1ヶ月自粛と3週間禁酒してみた話

　新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大により、本邦でもついに緊急事態宣言が出されました。ぼくは対象都府県に在住しているので、仕事の方も4/8から在宅勤務に切り替わっています。急に決まりました。急転直下。
　自分としては、早いところ在宅勤務になってほしかったのでそこの切替が早かったのは良かったところですが、やはり公私ともにいろいろ支障を来しています。良いところもありますが。それについてはまた今度。

　さて、今回は緊急事態宣言が出る前のことになりますが、種々の事情が重なって3月上旬から自粛をしていた話をしようと思います。

1．ほとんど外食しなくなった

　ぼくラーメン大好きなんですよ。結構な数の日本人がラーメン好きだと思いますけど。特に好きなのは地元札幌の味噌ラーメン。純すみ系LOVE。多いときで月に15回くらいラーメン屋に行く時期がありました。二郎系も月に2回くらい。
　けれど、この状態ですので、狭いカウンターで「密」の状態で食べたり行列に並ぶ必要のあるお店はどうしても足が遠のいてしまいますね。そんなわけで、3/4(水)を最後にラーメン屋には行ってません。その頃はちょうど、「無症状の若者が感染を広めている」と話題になった時期で、そんな中でランチに寄ったラーメン屋さんで高齢者グループが昼からビール飲んでるという光景が広がっていて、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
　感染防止対策に心を砕きながら営業しているお店は本当に勇気が居るし、大変だと思います。でも生活懸かってますものね。頑張ってほしいです。

2．お酒を3週間断ってみた

　ぼくのTwitterを見ている人は知っているかもしれませんが、結構お酒飲みます。毎晩ビールとか第3のビールを4缶程度。控えたほうがいいとはかねがね思っていたので、2月頃から「仕事のある前日は飲まない」ルールで酒量を減らしてはいたのですが、3月中旬に完全禁酒することになります。理由は出来物で形成外科行ったら抗生物質を処方されちゃったから。2回の通院で結局3週間アルコールを断つこととなりました。三連休に酒を飲めないなんてそんなことあってたまるかと思いながら我慢して曲を作っていました。
　お酒の代わりに飲むものとしてウィルキンソン炭酸水で冷蔵庫が満たされました。禁酒しなくても毎日4本くらい飲みたい。

3．早寝早起きにシフトした

　外食も控える。お酒も飲まない。家に帰って夕方にご飯を食べ、12時には寝る。家を出る30分前に起きて弁当を作るというリズムが出来ました（在宅勤務で崩壊したけど）。
　それまでは、25時とか26時まで起きていて、家を出る10分前まで寝てという生活だったのですが、それからすると遥かに健康的な暮らしになってしまいました。アルコールを控えてよく寝ると免疫が高まるそうですね。

　ちなみにこちらはFitbitで記録した自粛期間の安静時心拍数推移。一般に、この数字が低い方が心肺機能が高いとされます。長距離走や心拍数トレーニングなんかの指標になります。アルコールを飲んでると寝ている間も心拍数が高いので、この数値が跳ね上がります。睡眠時間が短くても安静時が短くなるのでやはり数値が上がります。禁酒＋長時間睡眠のおかげで心肺機能を高めるようなトレーニングをしなくてもこの安静時心拍数が下がっていったというわけです。この数字が下がるとなんか強くなった気がして嬉しい。

4．なんか痩せた

　さて、そんなこんなで心拍数以外にもこんなご利益が。痩せました。

　これはラーメンを断ってから30日間の体重推移と体脂肪率の推移。ちなみに身長は173cmです。
　お酒を飲まなくったのは3/15(日)から。体重・体脂肪率ともに右肩下がりを描いています。このグラフの期間は特に運動していません。形成外科のお医者さんに「運動は控えてください」と言われてたので。
　まぁ元々標準体重くらいで体脂肪も多くなく、割と太りにくい体質ではあったのですが、社会人になって不摂生が続くようになって少し脂肪が付きやすくはなった実感がありました。なるほど、首都圏に出てラーメン三昧と飲酒しまくりが原因だったか（自明）。
　晩酌って身体に良くないですよね。寝るちょっと前までアルコールとそれなりに高カロリーなおつまみを食べるわけですから。飲むときは炭水化物減らすからなんとか均衡を保てていたのかもしれないですね。

まとめ：　自粛したら健康になった

　そんなこんなで、自粛したら図らずも健康になったという話でした。まぁ事実上の節制だし当然といえば当然か。
　しかし、これが万人に当てはまるかどうかはわかりません。むしろストレスで不健康になるということもあるかもしれません。たぶん自分はまだ精神的に余裕がある状況に置かれているので、身体的に良い方向に作用したのだと思います。何事も相性と「ほどほど」が肝要。

　気が滅入るニュースが多く、外出できなかったりエンタメも制約されて鬱屈する日々が続いていますが、事態が収束した後に思い切り楽しめるよう、健康に配慮して頑張っていきましょう。