きで吹き込まれていたのですごくわかりやすかった。このあとはイギリス英語系の発音本とネットの記事をしっかり読んでから「毎日少しずつ発音トレーニングをおこないたい」。



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