スープジャーレシピその0 ~ 1杯で完結するランチを目指そう
はじめに
このマガジンは以下の目標にのっとってスープジャーでお弁当を作っていこうというものです。
・スープジャー1つで完結するお弁当
・朝は包丁やハサミをできるだけ使わない
・調理時間は10分以内
・作り置きを使い回すのはOK
・材料費は税抜150円以下を目指す
真空断熱スープジャーの導入
もう春がそこまで来ていますが、寒くなくなっても冷たいお弁当よりは温かいご飯を食べたいものです。そして夏は冷たいものを食べたいものです。でも外に行くのは面倒だしお金もかかる……ということで、近年保温できるお弁当箱の需要が高まっているとかいないとか。
そんなわけで自分も節約目的でちょっと投資してみました、THERMOSの真空断熱スープジャー。
ちょっとピンぼけしてる
こちら、JBU-380のホワイト。型名の通り380ml入るタイプです。成人男性にはちょっと小さいかも。メーカー希望価格は結構するんですが、通販なんかを見ると実勢価格は2,000~2,500円というところでしょうか。保温機能を高める専用ポーチも1,000円ちょっと。箸とスプーンのカトラリーセットと合わせて計4,000円といった投資でしょうか。1日200円節約すればおよそ1ヶ月で元が取れるという単純計算(工数と労力は無視)
スープジャーの実力と課題
さて、その実力や如何に、ということで実際に余った豚汁で実験してみたところ、7時に入れて職場に持っていき、12時に開けてやけどしそうなくらいにアツアツでした。素晴らしいじゃないですか。
ところが、職場でコレを洗うとなると結構面倒なんですね。本体+外蓋+内蓋という3ピース構造になっている上に、パッキンなんかもあって合わせて5パーツ。これにご飯なんてつけたらその容器も洗わなきゃいけない。職場の狭いキッチンで他の人を待たせながらこれだけのものを洗うのは面倒であるばかりか心苦しいわけでもあります。ご飯容器はこれまたTHERMOSの真空断熱ご飯コンテナを使っているのですが、同じくらいのサイズでやっぱり結構かさばる。これらを一緒に持ち歩くのはなかなか面倒だなと思ったわけです。
左から本体、内蓋、外蓋。洗った直後なので濡れてます
スープジャー1つでランチを完結できないか?
ぼくはスープジャー1つで手軽にしっかりお腹を満たしたい。洗い物は最小限に満足度の高い昼食を安価に食べたい。
そこでみなさんはどうやっているのだろうと色々調べてみました。しかし探し方が悪かったのか、出てきたのは普通に「ご飯と一緒に持ち歩く」や「おにぎり・パンをつける」、あるいは「おかゆダイエット」などといった内容で、ぼくの望みをすべて叶えるレシピはなかなか見つかりませんでした。欲張りすぎだ馬鹿者がとGoogle先生に怒られた気分。
でも、なければ作ればいいのです。
ということで、この企画を始めようと思います。
スープジャー1杯で満足できるようなレシピに挑戦します。
コンセプトは「ゆるく、手早く、お手軽に」です。
毎日無理に続けるつもりもないし、寝坊したらおとなしく職場で仕出し弁当を注文するくらいの気持ちでやっていければなと思います。
用意する器具はスープジャーと直径14cmの小さな片手鍋(ミルクパン)。あとは電子レンジなんかを駆使していい感じにお腹を満たしていこうと思います。
また、できるだけ包丁とハサミは使わないようなものを。朝からまな板使って洗うのも面倒ですよね。
常備菜や作りおきを使い回すのはOK。それくらいはやっていきましょう。
コストは調味料を含まない材料費で税抜150円以下を目指します。
ということで、次回からは実践編をやっていこうと思います。では。
14cmの片手鍋。注ぎ口がついているのが大切。
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