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おばさん構文の何が悪いんだ?

最近よくLINEの文末に「。」を打つ事は、Z世代には嫌がられる、という内容をよく見かける。

それ以前に「おじさん構文」「おばさん構文」というのがあるそうで、TVなどでも「あなたは大丈夫ですか?」という様な内容を見かける。

これに違和感を感じるのは私だけだろうか?

ただいま55歳、立派なおばさん年齢だ。その私がZ世代と同じ言葉でやりとりしている方が痛いと思うのだが。

そもそも、何でZ世代に気を遣わなきゃいけない?

もちろん色んな情報や知識のアップデートはしていきたい。

Z世代の流行を否定する気もないし、良いと思うもの、好きなものは取り入れていきたい。

友達同士でのLINEやりとりで、どんな言葉を使っても良いと思っている。
その時代その時代の言葉があるし、私たちの世代にもあった。

でも、TPOというものすら無くなったのだろうか?

仕事上だったり、友達でもない人から意味不明のZ世代にしか通じない略語やら流行り言葉を使われたら、「こいつに常識はないのか?」と私は思ってしまう。

私自身、普段からきれいな日本語だけを使ってはいない。

しかし、初めての方、仕事関連、目上の人、それぞれに使い分ける事は出来る。

全てのZ世代がそうだとは言わないが、出来ていない人が少なくないのも事実であり、そのまま社会に出てやっていけるとも思わない。

娘とLINEをしていて、1度だけ
「こういう絵文字使うのって、おばさん構文って言われるよ」と
言われた事がある。

「いや、おばさんだから」と答えたら、めちゃくちゃ笑っていた。

その時に娘と話したのだが、私が同じような言葉で話したりLINEする方が変だし、「痛い」と思わないか聞いてみた。

娘は「確かに!」と答えた。

末尾に「。」を付けると、怒っている様に感じるらしいが、だから私たちが変われというのは間違っている。

ある程度の年齢から上の人たちは、文末に「。」をつけるのが当たり前なのだと理解すべきだし、読みやすくする為に句読点がある事も分かるべきだ。

娘相手のLINEに「りょ」「り」と楽だから使う事はあるが、仕事や見上の方には「承知いたしました」と書く。

そんな訳で10代の子たちに「おばさん構文だね」と言われたら、この先も
「おばさんだし!」と胸を張って答えるし、「だね、じゃなくて~ですね、と書きなさい。」と、しっかり文末に「。」を付けて返信していく。

普段は自分の年齢を忘れているような55歳だし、夢は「ファンキーなおばあちゃん」と言い続けている私。


夏木まりさんのように年齢を重ねていきたいので、俗にいうおばさんくさい服装もしなきゃ、新しい事にもチャレンジしていきたい。

だからと言ってZ世代に迎合していこうとは思わない。

昭和の習慣でダメなものはダメだと思うが、いい事だって結構あるのだ。

いい事は大切に残し、新しい素敵な事は取り入れていく。

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